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【ネタバレ】 消滅都市 失われし世界 あらすじ

ストーリーが複雑ですぐに忘れてしまうので自分用にメモ第2段。ネタバレ注意
儚い記憶と乏しい理解力で書いているため、間違いあったらご容赦を…

こちらのストーリー動画をいつも参考にさせていただいています!

1章 赤髪の少女

記憶を失ったタクヤと、赤髪のユキが球根を目指す

失われし世界 (World:A) … 「3回目の戦い」で人の住めなくなってしまった世界。マスターブランチとも呼ばれ、World:Bを含む並行世界のもとになる存在らしい

この世界ではソウマは存在すらしていないが、大人になったWorld:Bのソウマ (レプリカント) がいる。ソウマは自分とユキが幸せに生きられる世界を求めていくつもの並行世界を渡ったが、その可能性がないことを知り、自分たちの不幸の引き金となった消滅をなかったことにするために球根の力を利用して時間巻き戻しを引き起こそうとしている

"謎の組織" への恨みも強く、復活させたツキを利用した挙げ句、アーティファクト (ツキの涙=月の涙) を埋め込んで死ねない体にして球根に向かわせた
World:Bとの通信を成功させたタクヤたちはツキを撃退。
そこでWorld:Bでは7年もの月日が経っていることを知る

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the Walker from Beyond

失われし世界のユキはソウマによって殺されており、その世界のアキラ (ジョニーウォーカー) はその過去を修正するためにローズバンクの力を利用してWorld:Bに渡り、ユキを殺そうとする (ユキがいなければソウマが生まれることもなかった、らしい…?)
アキラはその後、すべての時を巻き戻そうとするソウマに協力し赤髪のユキを狙うことになる

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BONDS IN THE DARK

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謎の組織の執行機関5人の絆は、ローズバンクの洗脳による偽りの絆だった。
洗脳が解ける前に、絆がまだ本物である間に世界を滅ぼそうとするローズバンク (ジョニー・ウォーカーの召喚もそれが目的)
だが、すでに半分洗脳が解けていたリトル・ミルを始め、すでに執行機関たちには本当の絆ができていた

すべての並行世界の憎しみを集めて召喚されたノストラダムスは彼らの絆により止められたが、ローズバンクはタイヨウの誘いに乗り、タイヨウとの決着を着けるために1人失われし世界へと移動する

2章 想い (5話〜6話)

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失われし世界のサトルによって差し向けられたシズクがきっかけで記憶を取り戻す赤髪のユキ。
赤髪ユキはタイヨウたちのレプリカント計画によって生み出されたWorld:Bのユキのレプリカントだった。タマシイを呼び出す力が薄く、廃棄されそうになったところをローズバンクの手で失われし世界に逃れさせられ、ソウマに記憶を消され今に至る (ソウマは自分と同じ境遇にあるユキ・レプリカントに同情し、殺すのを思い留まり記憶を消した)

レプリカント計画 … タイヨウたち謎の組織による、強大な力を持つ人物を複製する計画。もともと偶然の産物で生み出した (降ろした) ウチュウの複製を作るのが目的で、メシエ等はその産物。
後にこの技術でユキやソウマのレプリカントが作られた

一方World:Bのユキは7年前にタクヤを追ってすでに失踪していたことがわかる。現在は球根の中で夢を見させられている

ソウマはタイヨウを復活させ利用しようとするが、タイヨウを復活させるためには「タイヨウを知る者」が少なくとも5人必要。そのため失敗すると思われたが、サトルの誘導によりタクヤ、赤髪のユキ、ソウマ、ローズバンク、そして球根の中で眠るユキの5人が集められタイヨウが復活させられてしまう
※ジョニーウォーカーやサトル自身は失われし世界出身でタイヨウを直接知らないため対象外なのだと思われる
サトルの目的は球根とタイヨウをぶつけて時を巻き戻し、ハヅキ (この世界では球根の力で死んでいる) の死をなかったことにすることだった。しかし、復活したタイヨウに無の世界に閉じ込められてしまう

タイヨウの口から、World:Bのユキも実はレプリカントであり、オリジナルのユキは消滅ですでに死んでいることが語られる

6話の最後で、ナレーションから選択肢を投げかけられる。
ユキと赤髪のユキ、どちらを選ぶか
この選択がこの後の展開に影響を与えることは "おそらく" ないと言うが、9話にて言及がある

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2章 想い (7話〜8話)

球根のユキに夢を見させ続けているのは観測者メシエ。タイヨウを倒したタクヤも夢の中に取り込み、閉じ込める
メシエは進んでも進んでも不幸なことしか起こらない現実 (このゲーム) から目を背け、幸せな夢を見続けるべきだと主張する

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World:Bのギークの妨害でタクヤが夢から醒めそうになるのを防ぐため、メシエはゲームマスターに協力を仰ぐ。ゲームマスターは何度も並行世界を越える中で忘れてしまった自身の正体を突き止めるゲームを始め、解けなければ絶対に夢から脱出できないというルールを設ける

ゲームマスターの正体は、失われし世界のサトルの成れの果てだった。
※謎解きをクリアし勿忘草を手に入れることで突破できる
タイヨウにより無の世界で精神破壊を受けたサトルは自我を失い、ハヅキを取り戻せない絶望から世界を否定しゲームマスターとなったのだった

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サトル、ハヅキ (World:B) … ゲームマスターのデスゲームにたびたび参加し資金を得ていたサトル。それを心配し自らデスゲームに参加したハヅキだったが、脱出に失敗しゲームマスターの交換条件によりサトルの手で兵器に改造されることとなる。記憶を失いサトルとの思い出を思い出せない苦しみから、ハヅキは自ら人格データを消去してしまう (私を忘れないで)
(サトルとハヅキにこれらの仕打ちをしたのは、実は失われし世界のサトル自身だったことになる)
一方 君を忘れない では、ラプラスの悪魔となり並行世界を観測できるようになったサトルが元気なハヅキを見つけ出しWorld:Bのハヅキに上書きしようとするが、この世界のハヅキを否定するのではなく救うことをあきらめないと思い直すまでが描かれる。この件などから、サトルは観測者の資質があると話されることがある

こんな不幸に満ちた物語など誰も必要としてはいない、せめておもしろくしてやると言うサトル=ゲームマスター。また、苦しみに満ちたこの " 消滅都市" なんて消えてしまえばいい、安易に欲望を満たしてくれる物語なら周りを見渡せばいくらでもある (ほかのソシャゲのことを言ってる?) と言うメシエ

2章 想い (9話)

メシエに力をもらい、球根を目指すソウマ。球根の中にいるユキから返事がなくても、最期の力を振り絞りただユキのもとを目指す
最後に流れ込んできたユキの記憶から、ソウマのことを想い戦っていたことを知り、ユキを絶対に忘れないと誓って消える

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エンディングと言って現れるメシエ。
メシエの繰り出すメタ発言を受けて壊れるタクヤ。
メシエはタクヤ同様、この物語の作者もすでに壊れていると言い、ゲームを続けることでこのまま "君" がとんでもないところに連れて行かれると警告する

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タクヤを失い、球根による世界の終わりが近づく。そんな中、メシエは赤髪のユキに「事前に描かれたプロットは終わった」「圧倒多数の観測者が君を選ばなかった (6話ラストの選択の話)」「選ばれなかった君は、自分の命を削ってタクヤを助けユキを救いに行くことを選ぶ権利がある」と言う。
赤髪のユキは最後に1度くらい誰かに必要にされたいと、自分を犠牲にすることを選びタクヤを救う

メシエいわく
・かつてボクたちのタマシイは天上にあり、イデアだけを見て暮らしていた
・いつしか地上に追放され、イデアを忘れ肉体 (ソーマ) に押し込められた
 (ソーマにあってなおイデアを思い出すのが "夢" ?)
・タマシイがソーマから分離され、純粋にイデアだけを見て幸せな夢の中で永遠に暮らしていけるように、天上の世界に戻ろう
一足先に天上へ向かう連絡船に乗ると言い残し、去るメシエ

球根で眠るユキを救おうとする中、目覚めるウチュウ。まったく攻撃が効かないが、ソウマの助けもあり再び眠りにつかせることに成功する
幸せな夢の中で眠り続けようとするユキを、赤髪のユキが最後の力で球根から引きずり出し、自分は消滅する

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・・・

メシエの繰り出す怒涛のメタ発言、好きです笑
メインストーリーの中でも屈指の鬱度を誇るストーリーですが、メシエが「前に進んでも苦しみしかない」と繰り返すように、あえてそう演出しているのかもしれないとすら思えてきました。
ちなみに、タイヨウやギンガがうわごとのように繰り返す「届かなかったはずの…球根…(略)」は9-3の回想でメシエがタイヨウに話したセリフの断片でしたね。

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舞台はWorld:Bに戻り、2度目の消滅が起こります。


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