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「人を泣かす事など簡単だという劇作家が自分を泣かせる話を書いて欲しいと言われたら書けなかった話」感想

皆様こんばんは!
なんと、週2投稿でございます👏🏻👏🏻👏🏻
それだけ充実した日々に恵まれている、ということなので、改めてそんな日常に感謝です。

そして今日は、まさにそんな日常にありがとうと伝えたくなるような、僕にとっては昨年6月の「始まりの箱」以来1年ぶりとなる萩原成哉さんの作品、「人を泣かせる事など簡単だと言う劇作家が自分を泣かせる話を書いて欲しいと言われたら書けなかった話」を観劇してきたので、その感想を書いていこうと思います!

先に一言コメント…
「涙腺が仕事しすぎてマジ泣けました😭」

とまあ洒落なんだかようわからんのは置いておいて笑。

最近ライブやイベントの現場が多かったのもあり、実は成哉さん作品に限らずとも自分の足での観劇も「始まりの箱」以来だったり、あとは世にも珍しい友人との観劇だったのもあり、劇場の雰囲気でなんだか既にエモい気分に浸っておりました。

そんな中始まったら本編でありますが…

みんなよってたかって西村さんの"言葉"を褒めるのに、その良さを誰も言葉で表現できない、という一見矛盾して見えて、でも確かに演劇というのは素敵な言葉を使って言葉で表現できないようなものを伝えるものな気がして、もしかしたら当たり前とも思えるようなその構図を現しているような、本当に不思議でエモい作品でしたね。

ほら、現にまたエモいって言葉で片付けてるでしょ?でもその良さって本当に言葉で伝えるのが難しくって。

でも確かに、全然ドラマティックでもないし、本当に普通通りの日常だけど、確かにそこには愛があって、情があって、人がいて。
そんなところに温かさを感じることができて、
別に普段特段辛い思いをしているわけでも、日常がつまらないわけでもないのに
友人の言葉を借りると、
「なんだか人の心を取り戻せたような気がする」
そんな気持ちになった作品でした。

家族の理想の形、人それぞれ別の理想の形を持っていると思いますが、あそこで描かれる家族は華やかなでもなくて、きっと誰にとっても理想の形ではなく、でもまた、誰にとっても理想の形である家族なんだろうなぁ、とゆるゆるになった涙腺を震わせながら、ラストシーンを見届けました。

Toy Late Lieの10周年記念公演ということで、過去作を知っていれば「あーー!!!」となるエモエモなファンサービスのようなシーンもあり、きっと成哉さんの思う家族や、成哉さんの人柄が滲んでいるような、成哉さんが一度舞台に立つことをお休みする前の作品としても、ふさわしいものになっているのではないかと思いました。

そして本日一夜限り、楽曲提供のおだともあきさんをゲストに迎えてのミニライブ!
劇中で使用された、「Try again」、「天の川」、「日和」の3曲を生で披露してくださいました!(表記間違っていたらすみません🙇‍♂️)

実は生で歌声をお聞きするのは初めましてだったのでまたここにきて感動の追い討ちを受けてしまい、舞台上でライブを聴いていらした出演者の方々共々、涙のダブルパンチを喰らってしまいました🥹。

たった2時間ばかりですけど、本当に贅沢で、幸せすぎる、かけがえのない夜をありがとうございました!明日からまた、当たり前の日常を笑顔で生きていける気がしています^_^。

もしよろしければサポートよろしくお願いします。サポートでいただいたものは何か新しいことに挑戦するときに使わせていただきたいと思います。