グリーフケアについて

こんにちは、本日はグリーフケアについて述べたいと思います。
職業柄、看護師さんや介護士さん達が担当している利用者様を看取った際、
当人の口座等が凍結してしまうため、
数日後に利用料金等の回収に行きます。

身内の死に直面した際、
それまでの思い出等があるため、惜しむ、悲しむというのは人間のみならず、感情としてあるものです。

利用者様がお亡くなりになる事で、
その親族含めた方々とのお付き合いも
無くなってしまうのですが、

何か商品を売り切るビジネスと異なり、
我々の行っている役割の一つに、
親族の心のケアという事も必要になります。

グリーフケアとは
というところで考えた場合、

利用者様の死を惜しむというのはもちろん前提ではあるのですが、

親族が立ち直るための、こちら側の受け止める姿勢を作る。
そして悲しみを癒すための機会創出というのは大切になってくるかと思います。

これが正解かどうかはわかりません。

一つのあるべくグリーフケアの形というところで、述べさせて頂ければと思います。


看取りの後、
往診の先生が死亡確認を行い、
死亡診断書を記入します。

手短にと
淡々とされる方も意外に散見されるなか、

とある先生は、
その利用者さんとの関わり合いの始めから、
看取りまでどうだったという詳細を細かく
親族の方へ、お伝えしておりました。
その時間として20分〜30分はあったんじゃないでしょうか…

合理的に考えれば、
先生方もお忙しい立場で、他にも必要とされてる方々が沢山いますので、立ち止まってる場合ではないのですが、

その時間を20分でも割く事で、
親族の方々の介護の意味や、利用者の看取られるまでを生き抜く意味はあったものとして
一つの区切りのようなものを示される
これも一つのあり方かなと感じました。
看護という側面で、最後の最後にしっかりと
伝えていく。という事において
認識が出来た内容でした。


グリーフケアとは
https://www.grief-care.org/about.html

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