マガジンのカバー画像

今日はあの山へ

19
公共交通機関で行く関東近郊の登山・ハイキングと下山後飲食店の記録です。
運営しているクリエイター

#ハイキング

今日はあの山へ#17|冬のお花見その3 神奈川県 松田町 西平畑公園(松田山ハーブガーデン)の河津桜とあぐりパーク嵯峨山苑菜花まつり

2月〜3月になると河津桜と菜の花を楽しむことができる「西平畑公園(松田山ハーブガーデン)」。晴れた日には富士山も望める、絶好のお花見スポットです。園内は階段が多いものの危険な場所は無いので子供からお年寄りまで楽しめます。 西平畑公園では毎年「まつだ桜まつり」が開催されます。2024年は2月3日(土)〜3月3日(日)の9時から16時で入場料は¥300。期間中は地元の特産品などの販売も行われています。 そして、西平畑公園に桜を見に行くならもう1箇所寄ってみてほしい所があります

今日はあの山へ#16|冬のお花見その2 神奈川県二宮町の吾妻山・菜の花ウォッチング

二宮町にある吾妻山(136.2m)は"山"ですが、登山経験の無い人でも登れる"丘の上の公園"でもあります。 そして136.2mとあなどるなかれ、山頂からは富士山と相模湾の見事な展望が広がります。 吾妻山では1月から2月にかけて6万株の"早咲き菜の花"を楽しむことができます。2024年は1月13日(土)〜2月18日(日)まで「吾妻山 菜の花ウォッチング」が開催されており、イベントやキッチンカーの出店などが実施されています。 二宮町観光協会のホームページを見ると、2024年

今日はあの山へ#15|冬のお花見その1 神奈川県 松田町の寄ロウバイまつりと丹沢・シダンゴ山

1月中旬といえばまだまだ寒い日が多いですが、松田町にある寄(やどりき)ロウバイ園ではロウバイが咲き始めます。その数なんと日本最大級の2万本。 寄ロウバイ園とロウバイまつり寄ロウバイ園では、毎年1月中旬〜2月下旬に「寄ロウバイまつり」が開催され、多くの人で賑わいます。2024年は1月13日(土)〜2月12日(月祝)までとなっています。 今年は暖冬の影響で開花が早く1月18日で5分咲き、22日には満開になりました。見頃はまだ続いているので、今週末(2月3,4日)にお出かけする

今日はあの山へ #12|梅雨だから行きたい場所 南沢あじさい山(東京都)

※本記事は2020年6月24日(水)の記録になります。今後の参考になればと思いアップします。最新の開花状況は文中リンクにある南沢あじさい山HPにてご確認下さい。 東京都あきる野市に【南沢あじさい山】という場所があります。「ちゅういっちゃん」こと南沢忠一さんが約半世紀にわたって植え続けた1万株のあじさいが咲き誇る素敵な場所です。 梅雨に咲くあじさいは、雨の時に鑑賞しても雰囲気があって良いと個人的には思っています。 雨が降ると外出がしづらくなりますが、そんな時は梅雨ならでは

今日はあの山へ #11|秋の高尾山ハイキング 奥高尾入口の紅葉スポット・もみじ台まで(東京都)

2022年11月17日(木)、紅葉を見に高尾山口駅〜高尾山〜もみじ台へ行ってきました。高尾山山頂の紅葉は終盤ですがまだ楽しめます。麓もだいぶ紅葉が進んでおり、もみじ台はほぼ見頃でした。 麓〜1号路〜高尾山山頂高尾山山頂 高尾山山頂〜奥高尾入口もみじ台まとめ2022年11月17日時点で山頂の木は一部おわりかけのものもありましたが、高尾山から奥高尾へ向かう途中のあずまや付近や薬王院天狗像近くの木など、これからさらに色づく木もあるので、まだ紅葉を楽しむことができそうです。

今日はあの山へ #10|紅葉スポット 評議原ハイキングと牡龍籠山・草戸山登山(神奈川県/東京都)

※本記事は過去(2021年11月26日)の記録になります。今年(2022年)以降の紅葉の参考になればと思いアップします。 神奈川県相模原市緑区・城山湖の近くに評議原(ひょうぎっぱら)というモミジ林の小さな広場があります。小松ハイキングコースという50分ほどのゆるやかなトレイルの途中にある評議原は、11月下旬頃になると木々が色鮮やかに紅葉し、訪れる人を魅了します。 評議原の近くには龍籠山(たつごやま)展望台があり、天気が良ければ橋本や横浜などの街並みを見渡せます。 今回の

今日はあの山へ #9|山梨県 三湖台〜足和田山(五湖台)紅葉登山 富士山を間近に感じる好展望の山

2022年11月6日(日)、紅葉始まる三湖台(1,202.5m)と足和田山(五湖台 1,354.9m)を歩いてきました。3時間ほどで歩けて難所も無いので初心者やお子様連れにもおすすめのコースです。 今回の行程今回は紅葉台入口バス停からスタートし、三湖台~足和田山(五湖台)と歩いて足和田山登山口へと降りました。足和田山登山口から3~4分ほどのところに一本木バス停があるので、帰りはこちらを使用します。 大月駅〜富士山駅〜紅葉台入口バス停まずは自宅から大月駅まで移動して富士急行

今日はあの山へ #8|草紅葉の尾瀬を歩く

尾瀬の草紅葉が見頃を迎えるのは9月中旬から10月上旬。黄金色に染まる湿原はとても美しく、訪れる人を魅了します。 2022年9月30日〜10月1日、草紅葉が始まった尾瀬を歩いてきました。尾瀬は大きく分けて「尾瀬ヶ原」と「尾瀬沼」のエリアがありますが、今回は尾瀬ヶ原周辺を散策。見晴キャンプ場でテント泊をしてゆっくり楽しむプランです。 今回の行程新宿から夜行バスで戸倉(夜行バスの停留所名は尾瀬戸倉)へ移行き、乗合バスに乗り換え鳩待峠まで移動。鳩待峠から先は徒歩になります。山ノ鼻

今日は、あの山へ #7|静岡県:達磨山周辺

静岡県にある達磨山(981.8m)周辺は富士山の眺めがバツグン。 場所はこちら。伊豆半島にある山です。 今回の軌跡はこちら。平石バス停で降りて船原峠〜戸田峠まで歩きました。 平石バス停〜古稀山までは車道歩きが多かったので、だるま山高原レストハウスバス停or戸田峠バス停から達磨山or古稀山の往復でも良かったかも。 古稀山を過ぎたあたりから景色が良くなってきます。 達磨山山頂は大混雑だったのでほとんど写真が撮れず…。 富士山だけでなく駿河湾もよく見える達磨山周辺。天気

今日はあの山へ #5|紅葉の小仏城山(東京都/神奈川県)

高尾山の紅葉も良いけれど、隣の小仏城山の紅葉も素敵です。 高尾山山頂よりも少し早く紅葉します。 高尾山山頂よりも10日くらい早いといわれています。 高尾山から小仏城山の往復は2時間10分ほど(個人差があります)です。 小仏城山は東京都八王子市と神奈川県相模原市の境にある670.3mの山です。高尾山の隣にあります。 2019年11月08日、小仏城山の紅葉を見に行ってきました。 今回は少し贅沢をして行きはケーブルカーを使用。清滝駅周辺の紅葉はまだまだといったところ。 まず

今日はあの山へ #4|富士山を見に行くなら大野山(神奈川県・山北町)

丹沢界隈の南西に位置している大野山(723.1m)。富士山を眺めに行くなら最高の場所です。比較的なだらかな道はハイキングにピッタリ。たくさんの人が訪れる人気の山です。 大野山には御殿場線の山北駅側から登る方法と、同じく御殿場線の谷峨(やが)駅から登る方法があるのですが、谷峨駅側からの方が富士山を見ていられる時間が長いのでこちらを使うのが好きです。 薄暗い早朝に登山口まで歩いていると、山の間から光が漏れて薄明光線のように見えるという素敵な光景に出会いました。幸先の良いスター

今日はあの山へ #3|赤ぼっこ(東京都青梅市)

東京都青梅市にある低山、赤ぼっこ(409.6m)。 奥多摩の山々から東京都心まで見渡せる山頂には、まるで周囲を見守っているかのような大きな1本の木が立っています。 甚大な被害を与えた台風19号が過ぎ去った後、この木が無事であるかどうか、とても気になっていました。 Twitterでそのことをつぶやいたら、自宅から赤ぼっこの山頂が見えるフォロワーさんから「木は無事ですよ!」と教えて頂いてホッ。それと同時に「ここで思い出したのも何かの縁だから、またあの木に会いに行こう」と思った

今日はあの山へ #2|駅から1時間、好展望の山・菊花山(山梨県大月市)

「低山にも良い景色の山は沢山ある」 菊花山はそんな山の代表格ではないでしょうか。 ということで今回は山梨県大月市にある菊花山について書きたいと思います。 標高643.7mの菊花山。大月駅から歩いて登り55分/下り40分(山と高原地図コースタイム)と行程が短めなのにこの好展望というとても素敵なお山です。 ただ、コースタイムは短いですが、2つあるコースの片方は人によっては難しく感じるかもしれません。 大月駅から近い登山口は、「人によっては難しく感じるかもしれないコース」。

今日はあの山へ #1|桜咲く、春の棒ノ折山(東京都/埼玉県)

東京都と埼玉県の県境に位置する棒ノ折山はいつ来ても素敵な山ですが、春は立派な桜が咲き、大勢の登山客が訪れます。 (棒ノ折山は"棒ノ嶺"や"棒ノ峰"と呼ばれることもあります) 棒ノ折山に行く方法は色々ありますが、埼玉県側・さわらびの湯バス停から登るのが主流のようです。でも、私は東京都八王子市に住んでいたので、埼玉県側に回り込むよりも青梅線の川井駅で降りて東京都側・清東橋(せいとうばし)バス停から登る方が近かったためこちらをよく利用していました。   ただ、清東橋バス停から