ニンジャスレイヤーTRPG第2版用プラグイン：◉◉タツジン：オスモウ

これはニンジャスレイヤーTRPG2版に追加のタツジンスキルおよびそのスキルを追加するための非公式プラグインです。このプラグインを使用したPCをセッションで使用する場合は、事前にNMに使用許可を取ること。

◉◉タツジン：オスモウ

このニンジャは敵に組みつき、持ち前の剛力を以て投げを打つオスモウの使い手だ。

前提：【ワザマエ】7以上、素手装備時のみ使用可能
効果種別：素手格闘系タツジン

このキャラはあらゆる『近接攻撃』の出目【6】成功時に『痛打+1』を得る。さらに、このキャラクターが敵を『近接攻撃』で拘束した場合、脱出難易度はカラテUH2となる。このキャラは加えて、以下のスタイルとワザを使用できる。

『●移動スタイル：電車道』
この移動フェイズは、タテ・ヨコ・ナナメのいずれかの一直線にしか移動できない。敵に接触した場合『近接攻撃』扱いの『固定ダメージ１』（回避NORMAL、『◉突撃』もしくは『★★ビッグ突撃』を所持している場合は固定ダメージ2となる）を与えそこで移動を停止する。このダメージを回避できなかった敵に『弾き飛ばし』を与えても良い。

『●戦闘スタイル：オスモウ』
連続攻撃上限2。『痛打』が付与された『近接攻撃』が発生した時、痛打・サツバツを無効とする代わりにその『近接攻撃』を『拘束攻撃』としてもよい。（拘束攻撃を選択した場合、その攻撃は回避HARDとなる）

『●ワザ：殺人スープレックス』
『拘束攻撃』が命中した時点で発動を宣言できる。自身は残りの連続攻撃をすべて失う。拘束を与える代わりに、対象とカラテ値NORMALで対抗判定を行い、勝利した場合、対象にダメージD3を与え、次の行動終了フェイズまで『不覚状態』とする。対抗判定に敗北した場合、拘束は失われそのままフェイズ終了となる。

◉突撃は基本ルールブック、★★ビッグ突撃は
公式のプラグイン『ビッグニンジャ・クラン』を参照のこと

☆◉レッサー・ディヴァイン・エンハンス

オスモウは元を辿れば神事であり、スモトリは聖戦士として邪を祓うとされている。古事記にもそう書いてある。

使用タイミング：手番「開始フェイズ」
コスト：精神力1、瞬時
ターゲット：自分自身
前提：なんらかのジツ値1以上、『◉◉タツジン：オスモウ』
種別：ジツ強化、エンハンス

このニンジャは、素手を用いた攻撃時に『近接攻撃ダイス+1』を得る。
さらに攻撃対象が種別ズンビー、もしくはズンビーニンジャであった場合、あるいは『◉ニンジャソウルの闇』、『★アクマヘンゲ』、『★★グレーター・アクマヘンゲ』を所持していた場合、その他NMの判断で有効とされた場合、神聖ダメージボーナス＋１を得る

◉ジャイアントスイング

敵をボーめいて軽々と振り回し、周囲ごと巻き込んで投げ飛ばす怪力無双の投げ

前提：カラテ8以上、『◉◉タツジン：オスモウ』

●ワザ：ジャイアントスイング
自身が『拘束攻撃』を敵に命中させた時点で発動を宣言できる。自身は残りの連続攻撃をすべて失う。対象とカラテ値NORMALで対抗判定を行い、勝利した場合、隣接している敵全員に対して1ダメージを与え（回避NORMAL、サツバツ、痛打、エンハンス不可、拘束対象は回避不可）、さらに拘束対象に弾き飛ばしの効果を与える。（この時点で拘束は解除される）対抗判定に敗北した場合、拘束は解除されそのままフェイズ終了となる

【拘束攻撃時に6,6】：隣接している敵全員に1ダメージを1回ではなく2回与える。
【拘束攻撃時に6,6,6】：隣接している敵全員に1ダメージを1回ではなく3回与える。

◉ボディスラム・ナゲ

敵を持ち上げ、荒々しく地面にたたきつけるオスモウの代表的なキマリテ

前提：『◉叩き伏せ』＋『特殊生い立ち：スモトリ崩れ』or『◉◉タツジン：オスモウ』

『◉叩き伏せ』の効果を近接攻撃ダメージ１＋回避ダメージ１（1手番1回限り）に変更する

◉ハキヨイ

オスモウはイアイドのタツジン同士の勝負めいて、出会いがしらの立ち合いが全てを決めることもある

前提：『特殊生い立ち：スモトリ崩れ』or『◉◉タツジン：オスモウ』
制限：1ターン目のみ効果を発揮

サツバツが出目【5,5】で発生するが、ワザ、ヒサツ・ワザへの派生はできない。（ナムアミダブツは通常どおりのルールで運用する）さらに移動した場合でも攻撃フェイズに集中状態に入ってよい

◉気合のダウン拒否

スモトリとしての本能と強い足腰が、ダウンや体勢の崩れを拒否する

前提：『特殊生い立ち：スモトリ崩れ』or『◉◉タツジン：オスモウ』
コスト：精神力１

このキャラが崩れ、もしくは不覚状態を付与された際、上記のコストを支払う事でこれを一段階回復する。（崩れは通常に、不覚は崩れ状態となる、複数コスト支払い可）なお、崩れ状態・不覚状態にする、ではなく崩れ状態・不覚状態と『見なす』効果に対しては無効

◉トペ・ハッソウトビ

近年の過激化したオスモウ・ショーではスモトリが高所からダイブし敵を攻撃することも珍しくない

前提：ワザマエ5以上＋『特殊生い立ち：スモトリ崩れ』or『◉◉タツジン：オスモウ』
以下の移動スタイルが使用可能となる

『●移動スタイル：トペ・ハッソウトビ』
タテ・ヨコ・ナナメのいずれかに一直線に飛行移動し、敵に接触した場合、そこで移動を停止して『近接3ダメージ』を与える。（回避NORMAL）このダメージが敵に回避された場合、あるいは敵に接触できなかった場合地面に激突したとみなされ自身が『回避不能の2ダメージ』を受ける。

◉鋼鉄の皮膚

このニンジャは鋼鉄のような分厚い皮膚を持ち、生半可な攻撃ではダメージを与えられない

使用タイミング：手番「開始フェイズ」
コスト：精神力1＋即応ダイス1、瞬時
ターゲット：自分自身
種別：ジツ強化

コストを支払うと同時に、特殊な体力+1を得る。これはダメージを受けた際、通常の体力より先に消費される。また★筋肉の鎧を所持している場合は得られる特殊な体力が+2となる。どちらの場合も、重ね掛けすることはできない。

★筋肉の鎧は公式のプラグイン『ビッグニンジャ・クラン』を参照のこと

◉体幹崩し

組みついた敵の体幹を巧みな体捌きによって崩し、極度疲労させる

前提：ワザマエ10以上＋『◉◉タツジン：オスモウ』

このキャラが敵を拘束状態にした際、その敵に対して即座に回避不能の回避ダイスダメージを１与える（1手番中1回まで）

◉凶器習熟

現代のオスモウでは凶器の使用は当たり前であり、あなたもそれらを扱うすべを身に着けている

前提：近接攻撃武器所持＋『特殊生い立ち：スモトリ崩れ』or『◉◉タツジン：オスモウ』

基礎ダメージが2以上の武器による『近接攻撃』の攻撃難易度-1してもよい。これは集中の行動難易度低下とは重ならず、この効果を使用した場合、あらゆる戦闘スタイルは使用できない。

◉毒霧

グリーンミストとも呼ばれる目つぶし。口内に含んだ毒液を噴射するが、毒液を口内に含んで本人がなぜダメージを受けないのかは神秘のヴェールに包まれている

使用タイミング：手番「開始フェイズ」
コスト：瞬時、回避ダイス2個
ターゲット：敵1体
発動難易度：自動的に発動
種別：射撃

戦闘中1回限り。ターゲットに『毒ダメージ1』を与え、崩れ状態にする（回避HARD）

◉スシ・リジェネレイション

スシを始めとする食べ物から効率よくカラテを摂取し、肉体を素早く回復させる

このニンジャが電脳ドラッグ以外の回復アイテムにより体力を回復した場合、1点多く体力を回復する。それがスシ種別を持つならさらにもう1点体力を回復する

◉ヨコヅナ・オスモウ

ヨコヅナはすべてのスモトリの頂点であり、最強の代名詞である

前提：【カラテ】14以上＋【ニューロン7以上】＋【ワザマエ】7以上＋『◉◉タツジン：オスモウ』
効果種別：最上位系

自分より体力が低い敵のみを『近接攻撃』のターゲットにしている場合、その『近接攻撃ダイス』が+1個される。体力の差が6以上あるならばこの値は+2となり、差が12以上あるならばこの値は+3となる。

◉ヒサツ・ワザ：ジゴク・ツキ

相手の喉を狙ったチョップ突き。絶命を免れたとしても呼吸困難に陥りジゴクめいた苦しみを味わうとされることからこの名がついた。

前提：素手格闘系タツジン、カラテ10以上
コスト：『精神力1』or『回避ダイス2個』
効果種別：ヒサツ・ワザ

このニンジャが素手種別の『近接攻撃』で『ナムアミダブツ！』を発生させた場合、その効果を直ちに『ジゴク・ツキ』に置き換えてもよい。

『●ヒサツ・ワザ：ジゴク・ツキ』：『痛打+D3』を得る（『回避：UH』）。この技によって敵にダメージを与えた場合、付属効果としてその敵が使用中のエンハンス、変身、継続効果種別のジツをすべて解除し（それがシナリオ中1回しか発動できないジツである場合、敵は直ちに発動時と同じ【精神力】コストを支払うことで、この効果を回避できる
）、次の手番終了フェイズまで『不覚状態』とする

◉ヒサツ・ワザ：パワーボム

暗黒カラテワザともされるヒサツ・ワザ。持ち上げた敵を容赦なく地面にたたきつける。場合によっては杭打機めいて、連続でそれを繰り返す。

前提：素手格闘系タツジン、カラテ10以上
コスト：『精神力1』or『回避ダイス2個』
効果種別：ヒサツ・ワザ

このニンジャが素手種別の『近接攻撃』で『ナムアミダブツ！』を発生させた場合、その効果を直ちに『パワーボム』に置き換えてもよい。

『●ヒサツ・ワザ：パワーボム』：『痛打+2D3』を与える（『回避：HARD』）。この技によって敵にダメージを与えたにもかかわらず、敵が死亡しなかった場合、さらに『近接ダメージ1+痛打D3』（回避UH）を与えてよい。この場合これ以降の連続攻撃は失われる。

◉ヒサツ・ワザ：ツープラトン・クロス・ラリアート

今こそ、愛とユウジョウ、勇気のヒサツ・ワザが炸裂する時だ！

前提：素手格闘系タツジン、カラテ10以上
コスト：『精神力1』or『回避ダイス2個』
効果種別：ヒサツ・ワザ

自身が拘束している敵に対して、カラテ10以上かつ素手格闘系タツジンスキルを取得しているキャラクターが【6,6】以上の出目を出した場合、あるいは味方が拘束している敵に対して【6,6】以上の出目を出した場合その攻撃を置き換える形で使用を宣言できる

●ヒサツ・ワザ：ツープラトン・クロス・ラリアート
この『近接攻撃』を『サツバツ！』の『出目2：頭部痛打』とし、痛打3D3を与える（『回避：U-HARD』、拘束の回避上昇分加算済み）。まだこの敵に対する『連続攻撃』が残っているならば、それは失われる。

もし、拘束側と攻撃側の味方キャラクターのユウジョウ値が3以上であれば、ユウジョウパワーを発揮し痛打4D3に。ユウジョウ値が4であれば痛打5D3となる。

なお、この攻撃が回避された場合誤爆として拘束している側のキャラクターがダメージD3を受け、攻撃側のキャラクターは次の手番開始フェイズまで崩れ状態となる。