一時共有用(タイトル:メタモルフォーゼ)

あらすじ

特殊性癖を持っており、人とは感性が違うことに劣等感を持つ主人公が、妄想のネタに使った女子高生に話しかけられ、彼女の実家に行くことになる…

・メインストーリー



『異常だ』『怖い』『そんなこと普通考えない』『キモい』

全部知ってる。中学生の頃心中吐露して、不気味がられて、クラス中で言いふらされて、女子から汚物を見られるような目で見られるようになってから。

(TODO ここにメタモルフォーゼの伏線回収と具体的な性癖吐露の状況を書く)



そんな自分を隠して、正常に振る舞いながら、内心で暴れ倒すのが趣味になっていた。

例えば俺は東京の下町に住んでいるというのに、わざわざ福島まできて、片田舎の電車に揺られている。旅行のあてなんてどこにもないのに。今日は平日の中日の水曜日の夜なのに。



でもスーツを着ているからきっと周りは俺のことをただのサラリーマンとしか思わないだろう。それが楽しい。

ここからが僕の劇〔有給取ってまでしている趣味〕だ。

俺は気まずそうに、心底人間とすれ違うのが気まずそうに人をかき分けながら電車の中を移動する。

トイレに行きたいフリをする。人間としてしか見ていない周りの人間は察して気まずそうに避けてくれる。

今回のターゲットは会津若松駅から乗り込んだエナメルバックを持った、きっと運動部に所属している女子高生。

脳の中で髪を引きずって座席の角に頭を打ちつける、血が出るのを抑えながら怯え切った彼女に何度も〇〇をする。

怯え切った表情がどれだけ出しても欲を補填してくれる。大好きだ。

そんなことを考えながら歩く。

でもすれ違う瞬間だけ、会社で上司に、人前で怒られている時の、一番萎縮している時の、一番人間を嫌悪している時のことを思い出し、心底人間嫌いそうに、気まずそうにすれ違う。

そうするとこんな脳内ケダモノ化け物の俺が相手だというのに、人間として、気まずそうに、エナメルバックを避けて端に寄ってくれる。

この人間扱いされた瞬間が、擬態に成功していると実感している瞬間が、中学の頃みたいなミスをしていない自分という存在を認知する瞬間が、人間として扱われているのに頭の中でケモノになってターゲットを捕食している瞬間が、犯している瞬間が最高に興奮するのだ。

そのまま先頭車両のトイレに駆け込んで、中で絶頂に至った。現実でも汚い汁をぶちまけた。このために生きているのだ。

俺の趣味は脳の中で完結している。今日もいい有休だった。

トイレに行きたいであろう人がノックしてくる。「ごめんなさい入っております」このまま待たせている瞬間が最高にチルな気分にさせてくれる。あまりにも待たせると『異常者』なんで出てきて元々いた席に戻る。

きっと日本人としてみな気を遣ってあけたままにしているだろう座席に。誰かが座っていても、そんなこと想定していなかったみたいな顔して驚いた顔して気まずくさせてやればいい。その人が悪人でなかったとしても加害したい。加害しあってはならない現実社会だからこそ。

あれだけ中学の時加害が許されてきたのに、やっと言葉も喋れるようになって復讐したくなった時に急に加害禁止にしてきた不平等な社会に石も投げられないのだから。誰も知り合いがいないところで、誰にもそうしていると気づかれないままで石を投げればいいんだ。石を投げてやる!投げてやる!!



『ゴッ』



大きな石が列車にぶつかるような音がした。ついに妄想癖がいきすぎて妄想が現実になる能力者にでもなったのか?ならばレイプだってさせてくr



「緊急停止します!」



脳の中の言葉を掻き消すような大きな声のアナウンス。瞬間、電車が大きく揺れる。電車を移動していた俺は瞬間宙に浮いてそのまま正面に倒れる。他の乗客も何人か倒れる。



「車両に異常が発生しました。原因を調査しております。しばらくお待ちください」



アナウンスを待つ間も無くざわつく車内。いつものように誰に伝えるわけでもないツイートをインターネットに吐き捨てる。「磐越西線で異音発生。緊急停止なう」と。

ついでに流れてくるツイートも確認する。リツイートがやけに多い。今日小3女児誘拐殺人事件の犯人が捕まったから、それでネットが湧いているようだ。ロリコンだとか性犯罪欲を持つ人間に対して魔女狩りをするようなTLだった。何の罪もないロリコン向け成人漫画家が叩かれていたりもした。

中でも



「自分の弱さを強い成人男性にぶつけることができないから、自分よりも弱くて性欲も満たしてくれる年下の女に執着するんだ。犯罪者なんてそんな弱くて最低なやつなんだ」



というフェミニストよりの囲われナオンのツイートが一番心にささった。

実際俺はそうだったし、俺がどれだけ惨めな思いをしたからって一切関わりもない歳下に対して劣情を抱いて良いわけがない。



「女性は男性のその加害性のために怯えて生きているんだ」



というツイートだってもっともだと思う。

だがムカつくものはムカつく。クソみたいな正論もツイートも◯んでしまえ。片っ端からブロックしてやった。

Twitterを常駐していると一時間以上経っていた。が、依然電車は動かないままだった。電話をし出す乗客も現れた。



「大変長らくお待たせいたしました。本車両は運行不能であることが判明しました。申し訳ございませんが、本車両は停止いたします今から全ドアを開放いたします。大変迷惑をおかけして申し訳ございません」

アナウンスとともにざわめく電車内。俺はそのまま新潟と福島の県境の山間に降ろされてしまった。降り立った途端広がる美しすぎた銀世界は、スーツの俺には厳しいものがあった。寒い。とはいえ限界雪国では皆車両の停止には慣れっこなのだろうか、乗客はみな家族や友人などの車を呼び出して帰っていった。タクシーが来るような場所でもないので現地人に擬態してただけの俺だけが取り残されて消えていく。立ち尽くして、スマホを見つめて帰る術を探す。

「あの、お兄さん、帰る当てないんですか!」

突然肩を叩かれる。目を丸くした。それは一時間前ターゲットに使用した女子高生だった。突然向こうから話しかけられた俺は慌ててどもってしまった。

「そ、そうですね。実は東京から来たので」

「じゃあ!うちの車乗って行きませんか!」

厚意を向けてくれることを最も想定していなかった相手だった。なすがままに彼女と彼女の車を待った。そのまま終電を逃したこと、どうせ明日会社に行けないことを告げると、彼女の家族はそのまま泊まっていけと言ってくれた。その優しさに僕は、僕は、僕は!

無性に生きていることが恥ずかしくなった。
→仮面と自己への嫌悪

暖炉で暖まって、一切警戒することなく俺を招き入れた女子高生の心底安心してそうな顔。俺がこのままお前をレイプしないとでも思ったのか!しないけど。できないけど。そんなケダモノの俺でも振舞われた優しいきのこのスープの味には抗えない。不安と雪に当てられて余計に温かく感じる。

「ほっこりしててよかった!美味しいでしょ?お母さんの作るスープ!お兄さん雪見て思い詰めた顔してたからあったまってもらいたかったんだ〜」

さっきまで他人だったのに、まるで兄ができたかのような距離感で声をかけてくる。こんな陰キャクソメガネの俺に。田舎では知らない男にその距離感で接しても、ガチ恋されてトラブルになることがなかったんだろうかという距離感で。そう思いつつも、遥かに歳下の彼女に敬語で、

「本当ありがとうございます!助かりました」

なんて自分の氷山の一角の1%のまろやかな部分しか見せれない、仮面を外せない外してはいけない、こんなことを考えてしまう、そんな自分が自分が気持ち悪くてもどかしくて、こんなに優しさが目の前にあるのに素直に甘えられない自分が嫌いで仕方なかった。素直な人間としての温かな愛を受け止めたかった。その後俺は東京に行った彼女の兄が居たという部屋に通された。お兄さんはよっぽど浮かれて、片付けもせずに東京の大学に行ったんだろうか、生活感のある空間がそのまま残されていた。その夜俺は夜通し泣いてしまった。自宅よりもふかふかで寝心地が良かったベッドだけれど、夜が明けるまで一睡もできなかった。



けたたましい電話の音で目を覚ます。

部屋にかかった古びた時計の針が指すのは12時。

有休の連絡を送信できていなかったんだ。

もう会社になんて行きたくない。

仮面かぶって猫を被って、後輩の目の前で上司に笑い物にされても、笑顔を崩さず、対人関係はあたり触らず、心の中に膨れ上がってくる化け物は誰にも見せず、そんな消化不良な毎日が突然嫌になった。

少女の温かさに触れて。

そんな温かさを心の底から持てる少女を包む周りの暖かさに触れて。

いじめられてることを親に頑張って相談しても、『男なんだからそんなの自分で解決すれば』とあしらって笑う母親の顔と優しかった少女の母親の顔が綺麗に重なって脳内で罵倒と優しさが交互に繰り返されて頭が割れそうになる。

自分に優しくしてくれた少女を無性にレイプしたくなる。

恩を仇で返されて泣いているところを見て、とっておきの射精をしたくなる。そんな優しさを正しく受け取れない怪物の自分も嫌になった。

全て捨ててしまいたい。

頭の中を堂々巡りする解決しようのない思念は俺の体を突き動かして、階段を降りて、お礼も言わずにドアを開けて外に出てしまった。

こんな時間だからいても母親だけだからいいか。

でも両親共働きだとか言ってたよな、こんな不審者寝てるまま放置してるなんてどんだけ温かい田舎なんだよ、陰湿な盗みとか村八分とか色々あってくれよ、東京の風俗嬢の元で生まれた、元々生まれることが望まれてなかった、本来堕ろされる予定だった息子の俺が悲しくなるじゃないか。

せめて田舎で生まれるよりはマシだったと思わせてくれよ。



頭の中がいっぱいになって周りの雪の寒さも忘れて歩いていた。鳥肌が立ってたけどそんなことは知らなかった。どこに行くのかも知らないで、

「お兄さん!どこいくの!!」

部屋着姿のままの少女が追いかけてくる。

今日は学校が休みだったんだろうか?

休みで寝てたのに起こしてしまったのだろうか?悪いことをしたな。それにしても、優しすぎる。

温かすぎる。

その優しさが憎い。

優しさの源泉が憎い。

恩を仇で返してやる、こんなクソみたいな俺も壊してやる。

そうだ名案が思いついた。

◯のう!!



目的地が決まった俺は走り出した!

迷いなんてもうない!

そうだ、望まれてない命だし、こんな欲が汚いし、一番優しさを仇で返すことができるし、きっと少女は死のうとする僕を見て顔を歪める、それは最高に気持ちがいい。

ああ、名前も知らない女子高生よ、僕はあなたが大好きだ。

僕は初めて恋をした。

恋なんて呼ぶにはあまりにも一方的な下心だろう。

だから「待って!」と走りながら叫ぶ声には反応もしない。

踏切がカンカンと音を鳴らしていた。

なんでタイミングがいいんだろう。

こんな田舎なのにたまたま電車がいる時間帯に被ったんだ、◯ねるんだ!

解放されるんだ!

自由になれるんだ!!

バリンと音がした。

花瓶を踏んでいた。

踏切のそばに供えられていた花を踏みつけていることに気づいた。

やっぱここで◯にたくなるやつもいるじゃないか、田舎だって捨てたものじゃないじゃないか、ちゃんと東京と同じぐらいクソじゃないか。

俺は一人じゃないって自信持って◯ねるじゃないか。

そう言い聞かせて最後の覚悟を振り絞って、そのまま踏切を乗り越えて走ってくる列車に向かって線路を走り出した。

緊急停止しようと急ブレーキをする音が聞こえてくる、

「やめて!!!」

と悲壮的な叫びが踏切から聞こえてくる、

大好きだその顔も、憎たらしい優しさも全てが大好きだ。

僕は性的興奮を覚えて、そのまま絶頂すべくズボンのチャックをおろして陰部を曝け出して、

今まで見ていることすら気持ち悪がられると秘匿して趣味だとも口外できなかった、

女児アニメの変身シーンのセリフを引用して叫んだ!



「変身〔メタモルフォーゼ〕!!!」



変身〔メタモルフォーゼ〕した俺は自由だ!!

どんな破壊的な衝動も出していい!

ち◯こだってだしていい!!

自分に優しくしてくれた女子高生の顔だって歪ませていた!!

やっと、やっと自由になれた。

その瞬間大きな警笛で鼓膜が破れて、視界がだんだん暗くなって身体がぐちゃぐちゃになったのを認識してそのまま意識が途切れた。

はねられてぶっ飛んだ時の視界の端に大好きなあの娘が泣いているのを見て、心底涙がでた気がした。

出たのはきったない肉片と血だけど。

そのまま優しい、愛おしい君のトラウマになってくれ!

俺は変態犯罪者だから、大好きな君のトラウマになって傷跡を残して◯ねるのが心底心底嬉しいよ!やっと僕は自分を外に出せた。

やっとこの世界から解放された。

生まれた時から当に望まれてなかった命をやっと消せた。

一番好きな人に覚えてもらえるタイミングで!

人生を絶頂の瞬間で終わらせれた。



・サブストーリー(女子高生視点)



中学3年生の2月、お兄ちゃんが◯殺した。

お兄ちゃんは中1の頃いじめにあった私に優しく笑いかけてくれた。

ずっと笑ってくれる優しいお兄ちゃんのことが大好きだった。

優しすぎるお兄ちゃんだった。

だから学校でも家でも、笑って嫌なことを自分から進んでやっていた。

優等生で自立してて大人しくて優しくて穏やかで誰も彼のことを心配してなかったと思う。

私以外は。

実はお兄ちゃんがシャワー浴びている時や部屋にこもっている時に誰かの悪口を言い続けていることを昔から知っていた。

怖いなって最初は思ったけど、自分の中で悪意をこらえてまで周りに優しくふるまう不器用な兄が好きで、でも好きなままじゃいけなくて、いつか恩返しがしたくて彼のガス抜きをしてあげたいと思ってた。

でもそんなのは叶わなかった。

高校受験の合格が決まって喜んでお兄ちゃんに報告した次の日。

お兄ちゃんは学校を休んで踏切の中に飛び込んで◯んでしまった。

入学前なのに嫌な気持ちにさせてごめんね、受験終わるまでは我慢するって決めていたけど、我慢できなかったって遺書に書いてあった。

恩返しできなかった。

そのまめ死んでしまった。

それで私も高校初日から何もかも嫌になって不登校になってしまった。

でもそれじゃお兄ちゃんの恩返しにならないって思って頑張って今年の夏から学校に通うことにした。

精一杯元気を装って。

何か失敗するとイジメのターゲットになってしまう中学校と違い、賢い生徒しか入ってこないうちの高校の生徒はみんな大人だった。

それにあのイジメターゲットがコロコロ変わる田舎の中学校で鍛えられた人間折衝能力のおかげで、会津若松のエリート高校の中でのコミュニケーションは余裕だった。

だから、半年近く不登校だったにも関わらず友達はたくさんできた。陸上部のみんなとも馴染めていた。

時々お兄ちゃんは今頃東京で働いているのかなあなんて思って涙を流すこともあったけど、天国のお兄ちゃんが報われるように頑張って学校に通った。

悲しくなるから、生活感溢れる兄の部屋には立ち寄らないことにしてた。



だいぶ学校にも慣れてきた頃、スーツを着たメガネ男の人に電車の中で出会った。

私はすぐにわかった。

この人は大丈夫だよと周りにアピールしているだけで、内心追い詰められているのだと。

だってお兄ちゃんと同じ表情をしていたから。

平静を装う偽物の悲しすぎる笑顔の裏に、隠しきれない怒りや絶望を感じ取ったから。

トイレに行こうと横切った時、話しかけたくなってしまった。

だけど、社会性が私のエゴを抑えてくれた。

そのあと電車が止まって、乗客は放り出されて、でもその男の人には迎えが来なくて、でも困ってて立ち尽くしている割には余裕すぎる変に異常事態を喜んでいるような、妙な表情で私は確信してしまった。

その男の人はこっちの出身じゃないって。

何もかも、もしかしたら命さえも捨てるつもりでこんな田舎に逃避行してるんだって。

だから居ても立っても居られなかった。

このまま兄が取ったのと同じ、最悪の選択肢を選ぶのを見てられなかった。

そのままママにたのんで、彼を私と一緒にうちに連れて帰ってもらった。

「お兄ちゃんみたいな思い詰めた人がいる!一緒に家に連れてって!」

なんていうもんだから困惑してたけど、きっと前みたいにまた不登校になるのを恐れて、知らない男の人を家にあげるのを許してくれた。

私の注文通り、お兄ちゃんの好物だったきのこのスープを振る舞ってくれた。

きのこのスープを飲んでいる男の人は心なしかほっこりしているように見えて、生前のお兄ちゃんを思い出して泣いてしまいそうだった。

あったかいきのこスープを飲んでいる時のお兄ちゃんだけは、心の底から笑ってる気がしてたから。

泣きそうなのを悟られないためにわざと馴れ馴れしくお兄ちゃんみたいな男の人に話しかけたりもした。

お兄ちゃんが他人と接する時みたいな作り笑顔と敬語が返ってきた。私はこの人の妹じゃないんだと思うと寂しいと共にどこか安心した。

泊めるところもなかったのでついにお兄ちゃんのいた部屋を開けることになった。生活感丸出しで、遺書もそのまま残っていた。

流石に見られたらまずいと思って回収した。何度も何度も書き直した跡がある私宛の遺書は見るだけで悲しかった。

ちゃんと私宛の文も用意してくれてたことが本当に嬉しかったけど、その分悲しかった。

そのままお兄ちゃんがいた部屋にその人を通した。

次の日は親に言って学校を休むことにした。

パパにも反対されたけど

「お兄ちゃんみたいに◯んでしまうかもしれない!からちゃんと送り届ける!」

の一点張りで譲らなかった。

悲しそうな目でパパもママも許してくれた。

パパは娘一人を知らない男と二人きりにするのをすごく心配していた。

正直◯んでしまう!なんてのは杞憂だって自分でも思ってた。

朝起きるのが早いお兄ちゃんと違って、その男の人は昼まで経ってもずっと寝てたから、やっぱりお兄ちゃんとは別の人だって思った。

お兄ちゃんと違うってだけで少しホッとした。

ホッとしてた。

目覚めたら男の人がいきなり家を飛び出すまでは。

私の声に振り返りもせずに男の人は、お兄ちゃんが飛び込んだ踏切に一直線に走っていった。踏切につくと、線路にそのまま走っていって電車に突っ込んでいった。

お兄ちゃんのために私が供えたお花を蹴散らしたことなんて、きっと気づきもしないで。そのまま叫んで肉片になった男の人のかけらが飛んできた。

気分が悪くなってそのまま倒れてしまった。

後日警察の取り調べも受けた。

「だから得体の知れない男なんか連れ込むなって言ったじゃないか」なんて冷たいことお父さんは溢していた。

私はその日から私は高校に行けなくなった。

(メタモルフォーゼがタイトルならそこに触れたほうがいい)



残される身にもなってよ、お兄ちゃん。

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