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#48 2018.02.12 原宿ストロボカフェ 大原ゆい子ワンマンライブ「星の歌を辿って」セトリ&観戦レポ

「前置き」

2月12日ついにこの日の夜がやってきました・・・念願のワンマンライブ、ワンマンライブですよ!もう一回言いますワンマンライブ!!

・・・そんなことしてるから文字数多くなるんですよね・・・。今回もやばいことになるでしょう。公開出来るの何日かかることやら。極力まとめながらレポすることを心がけます。でも今回は無理です。

そう、遂に「大原ゆい子」初のワンマンライブがやってきました!なんせデビュー前からの活動含めても初。そのライブに立ち会えることが出来るなんて。こんな嬉しいことは他にないでしょう。

会場は原宿ストロボカフェ。まさかの(失礼ながら)チケット発売から6日でソールドアウト!着座で80のキャパなので当然ちゃ当然ですが、もうちょい大きい箱でも良かったのかな。おそらくゆい子さんが慣れた場所でもあるここにしたい、という希望もあったから、かもしれません。

17時から事前物販始まります。こちらもまさかの(失礼じゃない)4日くらい前でしょうか、ワンマングッズが発表されました。なんでこんな遅いの?というのは今日はなしで、なんと「夢T」です!ゆい子さんの夢ツイートがついにTシャツになりました!しかし物凄いデザイン・・・一体どの夢やら(レポ後半で解ることになりますが)

そしてフラワースタンド!初ワンマンだけあって気合が入ってる出来栄え!なんとトップにはリトルウィッチアカデミアのプロ作家さん左藤先生のイラストが飾られるではありませんかっーーー!すんげぇっ・・・

これはテンション上がりましたね!!

下のボードにはこっそり「おむすび」一同より、と。「大原ゆい子」ファンの総称となったようです。もちろんゆい子さん公認。というかゆい子さんの、サポートメンバーを決める企画だったのに、勘違いから我々ファンのことを「おむすび」と呼ぶことになりました。

なので、特定のグループを指すのではなく、大原ゆい子さんファンになった時点で「おむすび」の一員になるということです^^;

一応解説しておくと、ツイキャス上の質問(サポートメンバーの名前を考えて下さい)の解答の一つに、「お結び」、「結」の字が違えど「ゆい子」にちなんで、ライブに来るお客さんと「大原ゆい子」が結んでいくように。というようなニュアンスの文をゆい子さんが大変気に入り、「じゃ皆さんはおむすびってことで。」そんなノリで決まりました。

しばし誰も使ってなかったんですが、このフラワースタンドに飾る名前どうしよう、ってなったとき、団長の「おむすびでいいんじゃない」の一声で決定しました。

いよいよ18時半開場、開場直前には当然ながらすごい人!ワンマンライブ、全員ゆい子さんが大好きな方々のみが集まりました。なんて感動的な光景なんだ、もう既に泣きそうになりました。


「ワンマンライブ」

19時開演です。5分ほど押してスタート。サポートメンバー吉田さん、多ケ谷さんそして意外にもここでゆい子さんが登場です!

なんとまずは見慣れた3人のみのアコースティック編成。

スクリーン(壁)に映像が。今宵のワンマンの特種効果はこの映像のみでした。ゆい子さんがツイキャス告知ツイートなどでたまに出てくるような景色です。夜の空が映し出されます。

1「夜になれば」

ついに始まりました。なんと1曲目は完全に意表をついたセトリ。絶対に当てさせないセトリですね。(そういやセトリ予想自体してませんでしたが1曲目は星木々と読んでました)

ゆい子さんのギター弾語りです。吉田さん多ケ谷さんはそれぞれ下手上手にいますが演奏せず。おおぉ、やっぱりゆい子さん1人演奏はいい!ひっさびさの、そう1年3か月ぶりのライブでの弾語りです。

これを待っていました!

2「星に雲に揺れる木々に」

続けて、ここからはサポート2人の演奏が加わります。しっとり目の曲からスタートしていく感じですね。箱はもう完全に大原ワールド、ゆったりとした空気感で満ちています。

心地よすぎる。背もたれ付きの椅子だったらいってるとこでしたね^^;

いつぞやのツイキャスでゆい子さんが言っていました。「座ってお客様が眠くなるような、しっとりとしたライブをやりたいな。」

多分その頃にワンマンの話が出ていて構想の基盤となっていたのでしょう。

ほんと心地よい。

MC

サポートメンバー、横瀬さん蛇石さん逆井さんもステージに登場。全員揃います。

「ワンマンライブへようこそお越しくださいました。お昼から来て頂いた方もありがとうございます。座ってのライブになります。お尻の方が痛くなると思いますが、そんな時はちょっと動かしたりしてくださいね」

「あと事前につぶやいたオリジナルドリンクはもう飲みましたか?飲んで、お腹が痛くなったらそっとお手洗いに行って頂いたり、体調良くないなぁってなったら無理をせず。長丁場になりますので宜しくお願いします」

「Magic Parade」

の曲紹介に客席から「おおぉ」とどよめきが

3「Magic Parade」

このマジパレはほんと良かった。当然これまでも良いことに違いないんですが、なんといってもアコースティックにベースが入るとこうも違うものなのか・・・!!

まさに音の基盤となり、底から心臓を鼓舞してくれる感じがたまらなかったです。今宵このベース音にやられっぱなしでした


マジパレも終わり、一旦ギターを側に置きます。そして映像が。ここでは波の音が。もうすぐ次の曲が解りますね。

4「煌めく浜辺」

夢の2曲が終わり、朝を迎えた。という流れを感じました。やはりベース音が入ると違う違う。音の厚みが凄かったです。

5「光の淵」

この2曲連続は良かったですね。作品自体も「宝石の国」に基づいていて連続性のある構成なので、続けて演奏することでそれぞれがより活きてきます。

6「言わないけどね。」

さらにMCなしで。しばし沈黙のタメがつくられてからのサビスタート。ここの切り替えがめちゃ良かったです。しっとり目で続くかと思ったらそうきたかっ

がらっと表情を変えて歌うこの曲幅の大きさ、これぞ「大原ゆい子」の神髄。

そしてこの曲の中で声の使い分けの表現方法に、この振幅の凄みが集約されているんですよね。

大サビ前の「会いたいの代わりの言葉、探しているの」の「探しているの」の部分。

女の子の言えない本音の声を一瞬だけ出し、そして次の瞬間いつも通りの元気な声に戻り「勘違いされちゃってもいいよ」と明るく振る舞う。

この部分です。このパートに「大原ゆい子」が集約されています。この「大原ゆい子」の曲の振幅、さらには1曲の中でも声を使い分ける能力、凄まじい。何度聴いてもこのフレーズで、その才能に感銘し鳥肌が立ってしまいます。

それをこうして生で聴けるなんて。嬉しくてしょうがないですね。リリイベの時もこの部分はとても良かったです。大阪リリイベ行きたかったなぁ~


MC 

「言わないけどね。でした。「からかい上手の高木さん」観ている方?」はーいとサポートメンバーが客席より大きく挙手。会場笑い。「今日はリアタイ観れないかもですが観られるようにしたいです。」ちらっと吉田さんを見るゆい子さん

「お、お、お、俺は帰るよっ!」と言い切る吉田さん。会場大爆笑。

続いてこのタイアップの話が来た時の様子を細かく話してくれました。「夏の地元のお祭りに行ってる時で、浴衣着ながら「えぇ!えええぇー!きゃー!」って叫んじゃって」

浴衣と言えばこちらですね

https://twitter.com/ohara_yuiko/status/892734769548546048

この時だったとは!以前私のツイートで9月くらいに、と書いちゃいましたがさすがにそれだと期間短すぎですからね。でも8月2日のツイートか。となると9月のは「木星バット」がカップリングに決まった時だったかも・・・

やっぱリリイベの時確認しておけば良かったぁ・・・。絶対もうちょっとしたら聞いても「うーん覚えてないですぅっ」ってかわされるから・・・

さてさて、MCは続き。「普段ではしっとりとした曲が多いのですがこの曲では新しい部分も見せられたのかな、と」

「「からかい上手の高木さん」観ている方はわかると思うんですが、高木さんは西片に私、嘘つかないから、って言っているんですよね。私は好きな想いを素直に言えないタイプなので、歌や曲に想いを込めています。次はそんな歌を」

7「イエスかノーか半分か」

そう。今宵鍵盤がセッティングされていません。なのでこの曲はないだろう、と本編が始まる前に並ぶ楽器を見てそう悟った方も多くいるのでは。曲紹介された時、ここでも歓声が起きました。

アレンジは音源化されているバージョンでした。甘~く歌いあげます。ライブもかわいい声パートに入った模様です。

MC

「ねぐせが付いてる人、ねあとが付いてる人」もう次の曲言っちゃってますね。「ちょっとだらしない人が好きで」

「好きな人がいる生活ってすごくいいですよね。世界が変わる感じがして、朝起きてそう思うだけでもう幸せになれる。スピッツさんとか、ユーミンさんとか、同じクラスに好きな人いると。私の好きな皆さんに(なぜかここだけぼー読みで、客席から笑いと、少々の突っ込みが)ん、おかしいぞ。今日は真面目にやろうと思っていたのに段々転がっていく・・・」会場爆笑

「大好きな人を思い浮かべると軽い気持ちになる、そんな歌を」

8「ねあと」

今宵もこの曲は小さくフリをつけながら歌います。これがめちゃめちゃかわいい。

「目が合う度にドキドキしてさ」のところでほんの僅か、時間にすれば0.08秒目が合い、完全ズキュンとやられました。ほぼ妄想でしょうが、

思えば今回はここくらいかなぁ、目が合ったと認識できたのは。何たってワンマンライブです、観客全員がゆい子さんを大好きな人ですから。そりゃ確率はどどんと落ちますよ・・・えーん。

9「ユビオリ」

MCなくそのまま歌に。イントロでぐぐっと来ますよね、、「ねあと」からの緩急つけた攻撃、これほんと効きます。

さっきまでかわいい顔みせていたかと思えば急に真面目になる。普段もこうなんだろうな、って妄想も絡めながら。「ねあと」でオープンザハート(なんだそれ?)になってしまった状態にどかっと直球が突き刺さる感じ。心にめちゃしみます。

思えば何だか久々のユビオリですね。昨年の8月ODD以来。いい歌が多過ぎて中々ライブで聴けない問題が激増しています。これはライブたくさんやってくれれば解決しますが^^

10「さよならの行方」

来ました来ました!この曲の声がほんとに好きです。Aメロからもう、なんでしょう。このどことなく切なく、いつもの声と違うんですよね。この曲だけ。しっとりしたメロディだけど力強い芯の通った声。

このMCなしの連続攻撃、とても良かったです。

*映像が流れ宇宙空間のような、夜空。その間にギターを再び持つ

11「透明な翼」

今日1を敢えて、勝手ながら決めさせて頂くとなると、この「透明な翼」でしょう。実のところ宇宙っぽい星空の映像だったので「時のミラージュ」だ!と思ったんですが^^

「透明な翼」もとより個人的にも常にベスト5に入る曲なので贔屓点はありますが。そしてライブ後の皆の感想も評価高かったです。

Aメロからキラキラしたメロディだけど切ない歌声。そこから徐々に空に向って駆け上がっていく感じと合わせて声が高くなっていくのが好きです。

そしてここで特殊効果(もう1つありました)ミラーボールが炸裂っ

すごく幻想的な空間でした。

終演後、知人からあの曲は何だ?と聞かれ、その方終演後物販でCDを買っていきました。そういえば年末の振り幅の時も「透明な翼」とても良くてその後の物販でCD買ったという方いらっしゃいました。

この曲、すごいんですよ。90年代の曲調というのかなんかこう懐かしいメロディライン、そしてそれにマッチする歌声。作詞作曲「大原ゆい子」だから生まれる歌。この曲は特に世に広まって欲しい。

12「木星バット」

「次はあの曲やっちゃいますかぁ?!」珍しいフリ・・・、いや初めてでしょう!前曲からまた一気に表情を変えノリノリになります。「木星バット!」客席歓声。

あかん、こうレポ書いててまたあの興奮が蘇る。ここの流れ、ってかずっと最初から最高過ぎるでしょ、セトリ眺めてるだけ倒れるっつうの。ゆい子さんめ

このセトリ、完全観客全員倒す作戦だ。スタンディングなら間違いなくいっていたでしょう。

手拍子のレクチャーは軽め。そうか、リリイベの時の徹底的な解説はここへの布石だった訳ですね。当然ながら客席もノリノリ。楽しかったなぁ。何度思い出しても鳥肌が同じようにたつ。

こんな曲、かつてなかったしこれからも出てこないんだろうな、そう思ってしまうくらいもの凄い曲。

皆さんのライブ後の感想もやっぱり強い「木星バット」。そして歌われなかったこの1年間、この日このために温めてきたんだな、と再認識しました。

MC

「残り僅かになりました・・・」「どえ~!!!!」本当に楽しい時間はあっという間ですね。「いつも曲を聴いて貰えて嬉しいです。曲を作って、皆さんに聴いてもらえる。誰も聴いてもらえないとただ一人で歌っているだけですから。」

「人生のこの時を一緒に過ごせるって奇跡ですよね。人生や生活に添えて曲を書きたいです。楽しいこと、辛いこと、元気を出してもらうためにもこれからも一緒にいられたらいいな。」

13「ノスタルジア」

ゆい子さんの思い入れが強い曲。より大切な場面で登場します。今宵もワンマンの核となる部分、想いを込めたMCでその強い気持ちが伝わりました。

ここでも緩急の付け方がすごい。ラストにさしかかってくる切なさ、寂しさ。それに混ざり合うよう「ノスタルジア」が心に入ってくる。泣かずにはいられません。

MC 「最後の曲になります。今日はありがとうございましたっ」

14「世界のどこかで」

前曲から流れるように演奏を続けます。何となく最後は「セカドコ」「星を辿れば」どっちかだな、とは思っていました。一部のラストはこちらでした。池袋ハロウィン以来。この曲も前奏でもう号泣。

パパンの手拍子もさすがにワンマンライブ。見事に綺麗にはまっていました。

2016年5月12日ライブのラストに演奏された「世界のどこかで」でファンになることを決めたので思い入れの強い1曲。私の中でも大切な大切な1曲。

今もなお、あの時の気持ちは変わっていません。色々あるけれどこうして「大原ゆい子」を応援し続けてきて良かった。今日、この最高のステージを観ることが出来ましたから。

感動の一部のフィナーレ。


アンコール

5分程でしょうか。コールは続きグッズTシャツに着替えたゆい子さん。一人で登場です。まずはTシャツの話

「夢ツイートしているんですが、それがついにグッズになりました。どの夢かは前のを見ればわかると思うんですが、2016年5月の夢だったと思います。あ、言っちゃいましたが」

それだけヒントもらえれば速攻です。

https://twitter.com/ohara_yuiko/status/736679794201399298

こちらの夢ですね!

「これがシリーズ化することも密かに狙っています」舞台袖にいる水野Dに向かって話しますが、水野さん全く聞いてなかった模様。


ちなみにゆい子さんの夢の世界を想像して、私が描いたもの。あながち間違いではなさそうです・・・^^


続けて「本日、皆さまにお渡ししたCD。このために書き下ろしました」

15「星の歌を辿って」(ギター弾語り)

弾語りです。やっぱいい空間ですよね。なんだかんだでこのスタイルが一番好き(立ってギター演奏が一番ですが)。これからも「大原ゆい子」の「個」の姿をたくさん見たいです。

限定CDで曲を聴いていない方に説明するのは困難過ぎるので、詳細は避けます、いや説明出来ないです。しっとり目の曲調です


歌い終わり、サポートメンバー再登場。メンバー紹介。今宵も最強過ぎるサポート、ありがとうございましたっ。完全生音のみのライブ、感動しました。

16「星を辿れば」

やはりラストはこの曲ですよね。アンコールで「星の歌を巡って」を歌ったからアンコールも終わっちゃうかも・・・と心配しましたが。サポートメンバー紹介で一安心^^

これぞ「大原ゆい子」エンディング曲ですね。「そう、泣いて笑って食べて寝ても」。このパートの歌詞につきます。

1日の終わりにぴったり、そして今宵のライブ「星の歌を辿って」のラストにもぴったり。

この楽しい夢のような時間がずっと続けばいいのに。いよいよ終わってしまうんだなぁ、、


ダブルアンコール

コールがけから1分も経たないくらいすぐさまにゆい子さんステージに戻ってきます。そして再び挨拶「今日は本当にありがとうございます。長い間座ってお疲れになってると思います。本日はこれで終わりになります。これからも宜しくお願いします」

これは見事でしたね。

ダブルアンコールは来ないだろうと思い仕掛けたんですが、まさか予測されていたとは。ちゃんと対策も練られていたんですね。この辺の説明もゆい子さんの人柄が出た一面でした。最後の最後までいいところを見せてくれます。


終演

2時間と言えどもほんとあっという間の2時間。これまでのライブ、長くて40分が最長。(私個人の参加の中で)ツーマンライブこそはあったが(あれは何分かは割り出せない・・・)普段の3倍の時間。曲も16曲と、こちらも通常のほぼ3倍。

ほんとに見応えがあった。完璧の一言で締めてしまうには申し訳ないですが、完璧でした。今の「大原ゆい子」を存分に発揮出来たワンマンライブでありました。

せっかくなら「莟」「時のミラージュ」の2曲。音源化されてる(12日の時点で)のはあとこの2曲だけだったので、全曲やって欲しかった気もします。が、それは贅沢な話ですね。

ワンマンライブ、それも「大原ゆい子」初の。偶然が重なって「大原ゆい子」を知ることが出来、そしてここの場に入れる。「大原ゆい子」と同じ時代に過ごせ、彼女の歌を生で聴ける。ほんと幸せな人生だな、と再認識しました。

これからもさらにもっと大変な事、困難や、大きな壁も、色々やってくると思います。今日魅せてくれた「大原ゆい子」なら何が来たってへっちゃらです。

遠慮なんていらないです。周りの目、意見(マイナスな)なんて気にせず、突き進み歌い続けて下さい。ゆい子さんなら絶対に乗り越えられますから。

そして私にとってはもう欠かせない人生の一部です。それを楽しみにしてこれからも聴きに行きます。楽しみにしております。

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