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シンポジウムに参加しました

12月9日岡山市のコンベンションホールで開催されました、認知症ケア学会 中国・四国ブロック大会のシンポジウムに参加しました。

今回のブロック大会、大会長の竹本教授の出版書籍です

老年期認知症の方への支援

どうしても、老年期認知症の方への経済的支援を考えることが多いように感じる。
そんな中でも、ところどころに若年性認知症の場合という説明を追加されているようにも思うが、要介護度認定されていたり、精神障害者手帳で2級以上を取得されている方への経済的支援と考えた、発表に偏っていると思える発表が多いように感じた。

制度を利用するためには、医師による意見書作成(診断書)が必要になる

 そんな発表の中には、医師による診断書?意見書?作成の必要がある制度がある。
けれども、医師によって、その制度のために提出を求められる書類への記入には、資格が必要で、『この医師は記入できるが、私では記入出来ないのです!』という説明をされる医師があります。でも、そんなことへは一切触れられておらず、その全てが、提出書類への医師の意見書作成が可能🉑であることを暗黙の了解の元で、発表されているのだな!と感じることが多かったように感じた。

シンポジウムでの発表

 発表では、私の紹介と、私が前を向いて歩き始めたきっかけ
そして色んな方との出会いが、私の宝であること。などを話しました。

若年性認知症支援コーディネーターの存在

若年性認知症支援コーディネーターと言うのを知らない人はまだまだ多い。
知っていても、自分の住む県域に、そんな活動をする人がいることすら知らない人も多い。
支援をしている人にすら知られていない!若年性認知症支援コーディネーターも居る。
そんな若年性認知症支援コーディネーターの活動が、機能してない県があると聞く。
一生懸命に独りで、県域を駆けずり回るコーディネーターさんもある。
#認知症ケア学会  の地方ブロック大会 #中国四国ブロック大会  
地方支部とはいえ、色んな地域から参加されてるので、全国への発信と考えて、発表をさせていただきました。
そんな場所を与えていただけました #一般社団法人はるそら さん❣️ありがとう┏◯ ペコリ♪ございます。
ケア学会の皆様、座長を始め多くの関係者の皆様、ありがとう┏◯ ペコリ♪ございました。
そしてご参加くださいました皆様、ありがとう┏◯ ペコリ♪ございました。

発表を聞いてあるべき経済支援のパスについての意見を求められた

座長の求める意見にはそぐわないかもしれないが、私の意見を述べてみた
支援は次に継ないだらそれで終わりではいけない!

 認知症は、進行性の病なのだから、最後の時まで支援は続く。と私は、考える。

働くための支援だってそうだ
 再就職や仕事を続けたいと願う頃から、症状のため仕事を続けることが難しく、退職を決意して職を辞する時まで、働くことの支援は続くだろう。

発表をお聞かせいただき、その多くが、老齢期での支援へ偏っていると、感じました。
 少ない老齢年金での暮らしの中での困窮を例に説明される事で、聞いている人にわかり易い説明をされてます。
 経済支援を考える時、定年で退職した後に、老齢年金で暮らす人が認知症になった時の経済支援と多くの方が考えるでしょう。少ない年金でいかに暮らすか?という考えから支援を考える。
 その結果、若年期・初老期で認知症のある方への支援を考えることができなくなっているとも思えます。

 若年期・初老期では、定年となるまでに退職になることから、収入が途絶える!という事態に陥ります。
 その時の経済支援を!と考えた時には、やはり、仕事をいかに続けられるか!とした配慮を、勤務先の経営陣をも含めた研修から、支援をする側でもある人達にも、学んでいただく必要があります。
 多くの関係機関が多職種で連携を密として考えて、より良い状態を構築する必要があると思います。

 本人へも希望する仕事と、出来うる可能な仕事とのギャップへの理解が必要にもなりますから、その点をも納得できるまでの話し合いが不可欠となるでしょう。

本人と職場と医療と行政、包括やケアマネジャーさんとの橋渡し役、が、若年性認知症支援コーディネーターの仕事でもあり、多職種間での話し合いを密にして支援を行うのも仕事であると思います。

 そんな若年性認知症支援コーディネーターが、各都道府県に、1人ないしは、2人という少数である点がそんな支援を難しくしているのかもしれませんね。
(そして、若年性認知症支援コーディネーターさんから認知症のある本人さんの生活圏域の行政職員や包括等支援に携わる方々ケアマネジャーの皆さんへも、コーディネーターさんが毎日は関われないので、補足的な行動を頼まれることもあるでしょう!そんな時には、業務として関わっていただきたいと思います。)

 そんな若年性認知症支援コーディネーターが機能してはいない地域があるという点も含めて、今の日本の課題でもあると思います。

(そして若年性認知症…)の部位は、会場で纏めることが出来なかったので発表出来なかったと思います。

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