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なぜ僕らは幼稚園児と親友になれないのか?



人間関係の定義が謎い…


どういう人間関係を想定されているのかが不明なので、なるべく丁寧にやりますね。

まず、僕が考えたのは

「子供預けたりが出来る程度の共助が可能な人間関係」

というものです。

ただ、これに関しては得られるかどうかは、運の要素が相当大きいです。

なぜなら、この手の共助を望んでいる人の絶対数はまず激減しているということです。特に都心部に於いてはその傾向が顕著です。

助け合いが可能なレベルの人間関係の存続を許容してるのは、基本的に1人で生きていくのが困難な地域になります。

それは経済的に困難であったり、マンパワーの不足による困難であったりしますね。なので、ヤンキーや団地文化、或いは限界集落の超濃厚人間関係なんかが代表的な具体例になります。


ということはですよ、質問者さんがこのタイプを人間関係の構築を希望されているのであれば、それはまずこういう状況にある地域、および社会に所属する必要があると僕は判断します。そこらへん、いかがでしょうか。


もし本気でやっていくならば、地域振興系のUターンやIターン系の就労補助を活用して、そういった地域に転居し、そこで根差すことを想定されると良いかと思います。

が、しかし恐らく想像されてる5倍から10倍くらい、ご自身が供出される様々なもの(マンパワーやお金、時間)が持っていかれると考えられた方が良いです。

この手の文化育ちであればまったく気にならない供出量でも、異文化から来られた場合、正直面食らうと思います。

「マジで?!そこまでする?!」
とか
「え?!それしないだけでこんな目に遭うの?!」

みたいなイベントが盛りだくさんなのは保証します。


で、さすがにそこまでではないよ、と。

どちらかというと、通常の範囲内というか、会いたいな、と思った時に会えて、一緒にご飯を食べたり、悩み相談ができたりするぐらいの人間関係が構築できない、という話だったとしましょう。


そこで、今度はそういう人間関係を構築するのに、何が必要か考えてみましょう。



まず、一番必要なのは何なのか、というとこですが、僕が考えるのは

【共通する体験や状態】です。


なぜ僕らが幼稚園児と親友になれないのか?

と考えると、ここらへんが納得できるかと思います。


なんで出来ないかと言えば、共有するバックボーンが異なりすぎるので、対等な関係を構築するのが極端に難しくなるからですね。


でも、たとえば、その幼稚園児が貴方と同じように人間関係が構築できないという悩みを抱えていたらどうでしょう?

親友にはなれなくても、同じ悩みを抱えた知人にはなれるでしょう。


2人でそれぞれ同じに悩みに向き合い、日々を過ごし、たまにお互いの状態を報告し合っていれば、友人にはなれるような気がしませんか。


とはいえ、さすがに、親友までいけるかというと、そこはやはり難しい。
だって年齢差が…共有してる経験が…となりますよね。


では、何を共有していれば良いか?
いくつかありますが最低限共有しておきたいのは

・言語
・文化
・経験してきたライフステージ


ここらへんでしょうね。
幼稚園児と親友になれないのは、ライフステージ問題がクリアされてないからですね。

他にも、相互に仲良くなろうとする意志も欲しいところですが、それは意外となくても状況や文化が勝手に整えるところがあるので、無理に持とうと頑張る必要はないような気がします。※でも欲しいことは欲しい


さてさて、それらの共有しているものがあるなかで、それでもまだ友人というか人間関係が構築できないとするならば、僕は質問者さんのおっしゃる「うっすらと嫌われている」というワードにヒントがあるような気がします。



正直なところ、「全員からうっすらと嫌われているよ」という言葉を我が子に向けるお母様のモラルというか、そこらへんに関してはドン引きなんですけど、まあ色々な家庭がということで一度納得しておきます。

問題は、うっすらと嫌われている言葉が正だった時です。
これは普通に困りますよね。


さて、そこで考えるべきは「何故嫌われているのか?」です。


以下有料ですが、興味があればぜひ読んでください。
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12月以降は月に5本を予定していますが、さらに増える可能性の方が高いです。年末年始に怒涛の更新をするかもしれません(フラグ)

毎週水曜日21時に更新を予定してます。



嫌われるということは、相手が質問者さんに対して不快感を抱いているということですよね。


じゃ、その不快感って何由来なのでしょうか。


人間が他人に対して不快感を抱くとなった時に考えられるのは

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僕は肉が好きです。ステーキ食いたい。