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YOUTUBE バイオリン グルック作曲 クライスラー編曲「メロディー」

クリストフ・ヴィリバルト・グルック作曲のオペラ「オルフェオとエウリディーチェ」よりオペラの第2幕第2場で天国の野原で精霊たちが踊る場面で演奏されるこの有名な曲は『精霊の踊り』として広く知られています。この場面は、1774年にパリで上演された時に付加されたもので、フルートで演奏されますが、のちにクライスラーがバイオリン独奏用に編曲し『メロディー』という名前で演奏されるようになりました。今やオペラよりもずっと有名でよく演奏されます。このオペラでは他にもオルフェオのアリア『エウリディーチェを失って』(Che faro senza Euridice?)が有名で、音楽の授業で聴かれた方も多いと思います。
今回は、バイオリン独奏の『メロディー』を五嶋みどりさんが演奏した録音を紹介します。Midori Encore というアルバムの中に入っています。このアルバム 今から30年ぐらい前の録音です。パールマンの水が流れるような演奏に比べると、対極のずいぶんとねっとりとした脂っこい演奏なんです。私は、普通はさっぱり系の演奏の方が好みなのですが、この演奏に限っては妙に気になるんです。たぶん彼女が20歳ぐらいの時の演奏のはずですが、ずいぶんとねっとりと弾いてくれています。3分ちょっとの曲です。カップラーメンを作りながらぜひ聴いてみてください。

by こばつね

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