後ろ指

久しぶりに悲しくて泣いたので、しばらくインターネットをしていたら、大学の頃の荒れ狂ったツイートらがたくさん発掘された。

街ゆく人びと全てにケチをつけて、髪が変だ服がアレだなんだと、何さまアタシ様の呟きを見返して思ったのは、"悪口ばっか言ってるときはすげえ暇"ということ。

大学生だったとき、毎日はただ過ぎるという感覚で、ろくに授業も聞かずに画面をスクロールし、飽きると教室内の人間を眺めた。
その人の着ている服をみて、次は髪の毛。「あ、天然パーマかな」なんていうふうに何かしらのアラを見つけて暇をつぶすのだ。
そういう暇がゆえのアラ探しの延長線上に、たくさんのツイートがあったんだなと今さら自己分析できたのが、今日。

最近は忙しくて、普段のツイートもあまりできていないから他人の欠点なんて見つける余裕がない。どうでもいいそんなものは、とまで思う。性格が良くなったわけではもちろんなくて、相変わらず性根は腐ったまんま、自分で言うことでもないけど。未熟な自分を棚に上げて、「あのひと変なの!ププ」って思うときもあるけど、それって気持ちに余裕(暇)があるときなのだ。コーヒー飲んで一息ついてるときだとか、移動中の電車内とか。少なからず、やるべきことをやっていないときとも言える。

もし今度、悪口を言われても今までより傷付かずに済みそうだなあ。と思ったのでした。
あ、また自分を棚に上げてる!

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