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GPT-4oの現在利用できる機能と今後展開されるもの

OpenAIのChatGPTが新たな進化を遂げました。新モデル「GPT-4o」、新たにくっついた「o」は、「omni」の「o」、「すべて」という意味です。「Omni」は、テキスト、画像、動画、音声を理解するマルチモーダルAIです。このモデルの導入により、ChatGPTの無料版でも高い推論能力と自然言語処理機能が提供されるようになりました。あまりの高度な能力に、私も日々「GPT-4o」いじりに没頭し、時間が溶かす毎日です。この記事では、現在利用できる機能と今後展開される機能について詳しく解説します。

現在利用できる機能

GPT-4oは、無料ユーザーでも利用可能になり、以前のGPT-3.5やGPT-4と比較して大幅に強化されています。以下は、現在利用できる主要な機能です。

  1. 高精度のテキスト処理: GPT-4oは、テキストの理解と生成において優れた能力を発揮します。複雑な質問にも迅速かつに答えることができます。とにかく速さには驚かされます。

  2. 画像解析: 画像ファイルをアップロードし、その内容について質問することが可能です。つまりOCRの精度が上がりました。これにより、テキストと画像の組み合わせた情報処理ができます。

  3. コードスニペットの実行: プログラミングのコードを実行し、結果を返す機能も備えています。これにより、開発者にとって非常に便利なツールとなっています。

GPT-4oは、ユーザーインターフェースも改善されており、モデル選択やファイルアップロードが直感的に行えるようになっています。これにより、ユーザー体験が向上しています。

今後展開される機能(ボイスモードはいつから?)

今後、さらに多くの機能が展開される予定です。以下は、その主要な機能の一部です。

  1. リアルタイム音声会話: GPT-4oの音声機能は、リアルタイムで会話を行う能力を持っています。音声をテキストに変換することなく、直接音声でのやり取りが可能になります。感情や人間の対話をネイティブに理解し、より自然な会話を実現します。この機能は、今後数週間でChatGPT Plusユーザー向けに提供される予定です。

  2. 動画解析: 動画ファイルの解析も可能となり、視覚的な情報をより詳細に理解できるようになります。

GPT-4oへのアクセス方法

GPT-4oを利用するには、ChatGPTのアカウントにサインインするだけです。サブスクリプションなしで利用できるようになりました。要するに無料です。驚くことにGPTsも無料になりました。ウェブサイトやモバイルアプリ(Mac用デスクトップアプリもできた!)からアクセスでき、アカウントに新モデルが適用されている場合は、すぐに利用可能です。モデルの選択は、画面上部のドロップダウンメニューから行えます。

有料版、ChatGPT Plusのユーザーは利用の制限が5倍。今後提供されるしている音声機能も有料版のみの提供です。僅か20ドル仕事で使うなら課金しましょうね。

まとめ

GPT-4oは、ChatGPTにおける大きな進化をもたらし、ユーザーに対して強力なテキスト、画像、音声処理能力を提供します。無料ユーザーでもその恩恵を受けられるため、多くの人がその性能を体験することができるでしょう。今回、なぜGPT-5ではなく、GPT-4oという名を採用したのでしょうか?私はまだ近々にリリースできる新機能やモデルが控えているからだと予想します。また、GPT-5の名を使用する際は、今回とは比べ物にならないアップデートになるのではないでしょうか。

"シンギュラリティが起きるまで生きていたい"落合でした。

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