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趣味のこと

先に言っておく。このnoteは本当にキショい。今まで書いてきたデュピ記録やつづきゃしない日記と日にならないくらいキショい。

しかも今までの日記の書き方と雰囲気が180°違うと思うし実際そう。でも本来の私って実際文面ではこれくらい。

でも人の文字を読むのも、自分が過去に書いた文字を読むのも楽しいから書いてみる。

ついでにVに対してメタ的な話が出てくるからそれにも注意してほしい。


今日は2022年7/24(日)。
いままでの7/24と違うこと。それはある記念日が追加されたこと。

ぶるーず3周年

「ぶるーず」はにじさんじというVtuber事務所に所属する黛灰、相羽ういは、アルス・アルマルという同期のグループ名。3人ともイメージカラーが青系統であるからぶるーず。

私はどうやら2ヶ月前ほどからその3人の中でも黛灰という人物に興味がある。

【ここから本当にキショい】

【いい?】

【戻るなら今だよ】

【責任取らないからね?】

【…】

【ここまで言ったからね?】

【……よし】



遡ること約2ヶ月前のGW明け。
大学があるはずの平日に私は自宅にいた。
決して自主休講ではない。家から出れないのだ。

家族のコロナ感染

ただでさえYouTubeに5〜6時間を溶かす私がこの長くて退屈な時間にやることは例に漏れずYouTubeだ。そこで初めて「黛灰」をみた。

ぶっちゃけ黛は自分が今まで興味を持ったものとは程遠かった。決して明るくはないし、全然笑わないし、なんか怖そうだし…

でも刺さった……それは…


ぶっ倒れが良すぎたから。


キショすぎる…ポイントつけておこう。1キショポイント


…いや。本当によかったんだもん…ボロクソにネタバレをするんだけれど、彼の3Dお披露目はいわゆるCパートと呼ばれる3Dお披露目本編とはまた違う部分がある。その導入時に「今日は見てくれてありがとう。」と言いながらぶっ倒れる。そりゃあ綺麗にぶっ倒れる。

本当は言葉にしにくいから見てほしいんだけれど、「意識ってこうやって吹っ飛ぶよね!!」って言う倒れ方をする。足の力が抜ける感じ。(2キショポイント)

そこで黛に対してなんの知識もない私は刺さった。


考えてみよう。私が神木隆之介にはまったきっかけは学校のカイダンだ。雫井彗という車椅子に乗った青年。



癖拗らせすぎてないか?



誤解しないでほしいと言うか、言い訳を述べさせてもらいたい。これは妹にも理解されない。私は決して弱ってる人間が好きなわけではない。

「本体が無事なことが前提で」 
弱ったりぶっ倒れたりされるのに弱いだけだ。


あんまりVtuberでメタ的話はしなくないのだけれど、あのお披露目のぶっ倒れは「黛灰の物語」という黛自身が関わる物語の1ページであったわけで黛自体の体調がガチで悪かったら刺さらない。実際ハッキングによって乗っ取られてたわけだし。

彗も「役」だから刺さってるわけで神木本人が怪我したら全力で心配するし刺さらない。


まぁ、言い訳はいいとして私は今まではまってきたものの雰囲気とはまた違う黛灰という人間に興味を持った。


そして、いろんな動画を見ていくうちに黛は私の好みの路線に決して外れてなかったこともわかった。


黛はいわゆる「ダウナー系」
明るくないし、キャッキャと騒がない。奇声も出さないし声を張り上げることもほぼしない。



でも全力でボケるしふざける。


オタクムーブをしてくれと頼まれれば共感性羞恥マシマシのオタクムーブをする。

猫になれと言われたら全力で猫になる。

タートルトーク(ディズニーシーにあるカメと話すアトラクション)をしてと言ったらセリフも声色も完璧に再現する。


そんな人だった。ハマらないわけがない。


そしてそんな人を見始めて2ヶ月が経過して、彼の活動終了が伝えられた。


正直その話を配信で聞いてもびっくりはしなかった。「まぁ。だろうなぁ。」って感じだった。なんとなく勘づいていたんだと思う。


(追記:自分の中で1番盛り上がってる時だったから8/11現在から振り返ると結構ショック受けてたんだなぁ。って思った。)


これを書き始めて日が経った。今日は7/26(月)、
明日は生前葬。



バチバチのエンターテイナーだったとこまで書いた。このノリの良さに惹かれたっていうのもあるけれどぶっちゃけこれを知ったのは結構あとになってから。


ぶっ倒れから始まって、わたしが次に見たのは

【黛灰の物語】

Vtuberを説明するときに使いたくなくても使わなければいけない言葉は「◯◯にはこういう設定があってね」だ。

Vtuberに触れたことのない人に映るVtuberは中身があるアニメキャラクターでそれが配信という行動をしてることにすぎないからだ。

黛灰の物語はその辺の話に切り込んでくる。

黛がデビューした時に言われていた言葉は
「今回の新人はRP勢か!!」だと思う。

RPとはロールプレイの略称で、VtuberにおいてのRP勢は何か一貫した物語を配信を通して繰り広げる劇場型配信を行う人のことを指す。
にじさんじでは鈴木勝くんや引退した出雲霞ちゃんなどが主に挙げられる。


黛には色々な情報があった。
・何かの研究について調べている
・2歳の時に両親を事故で亡くしてそこから施設で過ごしている
・今も施設に支援者として住み続けている
・配信以外にホワイトハッカーとして働いている
など

特にこの施設の話はごく当たり前のように話してくれる。
配信中にドアをノックする音が聞こえたり、
別のライバーを施設に招いた時には職員さんから差し入れをもらう場面があったり、
アポ無しで電話をかける凸というものを受けたときに職員さんの声が入ったりする。

多分ここまで聞くと「凝ってるなぁ」って思うと思うし私もそう思った。

そんな生活をしている黛はVtuberという存在をこっちの次元の顔出しYouTuberと同じ認識でいた。

しかし3Dお披露目の時に黛は自身がVtuberというこっちの世界には存在しない存在だということを認識してしまう…そこから繰り広げれるリアルとバーチャルの間で迷う黛の物語。


この物語はめちゃめちゃ複雑な上に、完全に追うには黛のTwitterやサブのアカウントまで遡ったり他の2434Systemを使う出雲霞や鈴木勝などの配信も攫ったり、黛のボイスを買う必要がある。

正直私も上澄み理解でしかないからわからなかったり繋がらないところは多々ある。

しかも黛のサブ垢は7/28以降消える可能性が高い(追記:消えた)

でもすごい面白いし何より黛灰がリアルとバーチャルの狭間で奮闘している姿を見て当たり前なんだけれど黛灰はここにいるんだって思うようになる。



書いてたら寝落ちた。きょうは7/27(火)。生前葬の日


2日間の予定が出された。28にぶるーずがあるのはやっぱり嬉しいね。
でも予定を見てやっぱり見えないところにいっちゃうんだなって気持ちが強くなった。

この1ヶ月本当に楽しかった。
今日は◯◯があるぞ!と思えば1日頑張れた。それがあと2日で終わる。


この1ヶ月思ったのはコラボがめちゃめちゃ多かったということ。今まで卒業や引退、活動終了したライバーの最後の1ヶ月を見てきたわけではないから比較はできないけれど。(追記:やっぱりここまでコラボが多いのは異例だしすごいことなんだってさ。)


それこそ初見イメージは人と絡むタイプではなさそうだし実際本人もそうだって言ってる。


でもこの他のライバーと絡んだ時に出る雰囲気が本当にいい。

ちょっと一部紹介させて欲しい



1.ぶるーず(黛灰 相羽ういは アルス・アルマル)
同期グループ。
フィジカル最強のアイドルういはがぶっ飛んだことばっかりするのをがつっこんで魔法使いのボクっ子アルスがコロコロ笑う。

アルスは基本的に深夜から早朝にかけて配信
ういはちゃんは動画投稿がメイン
黛は夜から深夜にかけて配信
だからあまりタイミングが合わずコラボは多くない。

でも一回やると長い。12時間APEXやり続けたこともあるくらい。

ういはちゃんと絡むとすごい保護者になる。ういはちゃんのぶっ飛んだ話に「えぇ…」と毎回困惑している。でもその突飛さがツボなのか結構笑う姿が見れる。ういはちゃんもすごい懐いてる。かわいい。

アルスにはイタズラをしかけたり、一緒に競合してイタズラを考えて実行したりする。アルスも察しがいいから言葉を交わさなくてもそのイタズラに参加する。ガキンチョ。



2.メッシャーズ(黛灰 不破湊 三枝明那)
髪の毛の特徴で知り合っただけの親友
実際には黛の髪はインナーカラーだし、明那のはエクステ、不破くんだけメッシュ。
自称ビジネスフレンド。案件とAPEXしかやらない。らしい。

大学生の歌うまショタコン腐男子明那とふわふわ発言に定評があるホストの不破くんが奇声をあげたりキャッキャしてるのを黛がつっこむ。…だけじゃない
黛が暴走してボケるのに乗じて2人が悪ノリする。
男子高校生みたいな感じ

こっちも長時間配信が多め。前に12時間APEXした時はなんなら黛寝てた。明那や不破くんは黛のこと全力で甘やかす。

明那と絡むと意外と真面目な話をしたりする。でもやっぱり明那はキショい(褒めてる)から黛が来るとすぐキスしようとするし、黛が借りたスタジオに歯ブラシを置いて帰ろうとする。不破くんとサシコラボするとヤキモチを焼く。

不破くんにはひたすら振り回される。不破くんのふわふわ発言(例:来年って何月から始まりますっけ?)に秒速で突っ込んで「ソッカァ.」という不破くんが面白い。たまに不破くんはお兄ちゃんみたいになるし黛は弟みたいになる。
こう見えて不破くんが1番年上。



3.乖離(黛灰 夕陽リリ)
高校生で先輩で未来人のリリさんとの二人組。実は既に卒業したAIの出雲霞との3人でSF組というグループもあった。

基本的にはリリさんのガキンチョムーブを遠目から眺める黛の構図。でも黛の静かなボケにリリさんはすぐ笑う。びっくりするぐらいゲラなリリさん。

2人でゲームをやることもあるけど、1人用のゲームをやって1人はそれを見てるだけのパターンも多い。

ホラーが苦手な黛とホラーを見る分には大丈夫ならリリさんがホラーゲームをやると形勢逆転。ビビってると認めない黛をクソほどに煽る。



4.保健室組(黛灰 緑仙)
歌うま性別不詳のりゅーしぇんとの二人組。
そこに医療従事者で嘔吐フェチの健屋花那をあわせて保健室同盟というグループで番組を行ったりした。

ゲームをなかなかやらない緑仙と歌を歌わない黛で何をするのか。ただだべる。

時間の流れがすごいゆったりで、企画の裏側や意図を知れるからすごい聞いてて楽しいけど、2人の声のトーンも落ち着いてるから眠くなる。

2人とも企画屋と言われ、大規模コラボを企画したり実行したりすることに長けている。2人でだべっている時は大抵アニメの話か企画の話。

2人とも結構切り込んだ話題を出すしそれに対してちゃんと意見も言う。



4.ンゴ灰那(黛灰 周央サンゴ 健屋花那)
声色を無限に操るポチャッコ大好き中1のンゴちゃんとさっき話した医療従事者で嘔吐フェチの健屋の3人組。

演技をしながらサイコロを使って現実世界でRPGゲームを行うTRPGをやっている。

3人とも演劇経験者なだけあって演技力は本当に高いし、役幅も広い。

女性の健屋やンゴちゃんが男性の役をやることもあるし、男性の黛が女性の役をやることもある。しかもそれが毎回物語のノイズになることなくゲームが進む。

3人はTRPG以外の関わりやサシの関わりは少ないが、3人揃うと完璧にハマるところがなんか綺麗。本当に演じるってことが好きなんだなって思う。

黛の演劇系の企画があると大抵呼ばれる2人。ンゴちゃんの3Dお披露目に来た時は本当に嬉しかった。



5.バイオレンス武田(仮)(黛灰 葛葉 叶)
名前が意味わからない。
吸血鬼でヒモになりたい葛葉とめうめう癒し系のとの3人組

3人ともゲームガチ勢なだけあってサクサクと難しい場面を乗り越えていくのを見るのはすごい爽快。

基本的に先輩に敬語を使わない黛がデビュー後初めての大人数コラボで大先輩の葛葉とバチバチの言葉のプロレスをしたことで黛灰がにじさんじ界で有名になった。今もプロレス芸は健在

叶くんは絡みがないと思われがちだけれど、黛の芸人性が露呈した伝説のおよげ!たいやきくんを生み出した本人。黛の貴重な歌ってみた。(?)




ここで挙げたグループは本当に僅かでもっと知ってほしいところもある。

さっき生前葬前半戦に参列してきたのだけれどやっぱり黛はみんなから好かれてるんだなと思った。

しかも大抵の人みんな黛に対して初めはそんなにいい印象をもってないのが面白い。
まぁ確かに私もそうだったし。(怖そうだもんね…)


それでもこれだけ多くのライバーに活動終了を惜しまれ、泣いてくれる子がたくさんいるというのは黛が元から持ってる面倒見の良さとか人間性からくるものなんだと思う。


それこそ黛にこれを伝えたら「施設の子供と触れ合ってるからこういう頼られる環境に慣れてる。」とかいうんだろうな。

生前葬には海外勢の凸も多かった。かという黛は英語が話せるといえばそうではない。むしろ苦手な方だと言っていた。でも毎回ちゃんと英語でコミュニケーションを取ろうとしてるから尊敬する。



もうこのnoteで本来書こうと思ったことを見失った。布教したかったわけでもないし、物語を勧めたいわけでもない。多分今までの壁打ちツイートの集大成として備忘録的な感じになるんだろうな



7/28(木) 最後の日

結局生前葬は今日の12:30ごろまでやってた。
私が起きたのが4:30ごろだったから正直起きた時にはまだやってるだろうと思ってたけれど、まさか試験を終えてスマホ見てまだやってた時にはびっくりした。

しかも最初の目標である60人はとっくに超えてて、私が数えた分で95人来てた。(追記:結果96人だった)

みんなそれぞれ個性に溢れてた。
遺影にイェーイする子。線香を持って帰ろうとする子。一緒に棺桶に入ろうとする子。弾き語りをする子。

でもみんな感謝を述べてた。本当に愛されてるんだなこの人はと思ったし、その分いろんな人にたくさんの気遣いをしてきたんだなって思った。


最後のコラボはぶるーず
最後までしっかり見届けようと思う。



7/29(金)1:43
全てを見届けてきたつもり。
「じゃあね。」と言った後にエンドロールが流れ、全ての伏線を回収して終わった。

「黛灰の物語」は終わった。

それこそ終わった時はこの人やっぱりすごいなぁ。面白い人だなぁと思ったけれど、この時間になるとやっぱちょっときつい。


この1ヶ月間毎日あった配信はもう更新されることはないし、Twitterも鍵がかかった。


ただ、置き土産があることは知っているからそれを楽しみにしようと思う。


この2ヶ月半の間本当に楽しかった。
黛灰を見つけて本当に良かったと思う。黛のおかげで生まれた新しい縁もあるし、昔の縁がさらに強くなったこともある。本当にありがとう。


これを書くのだけで精一杯




ここからが実は本編。

5000文字も書いたのにこれから本編。胃もたれ間違いなし。

早速入りたいのだけれど、一つ質問がある。


「自己紹介の時に自分の趣味の話をしますか?」


多分するっていう人が増えてきたと思う。推しがいるということやオタ活の文化が世間に普及してきたから。
二次元が好きな人も三次元が好きな人も他のものが好きな人もそれを公言することへの偏見が無くなったから。

過去の私は絶対しなかった。

小学6年生のときに神木隆之介にはまった時も頑なにはまったことを認めたくなかった。
何でかは本当にわからないのだけど親に「神木くん好きなの?」と聞かれたら「ちがう!!!!」って言ってた。

理由もわからない否認は中学生になってもあった。認めないくせに話を振られると語りまくるから相当ウザかっただろうな。最終的にその友達は「神木」と書いた紙を授業中机に立てかけては、こっちにすごいアイコンタクトしてきてた。(なんで?)


神木(ファンの人ごめん。私何故か神木くんのこと神木って呼ぶんだ。)にはまったと認めたのは多分中3の終わりかけぐらいだと思う。でも「これをよく見ます。」と伝えられるようになったのは大学に入ってから。それまでは「これ好きなの?」と聞かれたら「うん!」と答えるだけ。

だから中高の知り合いで私の神木以外で好きなものを知ってる人って片手にいるかいないかくらいだと思う。

何で伝えられるようになったというとそうしないと交友関係が広がらないから。
大学は高校みたいに拘束されてない分、自分で行かないといつまで経っても友達ができない。
かという私のところは人数が少ないし必修が多いから高校のクラスメイトみたいな認識なんだけれど。


でもそこから出て、サークルや部活動は本当に自分で行って自分の情報を開示しないと知り合いができない。

自分がよく見てるものがマイナー寄りだからわからない人の方が多いけれど、伝えた分みんな話を聞いてくれるのが嬉しかった。


人に趣味を言う勇気が出ない一つの理由は私が熱し易く冷め易いからかもしれない。
ハマり出したらそれこそWikipedia読み漁ったりするけれど、結構3ヶ月経たずして飽きてしまう。

せっかく情報をくれたのにその時に飽きていたら…そう考えてしまう。


でも今回の黛のことで人に趣味を伝えて良かったと心から思った。


まずは部活の先輩と仲良くなれた。たまたま明那が好きな先輩でふわぐさライブや飯屋の話をいっぱいできた。

なにより、黛の活動終了を知って私に大丈夫?とLINEをくれた。

それが本当に嬉しかった。今回は1人でしんみりを抱えなくていいんだって思えた。



次にこの28日〜29日にかけて私のわがままを聞いてくれる人に出会えた。

彼女とは中学から友人なのだが、いかんせん私の趣味開示能力がどん底であるせいでお互いの趣味が思ったより似てることに大学生になるまで知らなかった。

私が最近黛を見てると伝えると「私も!」といい、いろんなにじさんじのライバーについて話したりしていた矢先だった。

もともと別の旅行先・旅行日だったのだが、私の都合もあって28日に移動させてもらった。


その子は別に黛を第一に応援しているわけでないのにこの長丁場に付き合ってくれた。本当にありがとう。


……趣味を伝えて本当に良かった。そう思えた。



ここからは言葉もぐちゃぐちゃ



寝た。5:12

本当は趣味を伝える話で締めくくりたかったけれど、やっぱり黛。君についてもっといろいろ伝えたいよ。

急にいない実感が湧いちゃった。
私はハマったものにとことん影響を受けてしまうようで、君にハマってから文章にやたら句読点をつけるようになったよ。別に寄せとうとして寄せているわけじゃなくてなんか真似しちゃうんだよね、こういうの。


黛。
この3年が楽しかったっていってくれてありがとう。多分楽しいだけじゃなかったよな。それこそ自分の存在がバーチャルであることを突きつけられたり、師匠との対峙があったり。それこそこの決断をするまでに色々悩んだりしたらしいし。


でも、一年前はバーチャルの存在として自分で自分のことを決定できなかった黛が今にじさんじをやめるという決断を自分でしてくれてなんか嬉しいよ。


壁打ち垢で君の歌を聴きたかったと投げたことがった。形は違えど披露してくれてありがとう。君なりにたくさん模索して考えた結果なんだよね。


生き残ってくれてありがとう。
名越先生との対談で話しにくいであろう自身の希死念慮について話してくれた。君は生き残ってしまったと言ったけど、生き残ってくれてありがとう。負の感情に引っ張られずにたえてくれてありがとう。


私はこれから君が奮闘した物語をもう一度しっかり追ってみるよ。もしかしたらそのうち君を観測することを飽きてしまうかもしれないけれど。


でもこの2ヶ月半熱中した人物がいると言うこと、それがバーチャルYouTuberの黛灰であることはずっと残る。素敵な思い出をくれてありがとう。


置き土産が何個かあるみたいだからそれを楽しみに日々を過ごしていくよ。
君は残したつもりないかもしれないけれど、私は何より君の人との接し方が本当に好きだ。こっちは意識して真似していきたいよね。


きっと君は今日からにじさんじライバーから施設で暮らす23歳出不精のホワイトハッカーに戻るんだよね。そこには君の大切な人たちがいっぱいいるし、鈴木悠里さんのおかげで他のバーチャルの世界と連絡を取れるようになっているから、これまでの仲間も一緒なんだね。最高だね。


改めて、君のことを観測させてくれてありがとう。
こっちの世界に発信はできないけれど、見ることはできるって言ってたね。同じインターネットの下のどこかで君の目に触れることがあるといいな。

趣味のことを話す友達、最後の日を共に過ごしてくれる友達に出合わせてくれてありがとう。




黛灰さん。あなたのことを尊敬しています。尊敬の意で…大好きです。

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