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雪かきは好きだけど、こう毎日だとしんどくなってくる

小さいころから、雪かきが大好きでした。
敷地内に雪を捨てるスペースがなかったので、80メートルほど先の公園に運んでいました。
ボブスレーに積んだり、スノーダンプに積んで何往復も。
どっさりとあった雪がだんだん片付いていくのが気持ちよかったです。
働いた感が目に見えてわかる作業が大好きです。

ママさんダンプと呼んでいます
だいたい15センチ以上積もると出動
ダンプ出動となると、最低で1時間以上かかります
今はプラスティックせいで軽いけど、
昔は鉄製で重たかった

実家では、雪かきは主に父と私の役割。たまに母。
身体の弱かった兄とは、一緒にした記憶はあまりありません。
父が雪をかいて集めて、私が運ぶ。そんな役割分担でした。

相方(夫)は静岡出身、社会人になってしばらくしてから札幌に移り住んだため、雪かきスキルが低く、もっぱら私が担当しています。
大雪の時は一緒にしてもらいますが。

今は相方(夫)が単身赴任中なので、一人でせっせとかいています。
楽しいからそんなに苦ではないのですが、もう若くないせいか、さすがに毎日大雪が続くとちょっとしんどいなあと思うようになりました。
ダンプを出さずにできる日が続くのは平気ですが、ダンプ出動の日が続くとさすがに、うーん、しんどいなあ、と。

だいたい15センチ以下で軽い雪の時に出動
重い雪を上に積み上げる時に出動
持ち手があることで、ある程度重たくても持ち上げられるのです

相方(夫)は、無理しなくていいんじゃない、やれるときにやれば、と言っていたころもありました。
雪のない国の人あるあるの提案です。
雪国人は、今日降った雪は、今日のうちにかいておく。
なぜなら、放置した雪は固くなり、簡単には運べなくなるのです。
下手したら、春になって解けるまでそのままってことも。

相方(夫)は、止んでから雪かきすればいいんじゃない、と言っていたころもありました。
雪国人は、雪が降っていても雪かきをします。
なぜなら、家を出るための道をつけなければなりません。
車を持っている人は、車を出すために。
配達に来る人のためにも。
たとえ雪が降り続いていても、夜にどっさり積もった雪を一度寄せておくことで、次の雪かきは楽になる、そんな気持ちもあります。
なのでテレビでよく雪が降り続いている中で雪かきをしている姿が映りますが、そんな理由があるのです。私の持論ですけど。

我が家の前は歩道のない7メートル幅の道路なのですが、車を出すためにもある程度は道路の雪も寄せなければなりません。
10センチ以上降ると除雪車が通りますが、かき分けた雪は家の前に置いていくので、それも片付けなければなりません。
道路の雪だから道路のわきに積み上げればいいのですが、道幅が狭くなるので限度があるため、庭に運ぶことになります。
効率よく庭に積み上げていく作業は、なかなか楽しかったりします。
ただ大雪が続くとスペースがなくなってきて、頭を悩ませます。

今季は、12月は雪が少なくて、このままだといいなと思っていました。
まあ、そんなことは絶対になくて、一冬終わるとちゃんと帳尻が合うことは身に染みてわかってはいるのですが、期待してしまう雪国人。
案の定、1月に入ってから、どかどかどかどか。
もうね、寄せるところがなくなってきましたよ。

でもまた今日も朝から雪かきでした。
ううー、ちょっとだけ雪のない国に行きたいかも。

それにしても雪かきだけで、けっこう語れるものですね。
書いているうちに、しんどい気持ちも薄れて、楽しい気持ちが勝ってきました。
まだまだたくさんネタが出てきたので、いつかまた続きを書くかも。
大雪が続いて嫌になった時に。



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