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認可される前の最先端?の薬、治験薬

昨日は「スキ」のおねだりをしましたが、どうするかっていうとタイトルの下あたりにある白抜きハートをクリック・・・ただ、それだけよ〜
赤いハートになれば完了

ついでに、「フォロー」は、フォローというボタンをクリック・・・ただ、それだけなの〜

いえ、おねだりしているわけではありません。
ましてや、脅迫・強要しているわけではありません。(きっぱり)

では、今日は、ここから続く

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抗がん剤治療と先週まで入院していた放射線治療と、何が違うかというところから。

放射線治療は、癌の患部に直接放射線を当てることで癌を壊す

小さいがん細胞はそれで、やられてしまうが、大きな塊になっているがん細胞は、小さな塊に崩すことで、免疫が効きやすくなる

で、死んでしまったがん細胞のところからは、「骨溶かすよ〜」細胞の指示が出て、「骨作るよ〜」細胞が頑張ってくれるので、元と同じように再建されることはないのだが、かなり修復される。

骨が再生するには2〜5ヶ月ぐらいかかって、全身の骨(健康な人の骨もみんな再生しているわけで)が再生するには3年ぐらいかかるらしい。

お肌のターンオーバー(再生)4週間に比べると、気の長くなる話。

ってことは、数ヶ月後には、歩行が楽になって、3年後には、私の骨は、通常仕様になっているはず・・・
免疫がんばれっ!


ガンサバイバーシップから借りてます


ただし、全身の転移したところに放射線をかけまくるわけにはいかないので、一番悪化していた左腸骨は、放射線をかけたが、あとは、抗がん剤の助けを借りるしかない。


ここまで、何回も書いてきたが、現代の癌治療は、国立がんセンターを初めとする権威ある人たちで、最も効果が高いと思われる部位とタイプに応じた治療法コースが決められている。プロトコル。

だから、基本、「肺腺癌の骨転移で欠損遺伝子がこのタイプだったらこの治療」というのは、全国どこの病院でも変わらない

標準治療という

大きな病院のセカンドオピニオンをとっても異口同音の説明になるのも当然よね。


標準じゃないとすると、治験薬(最後、人体で効果を試して厚生労働省で認められる薬になる直前)もあるが、これは、安全性や効果のお墨付きがまだない状態なので、希望するかどうかは本人の意思。

意思はあっても、適合条件も難しい

しかも、条件に通っても、全員が治験薬を試せるとは限らない。
2人に1人は、標準治療
え〜詐欺じゃん。

その治験薬がどのくらい効くかを証明するには、標準治療を受けた人との差を見なければならない。

薬の外見も重さも色も同じように作るらしいよ。

偽薬とも呼ばれる


だから、本人も自分の薬が「治験薬」なのか「標準治療」なのか知らされていない
(もちろん、偽薬を使う可能性があるということは伝えている)
医師にも、薬剤師にも、看護師にも知らされていないのだそうだ。

これを、二重盲検比較試験(Double Blind Controlled Test)といいます。


でも、最新の治験薬使っている〜という思いが効果を奏して、効いちゃうこともあるんじゃないかな。(プラシボ効果 プラシーボ効果)

病は気からっていうから、ミンティアでも高い薬と思って渡されると効果があるっていうしね。

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と、ここまで書いていたらランチが届いた。
お腹はあんまり減ってないんだけど、一応蓋を開けてみたら、

「おろし山菜そば」!!!


追加料金なしのおろし山菜そば
左がそば 右がめんつゆ 分けて配膳される

そうだ、メニュー変更していたんだった。
これは追加料金なしの変更ね。

テンション上がる
失礼して、先にランチ・・・
ごめんあそばせ。

う〜ん。
パンチが足りない・・・

次の入院には、善光寺の柚子入り唐辛子持参でこよう。

長野に行くと買ってくる必需品

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休憩終わり!

治験薬は、メーカーが医療機関に依頼する。
メーカーは、医療系コンサル会社に治験先を探してもらうことも多い。


なんか、汚職や賄賂や不正や・・・カネの匂いがぷんぷんする(あ、三流医療ドラマやサスペンスの見過ぎか・・・)


依頼された病院では、治験審査委員会を開いて審査する。
だから、全国どの病院でも治験薬が受けられるわけではなく、ある程度患者数の見込める専門性の高い大きな病院が対象となることが普通。

ということは、病院によって取り扱っている治験薬が違うということ。
治験薬を試したかったら、いろいろな病院のオピニオンをとってみないといけない。
転院したとしてもプラシボグループにはいっちゃうかもしれないしね。


とこんなに説明したが、残念ながら、私の病気の治験薬は、私の病院では扱ってなく、標準治療とあいなりました

あら、抗がん剤投与体験までに書きたいことが多すぎて、肝心なところは、つづく〜になっちゃったわ。

ひっぱるなあ〜〜〜〜


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