地域福祉における主要な人物と業績等を織り交ぜながら「地域福祉の変遷」について考察しなさい。

科目名:地域福祉の理論と方法①

50点満点中45点でした。

<引用・参考文献>
• 坂田 周一 著『社会福祉政策―現在社会と福祉(第3版)』有斐閣,2014年
• 社会福祉士養成講座編集委員会編『地域福祉の理論と方法(第3版)』〈新・社会福祉士養成講座9〉中央法規出版,2015年

本文

 イギリスの地域福祉の歴史と、それに影響を受けつつ独自に発展していった日本の地域福祉について考察していきたい。
 はじめに、日本では明治時代から大正時代にかけて、農業が盛んであった。また、家族や親族、農村において、同一の信仰を持つ人々の結社である「講」や、集落の全員が総出で助け合う「結」などの相互扶助が行われていた。明治後期になると、近代産業が発展することによって資本主義社会の発展とともに貧富の差が拡大した。

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