日記未満 #7
口にして光になった想いは、
いつしか大切な力を失う
座り焚べて眺めたならばここに、
いつか血となり巡るだろう
星と話したあの頃の道は、
柔らかい土、群青の色
遠くで響く、タイヤの鳴る声、
僕らはひとりの海を持って
月は水面から夜空に映って、
鏡の中から私を見ている
言葉は良くも悪くも無いの
それでいいなら、それでいいの
君はどうやって、
間違った風に押されて、
目印もない雰囲気の中を進み続けるの?
僕らはこうして閉じ込めた17の思春期を、
抱きしめて離さないで
「アフター・スクール」2023/2/19
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