見出し画像

modern poker theoryのEQB的なものを自動で作るプログラム

こんにちは、Peeeajeです。

今回紹介するのは以前から作りたいとは思っていたものの技術が足りず作れていなかった、modern poker theoryにおけるEQB(Equity Buckets)のようなものをpiosolverのaggregated reportから自動で作るプログラムです。僕のものではEQBと比べて一枚の画像でレンジの比較ができるので、より使いやすいんじゃないかと勝手に思っています。pythonのコードをexeファイルにも変換しているので、環境がなくても実行できるはずです。

EQBについては、以下の画像のようなものです、画像についてはこちらのサイトから引用しています。
https://www.dandbpoker.com/book/modern-poker-theory

画像1

strongがEQが75%以上、goodは75%から50%、weakが50%から33%、trashが33%以下のハンドを表し、レンジの中でのハンド数の割合を表すグラフです。

意義としてはレンジに含まれるハンドの割合がわかるため戦略をEQ単体から見るよりも詳しく見ることができるなどといった点があります。modern poker theoryは近々邦訳が出版されるらしいですし、タイムリーですね。とはいえ、前編にはポストフロップのプレイがふくまれない可能性もありますが…、個人的にはお勧めしている本なので邦訳、原書問わず是非読んでほしいものです。

プログラムによって生成された画像は以下のように出力されます、内側の輪がOOP, 外側の輪がIPに対応しています。例は100bbのSBvsBU, 3betpotのものです。フロップにしか使用することはできません。

画像2

画像3

piosolverのscript機能、aggregated reportを使用してグラフを作るので、piosolver pro以上を持っていないと使用は難しいとは思います。知り合いに頼めば可能ですが…

なにか質問やバグの発見などありましたら、個人的にメッセージしていただけると幸いです。

公開 2020/11/16
更新 2021/06/21 - ターンの分析に対応、バグ修正


以下は有料部分です。有料部分には使用法、プログラムへのリンクがあります。

ここから先は

536字 / 4画像

¥ 2,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?