マレーシア生活12
現実にやっと帰ってきた。
まだマレーシアに住み始めて
2ヶ月しか経ってないけど、
KLIAに帰ってきた時のホーム感が
半端なかった。
自分の住んでいる町に帰ってきた時も
やっと帰還したんだという感覚があった。
日本の家を長く離れすぎて
実家に帰ってきた時もそんなこと思わないのに。
今回は最近あった出来事を記していく。
韓国に旅行に行く前に、
仲のいい同僚の誕生日記念ということで、
車で40分くらいのところにある
アミューズメントパークに行こうと誘われた。
学部で数少ない独身組で
主役のマレー系の女子と私と
マレー系とインド系の男性陣2人だった。
(本当はもう2人いたが不参加に)
プライベートと仕事は分けたいので
メンツを聞いて行きたいわけではなかったが、
いつも仲良くしている人の誕生日だからと
私も参加することに。
けど結果、めちゃくちゃ疲れた。
まず、『いつ行くの?』と聞いたら『明日!』と。
普通に平日だけど仕事を早めに終わらして行くのかと思っていた。
が、普通に退勤後18時半に集合と言われ、
みんな若いな〜と思っていた。
※普段22時には就寝するため
そこでそもそも平日のそんな夜まで
アミューズメントパークがやっているのかと思い
調べてみるとその日は定休日だった。
やっぱりと思い、これ私がググらなかったら行って
やってないということになってたんだなと思った。
そこで別日の営業日に行くことを期待していたが
約束はそのままで、
プランBとして車で2時間かかる
パハンのグンティンハイランドへ行くことに。
KL周辺は退勤ラッシュで渋滞がやばいだろうし、
到着したところで満足に遊べないことは
わかっていたが、主役の一存でそこへ行くことに。
案の定到着したのは21時で
レストランはほとんどラストオーダーの時間だった。
夕食を済ませ、遅くまでやっているパブへ行くことに。
ムスリム2人いるのにいいのか?と思ったが、
私が決めたことではないので着いて行ったが、
やっぱり気を使う。かなり気を使う。
結局グンティンハイランドを24時ごろ出発し、
午前2時に家に着いた。
同僚に遊びに誘ってもらえるのは
嬉しいし、ありがたい。
けどすごい疲れる。
車内での会話内容が9割恋バナ(笑)
私は恋バナあんまり好きじゃないし、
かなりパーソナルなトピックだと思うから
話したくない。
誰が誰を好きでもどうでもいいし、
自分が誰を好きでもその人には関係ない。
車内では大人しくしていたけど、
やっぱりことあるごとに娯楽がないから
ゴシップや他人の恋愛事情が
主な楽しみになるのかなと感じることが多い。
仲のいい同僚もやはり根本では
感覚が違うなと思いつつ、
最近はマレーシアで本音でわかり合える友達がいたらと
願ったり。
出会う人の多くが
韓国に行ってみたい、
日本に行ってみたい、
連れて行ってとは言うけど
あまり本気ではない。
これはどこでもある社交辞令というか
自動的に出る言葉なのはわかる。
けど、別に日本も韓国も3万円あれば航空券は買えるし
いくら物価の低いマレーシアでも行けないことはない。
その、いつもよくしてくれる同僚も
旅行に行きたいとよく言っているが、
なんだか夢のような感覚で
いつか、お金が貯まったら、と全く具体性を持っていない。
私は今まではバカ真面目に言葉を受け取って、
最近やっと人ってそんなに実行力ないんだなと
わかった身だからまだたまに
『そんなに行きたい行きたいって言ってるなら行けばいいのに』
と心の底から思ってしまう。
※現実的に行けない距離と値段ではないところに関して
今は、外にいる友達が私を
活性化させてくれているけど
やはり毎日連絡が取れるわけじゃないから
近くに同じ感覚で発言をする友達が欲しいのだ。
私の感覚もだいぶ現地化されて
並大抵のことでは動じないようになっているが
やはり自分の日本人としての性質、
海外ではかなり気に入っているので忘れたくない。
話は逸れまくったが、
ポジティブにいうと臨機応変。
ネガティヴにいうと適当なのは
結構私を疲弊させることが今回わかった。
意味のないことはないと思っているので
また誘われた時は状況をみて判断しよう。
そのなかで最近驚いたのは、
マレーシアではもらったギフトをその場で開けちゃいけないらしい。
同僚に誕生日プレゼントをあげた時に
説明をしたかったから『開けてみて』と言ったら
それは失礼だからできないと言われた。
私の感覚からいうと、
その場で開ける開けないはもらった側の自由だけど
その場で開ける方が気を使えてる感があるのかなと思っていた。
喜ぶ顔が見せられることが多いし、
もしあげた側が特別な思い入れがあればそれを聞くことができる。
これは多分文化的なことよりも
その人によるものだから正解不正解はないが、
ただ、私のあげたものは正しい用途で使われているのか。
プレゼントに関して説明することも
許されない感じだったので
とりあえず明日改めて聞いてみよう(笑)
話はまたまた打って変わって、
ハウスメイトが二人増えてシェアハウスは満室に。
元々はアパートにPHDの中国人留学生と二人で平和に暮らしていた。
そこに6月中旬になってもう二人新たに入居してきた。
全員中国出身の中国人でPHDの学生だ。
元々のハウスメイトを①、次に来た人②と最後に来た人を③と呼ぼう。
①の人は、正直あまりアパートにいない。
私が仕事で朝早くアパートを出て、
その人は何時ごろ出るか知らないがいつも8時9時ごろに帰ってくる。
私は普段9時にはベッドの上にいるので会わない。
いつも全く会わないのに、
①のハウスメイトは、結構頻繁に中国に帰るから
お互い顔を合わせることなく平和に過ごしていた。
しかーーーし、②のハウスメイトが来てからは
少しずつだけど着実にストレスを感じるようになってきた。
これを無で乗り超えられるかで
私の真価が問われることはわかっている。
が、②のハウスメイト、マジで24時間家にいる。
私がたまに昼に部屋に帰ってきてもいるし、
退勤して家に帰ってきてもいるし、
週末ももれなく家にいる。
家にいることは全く問題がないのだが、
風通しのために窓やドアは全開で
ドラマや音楽やビデオ電話や授業をイヤホンなしで
爆音で流している。
どこぞのデジャヴかと思っているが、
あまりにストレスになるなら言おうと思う。
韓国留学中も中国人ルームメイトに
同様の問題があって相当のストレスになっていた。
当時は他にも私のものを勝手に使われたり、
土足で家に入られたり、
網戸があるのに網戸をせずに窓を全開にされたり、
排水溝をなん度も詰まらされたり、
と今思い出してもキリがない。
ルームメイトとの相性に
国籍は関係ないと思ってはいるが
前回が中国人ルームメイトとのトラブルだったため
身構えていたが、やはりこの事態が起きてしまった。
共通認識が違うのはわかっているが、
少しずつだが確実にストレスは感じてきている。
彼女が入居後一言も挨拶もないが、
まあどうでもいい。
期待していないし、友達でもないから
そんなことはどうでもいい。
そしてハウスメイト③は、
感じがよさそう。そして静か。(これが一番大事)
まだ来て日が浅いから過度に反応せずに
そのまま様子を見たい。
とは言いつつも、
今日朝起きて自室のドアを開けたら
見事なドリアンの香り。
すごく強烈でドリアンが嫌いな人は卒倒しているだろう。
私はドリアンまあまあ好きだし、
全然美味しく食べるけど
ドアを開けた時の衝撃は
こりゃ機内持ち込み禁止になるな、と思った。
匂いの好き嫌いは置いて置いて、
とにかく強い。
どんな匂いでもこの強さでは
誰も嗅ぎたくないと思う。
この話をに友達にしたら、
今中国でドリアンが流行っているらしい。
どんな流行だよと思ったけど、
これもあんまり酷かったら言おうと思った。
まだ誰が持ち込んだかはわからないけど、
機会があったら犯人を探してみたい。
これじゃ洗濯物も安易と干せないので。
と、毎日がこんなに濃い生活を送っているけど、
まだそこまで病んでいるわけではない。
大抵外国での住み始めはしんどいことばっかりで
終わってみたら楽しかったんだなと気づくことが多いので。
むしろ今までの中では、比較的順調にことが進んでいるのでは?
と思えるくらいに。
今回ぼっちで来たはずなのに、
人に恵まれている。
日本のみんな〜たくさん遊びに来てくれ><
いつまでいるかわからないというか
まだ決めていないけど、
これが終わったら南米に行きたいな。
その後はヨーロッパ。
もう学生じゃないから
ライフプランを慎重に考えたいけど
やっぱりやりたいことがあるって
素晴らしいことだと思う。
明日から現実に戻るけど、
今週かなり忙しいんだよな。
頑張ろう。以上。
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