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アフガニスタン情勢簡易説明(子供説明向け)
子供達と接する機会が多いことを利用し、複雑そうなことを簡易に説明できるスキルを得たく思う。
今回アフガンについてトライアル。
もし誤認があったらお許し下さいませ。
※ソ連・アメリカ・パキスタンが深く関与してきた下記以前の情勢は今回割愛。
約20年前、反米テロ組織「アルカイダ」がニューヨークの2棟並ぶ超高層ビルに、ハイジャックした飛行機で突っ込み自爆テロ。
しかも2機=ビル2棟。
同時に、国防総省ペンタゴンにも攻撃。
これが米同時多発テロ。
↓
ブチ切れしたのは時の大統領ブッシュジュニア。
アルカイダのボスであるオサマ・ビンラディンが逃亡していたアフガニスタンのタリバン政府に、「ビンラディンを差し出せ」と要請。
タリバン政権は「キャクジンマモル」と言って、これを拒否。
↓
ブッシュ再度ブチ切れ。
「テロリストをかくまう奴もテロリストじゃ、ヴォケェ!」と言い、アフガンを攻撃。
マッチョな米軍力で、タリバンを瞬で制圧。
親米の政府を新設。
こてんぱにやられたタリバンだが、途中、アメリカはまた勝手にイラク戦争を起こし、アフガンの米兵をイラクに派遣している間に、タリバン残党が結構復活、しぶとく抵抗。
アメリカも兵士の命は奪われるわ、戦費はかさむわでテンション激落ち。
↓
なんだかんだで20年。
米軍撤退。(・・・この20年間なんだったの・・・?)
待ってましたとばかりに、今度はタリバンが瞬でアフガンを奪還。
政治的不安・経済的困窮で、国民大混乱。
↓
現在の混乱の中、中国がアフガンに接近。
中国のウィグル自治区はイスラム教、タリバンはイスラム原理主義、もしタリバンがウイグルと結託などされたらそれはもう大変ということで、今のうちにタリバンと親交をと。
そしてイスラム国。
(あ、イスラム国って久々と思う人も多いのでは。)
表面上、タリバンとイスラム国は敵対しているが、過激派の若者は「タリバンなんて生ぬるい、もっと過激に活動したい」と考える者も多いらしく、タリバンからイスラム国に鞍替えするケースも多いと聞く。
片や南のパキスタンにいるイスラム原理主義者達もアフガンに入り、アフガンはテロの温床になってしまうのではないかという懸念。
もうめっちゃくちゃである。
自分達から戦争を仕掛けて、自分達の都合で撤退していったアメリカ。
オバマさんの時も、アメリカは世界の警察を辞めると発言し、現れたのがイスラム国。
アメリカはいつだって戦争ばかりしてきて、利権と富を得、テロ組織を作り上げる要因を作ってきた。
私達が守られている日米安全保障条約。
日本にとっては大親分で頼もしい。
一方、うちの親分は大ヤクザでもある事実。
決して綺麗などではないこの世界、されど美しいことも実在するこの世界。
何をどう捉えて、何を感じて生きていくのか。
大切なことは何なのか、これからの子供達に・・・おぉぅ・・・、子供達向けの簡易説明の筈だったのに・・・。
無理・・・。
私は学校の先生にはなれん・・・。
ごきげんよう・・・。
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