Lee Morgan 『The Sidewinder』

今日の一曲はこちら。

いつも私がアップする曲は
時代的に前のものが多いので
今日は旦那のもっているCDの中でも新しい曲を聴こう!!と思い
The Loonie Plaxico Group Live at Jazz standard というアルバムを選びました。
このアルバムが収録されたのは2003年。
それでも15年前です(笑)

さてアップしようとしたら
CDと同じ音源がなかったので
同じ人物であろう、こちらを貼り付けました。


The Lonnie Plaxico group の演奏。
https://youtu.be/cDMNTB6K-CU

演奏が一気に現代的になった感じがします。


そしてよく見てみたら
この『The sidewinder 』という曲はLee Morgan作曲と判明

ですから、一番上にはLee Morganの『The sidewinder』を・・・。

この曲はジャズ・ロック
The Lonnie Plaxico groupの方が
ロック感が強いような感じがしますが、どうでしょう。
Lee Morganの方もスネアが8ビートのロックですがあまり目立ちません。



コード進行はブルース。
でも・・・これは12小節で循環してなくて・・倍の24小節で循環しています。
3コード
どちらもピアノの音を聴くと3コードだと分かります。3つの和音を繰り返し弾いてます。
つまり24小節の中で3つのコードを上がったり下がったりしている感じです。

The Lonnie Plaxico Groupは洒落ていて
かっこいいニューヨーカーのジャズといった勝手なイメージ(笑)

Lee Morganの演奏は私にはちょっとラテンのイメージを感じました。
きれいなトランペットとサックスの音ですね。
トランペット リー・モーガン
サックス ジョー・ヘンダーソン
ピアノ バリー・ハリス
ベース ボブ・クランショウ
ドラム ビリー・ヒギンス

テーマの後
ソロは
リーモーガン
ジョーヘンダーソン
バリーハリス
ボブクランショウ
そしてテーマに返ってきて終わります。

バリーハリスと言えば・・・・
千里さんが偶然レストランで会い、
学校で講師として来ていたバリーハリスに
千里さんが声をかけたら
以前会ったことをしっかり覚えてくれていた
というエピソードを
9番目の本の中で紹介しています。

バリーハリスはビバップの伝道師と呼ばれているレジェンド
でも一つ苦手なことが・・・。
それがブルースです。
確かに苦手な感じがします。
ぎこちないソロ
レジェンドでも得手不得手があるんですね。
バリーハリスも同じ人間なんだとホッと一安心(笑)

その後、バリーハリスが
お年を重ねられ、
渋さを増した頃のCDを聴きました。
そのアルバムはブルース曲ばかり・・・。
素敵なブルースを弾いていましたよ(^_-)

バリーハリスの名演『Angel eyes』を貼っておきますので
よろしければどうぞ。
こちらは水を得た魚のような演奏です。
特に私のお気に入りは曲冒頭のピアノです(^_-)
https://youtu.be/rL_nfYf0wrw