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抗がん剤が効いているのだろうか・・・骨の癌の測定法

本日のnoteからのメッセージは、「読んだ本の感想を書いてみませんか」だった。

どんな基準でメッセージを出しているのかわからなくなってきたぞ・・・

訪れてくださる方の中には知らない人もいると思うので、せっかくなので宣伝させてください。

私、本書いてます。いえ、癌の本じゃないんですけどね。

メルカリで売れなくなるので(と言う口実を言っていますが、実は、何をどう書いていいのかわからないので)サインは、お断りしています。

でも、サイン頼まれちゃったので、暇な病院生活で、せっせと書いてみました。

改めて恥ずかしい

やっぱ、ただのいたずら書きで、本を汚しているだけだなあ・・・

でも、1ページ5円と考えれば、なかなかいいこと書いてあって安いと思う。サインじゃなくて本の中身のほうね(自画自賛)

まだ、アマゾンで販売中

宣伝終わり!!

ここから続きます

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癌の治療は、癌のステージや癌の種類によってもちろん違う。

癌を手術で除去するステージではない癌の場合、抗がん剤が効いているかどうかは、どうやって判断するか

① 癌の塊が増えていない、または、小さくなっているか
② 血液検査で、腫瘍マーカーの値をみる
③ 辛い症状が軽減しているか


①は、CTやPETなどの画像診断で見ることが多い。

ただともに放射線を使った検査なので、CTは月1回、PETは年に1回以下ぐらいが理想のようだ。

しょっちゅう検査するというわけにはいかない


②は、体への負担が少ないので、比較的簡単な検査だが、腫瘍マーカーの値というのが必ずしも癌が理由で高くなるものではないなどの理由で、信頼性はかなり低くなる。

知人は、6か月の抗がん剤治療の後は、腫瘍マーカーの数値を定期的に検査して、値が上がってくると抗がん剤投与をすると言っていた。


③は、私のように痛みを伴っている人の痛みが軽減すれば、生活の質があがるという点での効果はあるが、癌そのものが小さくなっているかどうかとは、必ずしも一致しない。

私の場合放射線治療は、このためにやった。
こちらも骨だから、すぐに結果が出るものではない。
最近、痛みが少し減ってきたような気がするから、放射線治療もきいたのではないかな。


わたしのチャーリー(私の癌の名前ね)は、すべて骨の中。

だから、測定がとても難しい

例えば肺の中の腫瘍の大きさが2センチだったのが1センチになっている、なんていうのは、効果が測定しやすい。


でも、骨の再生は3か月かかるから、がん細胞に侵された骨が正常な骨になったかどうか、すぐにはわからない。

大きくなって(増えて)いれば、わかりやすいが、減っているのは判断が難しい。


これが、今、私を悩ませているところ。


すでに2回、抗がん剤投与を行った。
3週間に一回のペース。
明日は、3回目の投与をする予定。

で、先週、CT検査をした。

「どうですか」

「減ってもいないし増えてもいない。変化なしですね」

抗がん剤が効いてないってことですか?」

「まだ、2回ぐらいじゃわからないんですよね。
骨は変化が出るまでに時間がかかるから」


少なくとも大きくなっていないことはわかった。

でも、そういう意味では、1月にチャーリーが見つかった時から、全く変化していないということ。

半年もたつのに。

で、また、初期の疑問が頭をもたげ始める。

本当に癌なの?


ということで、骨転移(こつてんい)の診断方法について調べてみた。

結局、これぞという診断方法がなく、長期的な観察が必要なようだ。


しかも、こんな一文をみつけた。

骨転移は問題がスッキリ解決することは少ない


白黒つけたい私のようなタイプには、面倒臭い病気だわね。


これを書いている間に主治医がやってきて爆弾発言。

「血液の好中球の数値が低いので、明日の抗がん剤投与はむずかしい

というではないか。


その先の予定、ジョージアも含めて、ちょっとくるちゃうわ、困った。


いい機会なのでついでに、血液検査の結果を根掘り葉掘り効いてみた。

結論をまとめると、

腫瘍マーカーの値は治療を始めてから下がってきている

けど、治療開始時18000の腫瘍マーカーの値が、10000に下がっているが、標準値は5以下だから。
まだまだまだまだ・・・ね


また、ALP IFCCという骨に効いているかの値も、500を超えていたのが350まで下がっているので、何らかの影響はありそうだ。ま、こっちも標準値は38−113だけどね。


ということで、断定はできないが、抗がん剤のいい影響はでているようだ


明日の治療だが、好中球の値1330が1500に上がれば、午後治療ができる。

明日もう一度血液検査をすることになった。

「頑張って精神力で1500まであげときます

と言ったら、先生、

そういうものじゃないんですよね」


先生、お言葉を返すようですが、そういうものです。きっぱり。

明日までにあげるぞ!!
皆さんも応援して

そして、その結果はここに続く





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