スターデルタ始動方式の問題点

誘導電動機において、電流が最も大きくなるのは、始動時である。
この始動電流を小さく抑える方式として、デルタスター始動がある。
しかし、このデルタスター始動は注意しないと、全電圧始動以上の始動電流が流れることがある。
それは、主に以下の二つの場合である。
一つ目に、電動機の残留電圧と電源の位相が逆になっている時である。
こうなると、過電圧となり、大きな始動電流が流れてしまう。
二つ目に、デルタ結線への切り換えるタイミングが早すぎた時である。

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