漫才「踏んでるやん」

ツ「どうもペドラザの怪人です」
ボ「ジャッキー佐藤とマキ上田でやってます。」
ツ「ビューティーペアじゃないですから。全部違うわ。」
ボ「ありがとうと毎日歌ってやってます。」
ツ「ナオトインティライミみたいなツカミすな。そんなん言うてんと、ええ歳なんやからそろそろ。結婚とか考えなあかんのちゃうの?」
ボ「あー、そろそろ周りもしだしたね、結婚」
ツ「例えば、どんな人がタイプとかあるの?」
ボ「まぁ好きになった人がタイプかな〜結論」
ツ「何やねんうるさいな。西野カナみたいなこと言うなや。」
ボ「まぁね〜けどもう自分のスペック考えたらさ、絶望」
ツ「言いすぎやろ。」
ボ「だからもう最終的に希望するのは滅亡、あるいは血尿」
ツ「いや最終的に不健康になってるやん。ほんで、さっきから出てくる言葉がホラーやな。聖飢魔IIじゃないんやから」
ボ「もうほんま絶望よー…」
ツ「…ちょっと待って。お前さっきから語尾で韻踏んでない?」
ボ「ん?」
ツ「結婚、から結論、絶望、滅亡で韻踏んでるやん。なんなら血尿とか言うてもうてるやん」
ボ「なんのこと?そんなんもう気にせんと、、、レッツゴー!」
ツ「また韻踏んだ!!それのことを言うてんねん!!なんやこれ大事な漫才やのにふざけんなよ…」
ボ「お?なんや?…決闘か?」
ツ「また韻踏んだやん。もう今のは喧嘩、でええところをわざわざ韻踏みに行ってるやん。」
ボ「俺習ってたんやぞ少林寺拳法」
ツ「もう踏みに行ってるやん。」
ボ「拳法の伝統を継承して」
ツ「めっちゃ踏むやん。」
ボ「健闘を誓うわ」
ツ「しっかり大地踏みしめてるやん。松山千春ばりに大地踏みしめてんな。そういやツカミもなんかおかしいこと言ってたな」
ボ「ジャッキー佐藤とマキ上田」
ツ「その次のセリフは?」
ボ「ありがとうと毎日歌う」
ツ「より本格的に踏んでるやんけ!いい加減にしろよお前、漫才に集中しろよ!」
ボ「わかったわ…まぁ俺は一旦やめるとするけどさ。それ言うならお前もふざけてるからね」
ツ「いや何を?」
ボ「何でさっきからお前の例えツッコミ全部J-POPやねん。」
ツ「いや、たまたまやって。わかりやすいやん。」
ボ「もっとほかにレパートリーあるやろ!なんや、ナオトインティライミだの西野カナだの…んで聖飢魔II経由して、あげく松山千春出してきたやん。」
ツ「大地踏みしめてる感じするやん」
ボ「ハンターハンターのオープニングでええやん!喩えとして!大地踏みしめるってなるとさ…」
ツ「なんやねん大地大地って、おなじ話ばっかり。ハンバートハンバートか。」
ボ「ほら!もう言いたいだけやん。ハンバートハンバートまで来たらもうわかりやすさじゃないから。んで、西野カナとか松山千春は歌詞でたとえてるからええわ。ナオトインティライミのツカミてなんやねん?」
ツ「だから、ナオトインティライミがいつもやってるみたいなツカミを…」
ボ「あの人にツカミはないねん!」
ツ「ひまわり大好き芸人じゃないの?」
ボ「違うわ!なんやねんそのジャンル!あったとしたらインディアンスの田渕さんで枠埋まってるわ!」
ツ「お前がそもそも韻踏み始めるから無意識にこっちが影響受けるんやろが!」
ボ「ならせめてケツメイシとかで例えろや!全然ラップ要素ないやんけ!」
ツ「わかったわ…じゃあちょうど間のファンキーモンキーベイビーズのネタしよう」
ボ「いや、もうええわ。」

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