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INTERACTIVE LIVE ZCON 改訂評議会議事録(偽)

はい、今さらです。
でもやっぱり、人生の楔になってしまったので、なんか書き留めておこうかなって。

去る3月25、26の2日間に行われた、平沢さんのライブ。
7年ぶりのインタラクティブライブ。
「行くしかない」が加速していく、整いすぎるお膳立て。
(全通確定→交通費と宿代超お得→物販予約権ゲット)
しかし、それをあざ笑うかのような、逆巻く時勢と発言と葛藤。
ただ純粋に楽しみ、といえない状況で向かった、有明。

ま、そんなこと言いながらも、フォロワーさんとの邂逅は楽しむw
会ってくれたみんんさありがとう、会えなかったみんんさはまたこんどね。

平沢さんが問答無用でカッコよかったのとか、CGすごかったのとか、テンプレ姉妹がステキすぎたのとかは…もう語るまでもないよね。
初回がアリーナだったんですけど、低音がお尻にガツンガツンくるので、終わったら腹ペコでした。良かった。音圧万歳。

初日はWORST、見事にインタラの洗礼を浴び、撃沈。
移動もしているのでクタクタのはずなのに、頭は冴えに冴えてしまい、TLを追い続けてしまう。
いやこれほどキツイとは思わなかった。
一般的なライブって、何も考えずに音の洪水にダイブするものだと思ってるのに、そこでさらに頭使わせるって何事。すごい。あの空気の中で聴く記憶のBEACONは心が痛すぎた。ヒラサワ何考えてんだよ(褒めてる)

2回目の2つ目の分岐でZCONITEが消えなかった時の会場の空気(凍ったよね…息吸えなくなったもん)。
そして中2時間もなく迎えた3回目で到達したTRUE。
ASHURA CLOCKも、BEACONも、記憶のBEACONも、初回とはまったく聴こえ方が違う。ものすごいカタルシス。爽快感。たまらん。
これが、これがインタラクティブライブか。
これをもう何十年もやってんのか。すごい。恐ろしい。

今回のホットポイントは、選択肢に意味が乗ったことで、より難易度が増したと思う。初回の1回目でもうすでに「ええぇええぇぇ???」だったもん…(Rを見たらLを忘れる鶏頭)
しかしそれが今回の雰囲気にビッタリはまってたんだよなぁ…ほんとうまいよなぁ…。

ストーリーのセリフに関しては、正直、現場だけでは追いきれず、配信で見て慄くこととなった。
それでも現場で記憶にスルっと入ってきたのは、
「私の声が聞こえるか」(COLD SONG)
「あなたは途轍もない存在だと知るべきだ」(転倒する男)
「声なき声を聞け」「音なき旋律を聴け」「常に『それとも?』を持ち歩け」(Σ-12)
「その道程に苦難を伴うと教えたものはもういない」(TLの終わり)(意訳)
…このあたりに関しては、ライブ翌日帰宅してからたまたま会報を見て、おったまげることになる(勢いでツイートしたらクソ伸びてビビった)。
世界はお前のお漏らし…ほんまやな、社長!!!!(褒めてる)

正直ね、ライブ前にいろいろ振り回されすぎて、チケット3回分あるけど、1回見て「もう無理」ってなってしまうかもって思っていたんです。
ほんとどうなるのか怖かった。すごく。
平沢さんを見る自分の目が決定的に変わってしまうのではないかと。
出会ってからそれまでのことを捨てることになるかも知れないと。

結論、杞憂に終わりました。ちくしょう。
ヒト科はまだまだこんなもんじゃないんだ、と、こんな壮大に語られてしまうとは。
思い出したのは、BSP会然TREK2K20編の中で語られた、自己像の話。
(1:01:40あたりからの回答)
まあ、細かく見たらいろいろ散りばめられてたのかもしれないけど、私は、ヒト科への無垢の信頼と祈りと尻たたきをもらったと解釈しました。
ほんとこの人、根幹はなんも変わってないんだと、改めて思い知った。

そして、そんな人と事故のように出くわし、追いかけてきた自分を、まんざらでもないな、なんて思った。
(個人的には保護者戦が本業とリンクしすぎててちびりそうでしたわ)


24曼荼羅のあのオチでもサイレントを貫いたけど。
今回は、無理でした。声出ちゃった。ブフッてなっちゃった。
次回は思いっきり笑える、叫べる時勢でありますように。ぷはぁっ。

追記
円盤はノーカット3枚組でちゃちゃっと出しましょうよ
最終日のおにぎり沢とよろめき沢入れてくれなかったら暴れるぞ。

追記2(やっぱ書いとこう)
ただ、ここ1年ほどの発言のせいで、界隈に悪天候が起動されw、みんながむやみに悩み、そして袂を分かつ選択をした人がいた事実は消えない。
たくさん悩んだであろう人の去り際の台詞はやたらハイコンテクストで、読んだ側の正気を揺さぶるしね…。
私はここにいることを選んだけど、そこには、ある種の諦めが混ざっている。その事実がどうしようもなく腹立たしくある。
「音を人質に取られるってこういうことか」と思っている。
此度は杞憂だったけど、次がそうとは限らない。
そのとき私はどうするのだろう。また何かを諦めるのだろうか。そんなん嫌なんだが?
もしこれが壮大な演出とか言ってみろ。マジで殴るからな。まあ言わんだろうが。黙って貫いてくれ。聞こえないことまで想像してるほど暇じゃない。


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