MMDモデルを読み込んでリアルタイムモーションキャプチャできる「VCapStudio」というソフト
VCapStudioというソフトが公開されました。
http://mqdl.jpn.org/vcap/index.html
VCapStudioでは、MMDモデル(MikuMikuDanceモデル)を読み込んでモーションキャプチャが出来ます。
プログラミングもモデリングも出来るmqdlさんという凄腕エンジニアの方が作られているソフトです。mqdlさんは、XISMOというモデリングソフトの作者の方でもあります。
現在個人でVRデバイスを使用したフルトラッキングモーションキャプチャーソフトを開発しています。
— mqdl (@mqdl) January 18, 2022
今回、フェイシャルキャプチャーのみのVCapStudio無償版を公開しました。https://t.co/58fuHwNL2T
自作のMMDモデルを使用できます。興味のある方はご覧ください。※詳細はリプに続きます。 pic.twitter.com/0UegTCc08q
MMDモデルとは
MMDモデルとは、YouTubeとかニコニコ動画でよく見る下の動画で使われてるようなやつです。
元々、初音ミクを動かしてアニメーションするために作られたMikuMikuDanceという無料ソフトがあり、それが当初ニコ動を中心に広まっていき、そのソフトの中で初音ミク以外のモデルも読み込めるようになった、というのがMMDモデルだと思います。ファイル拡張子は「.pmx」となっており、ニコニコ立体等のサイトで配布されています。
使い方
詳しい使い方は、VCapStudioのダウンロード先のpdfファイルの中に記されています。現状、iPhoneのアプリと接続をして使用する形になっております。
iFacialMocapと連携
VCapStudioは、iPhoneX以降に搭載されている「FaceID」と呼ばれる機能を使ったモーションキャプチャに対応しています。
iFacialMocapというiOSアプリがAppStoreにて980円で公開されており、こちらと連携することで使用が可能です。
ちなみにiFacialMocapは、この記事を書いている私の作っているアプリでもありますが、mqdlさんの方が遥かにレベルの高いエンジニアの方なので、連携してもらっているのは有難いながらも心苦しい感じではあります。VCapStudioのフェイストラッキング機能は、iFacialMocapを購入すれば無料で使えますが、今後VRデバイスを使ったボディモーションキャプチャ機能が有料で公開される予定のようなので、そちらを是非購入してみてください。
iFacialMocapは、VMagicMirrorやLuppet、HANA_App、VSeeFace、kaodayoなど、VRMという拡張子を読み込めるソフトウェアにも対応していて、MayaやBlenderとも通信できるので、そちらの方も試してみてください。
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