1、2、の次の7

はじめてアイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージと出会ったときのことは今でも鮮明に思い出せる。
居酒屋でアルバイトをしていた時の、常連のデブに教えてもらったのがきっかけだった。当時アルバイト以外に打ち込むことがなく、「そろそろまとまった時間を潰せるクソゲーとかないかな」と思っていたためナイスタイミング!ナイスデブ!とは思えず、、
アイドルマスター系列にそれまで触れたこともなかったのに、こんな軽いノリで始めていいものか、まずもって拭い去れないアイマスのザ・ヲ↑タ→ク↓感、自分はそういったヲタクとは一緒くたにされては困るといった無駄なプライド、あとは「…で?面白いの?」という単純な疑問。デブは饒舌で、酒も入り気分も良さそうなので意を決して聞いてみたのが間違い、バイトはもう既に上がっていたのにいつの間にカウンターのデブ隣に座りチャイナブルーを飲んでいた。どうしてこうなった?2時間ちょっとで聞き出せたのはデブの推し、『橘ありす』という子の可愛さ、衣装のステキ加減、特に気に入っている楽曲…etc どれもこれも私が聞きたかった事ではないが、そのあまりの熱量に身を焼かれ、帰宅即インストールに至った訳である。

そういえばカウンターにデブと横並びになりながら、とりあえず推しを見つけろと言われ、デブの所持アイドルをつらつら見ていた。たくさんのアイドル達の中、ドンピシャで私の心臓~my HEART~をぶち叩いてきたのが、そう佐藤心(通称しゅがは)であった。完全に見た目で選んだため、実は年齢)という情報は後から聞いてアラびっくりではあったが悔いはない。なんせ可愛いからね。
そこからの話はよくあるテンプレであり、バイト代を全部ガシャに充てたという、どんなゲームだろうと通った結末であるためこれ以上語らない。(一番金を溶かしたのがそこまで推してないキャラの限定ガシャだった、というのも言わなければバレない)

金がない今でも、あの頃を思い出して勿体ないことをしたとは思わない。ただただ懐かしく、がむしゃらに思うがままに行動していたことを眩しく思う。多くの時間を、アイドルのことを考えることや音ゲーで自己最高得点をたたき出すこと、イベントで上位に入ることに充て、退屈な講義中もスマホの中ではアイドルが踊っていた。歌っていた。なんと美しく、無秩序であることか。

今は第一線(どこ)を退いてしまったが、定期的に開いてはログボをもらい、最近の『頑張れば好きなSSRもらえるよ!』みたいなイベントもこなし、そんなこんなでゆるくながくデレステと付き合っていけたらと思う。7周年おめでとうございます。
※7周年プラチナチャンスの最高等級は5等でした。お疲れ様でした。

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