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最強の和製ハーブ=よもぎ

よもぎは土手や公園でも見つけることのできる身近な植物で、「和製ハーブ」や「ハーブの女王」と呼ばれています。

日本に自生するよもぎはおよそ35種類で、世界には350もの種類があるとされています。

日本で最もよく知られている種類はカズザキヨモギで、菊の仲間の多年草です。成長すると1.5~2mにも達するオオヨモギは、若い葉を食用にすることができるものの香りは少ないといわれています。

新芽の天ぷら、茹でて食べる、草もち、油いため等
常食すると貧血に効き、乾燥させた葉をお茶で飲むことで血行を良くして新陳代謝を上げる働きがあるため、美肌効果が期待できます。

血液やリンパの流れが良くなることにより、シミやシワ、くすみができるのを抑えて、しっとりと潤いのある肌を保つことができます。

また、よもぎには利尿作用があり、身体に溜まった毒素を排出してくれます。余分な水分が出ていくため、むくみの改善にも繋がります。

傷口にほぐした汁を塗ると止血・痛み止めになり、虫刺されの痒みにも解毒にも即効性があり、絶大な効果を発揮します。火にくべれば虫除けの効果も高いです。

よもぎの葉の裏の綿毛に含まれるロウには、火をつけるとじっくりと燃える性質があり、よもぎの「よ」は「ますます」、「も」は「燃える」、「ぎ」は「茎のある立ち草」を意味します。よもぎの語源は「よく燃える草」であるとされています。

よもぎタバコやお灸としても珍重されていました。

繁殖力が強く四方に広がることから「四方草」と書いて「よもぎ」と読ませるようになったとも言われています。

そして、よもぎに豊富に含まれているクロロフィルには、体質改善や病気予防、健康回復や健康増進などの効能があるとされています。具体的には、体内でヘモグロビンの生成を助けて造血の作用を促進し、貧血の予防や改善に役立ちます。

また、血中のコレステロール値を下げ、血中脂質の正常化に作用することが明らかになっています。その他、クロロフィルには発ガン抑制因子を増加させてガン細胞を阻止する働きがあります。

よもぎの葉を軽く揉むと、さわやかな若草の香りがします。この香りに含まれるシオネールという成分には、気持ちを穏やかにリラックスさせる効果があります。

リラックス効果を得るために、よもぎ風呂に浸かることもおすすめです。自律神経のバランスを整える効果があり、質の良い睡眠にも繋がります。

五月五日の端午の節句には、菖蒲とよもぎを屋根にさして飾り、菖蒲とよもぎのお風呂に浸かる風習があります。

シオネールやアルファーツヨン、セスキテルペンなどの精油がよもぎの香りの主成分です。シオネールには自律神経のバランスを整えて安眠に導く作用があります。また、アルファーツヨンやセスキテルペンには目の充血を改善する効果があります。

最強すぎませんかっ!?

どこにでも生えている雑草と思われがちですが、よもぎは優れた万能薬であり自然界における最強ハーブと言えるのです。

自然を理解し、感謝の氣持ちをもって共存する意識を持てば、最近流行の風邪も

全く怖がることありませんよ〜^^

#最強ハーブ #ヨモギ#大自然の良薬


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