FACEMOTION3Dのリリース経緯について
この度は、FACEMOTION3Dというアプリをリリースすることになりました。元々、前身であるiFacialMocapというアプリを私が個人で制作していたのですが、FACEMOTON3Dはその上位版のような位置づけとなるようなアプリになっています。
位置づけとしては上位版ではありますが、完全にiFacialMocapの頃にあった機能がすべてあるかというと現時点ではそうでもないです。DAZ Studioとの通信機能など、追加のソフトウェア対応などがメインとなっております。
iFacialMocapというアプリを2020年の1月にリリースした後、2020年の2~3月頃にKennethというモデラーの方から声をかけてもらってFACEMOTION3Dの開発を始めました。最初は、「録画データをFBX形式でデータ出力する機能をつけるといいよ」という軽い要望のようなメールがKennethから届いたところから始まりました。
実際に私がiFacialMocapにFBXデータ出力機能をつけたところ、積極的に「一緒に仕事しよう」とプロジェクトに誘われるようになりました。最初のうちは、「2つのアプリを同時に更新し続けるのは難しそうであること」や「既にフェイシャルモーションキャプチャアプリは沢山あるのでそんなに旨味のない世界である」ことなどを理由に、お断りさせてて頂いていたのですが、彼の誘いが粘り強かったため、私は彼の誘いを受け入れることになりました。
私の側から彼への提案は、「iFacialMocapと親和性の高いものであればいいよ」ということと、「iFacialMocapのアップデートに制限がかかるようなことがないよう、約束してもらえるなら大丈夫」ということを伝えて関係が始まりました。
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