自宅でおそらく10年以上眠っていたタミヤのおもちゃ「壁づたいねずみ」を発見したとき閃きました。「これを M5StickC Plus で操ればラジコンマウスが作れる!」ちなみにこのシリーズ、今でも販売されていますね。
左右の車輪をそれぞれ独立したモーターで駆動する構造です。左右同じ回転数で駆動すれば直進し、差をつければ右や左に旋回します。回転数は Pulse Width Modulation(PWM)で変えればいいはず。
M5StickC Plus とスマートフォンは Wi
M5StickC Plus の内蔵スピーカーを使用して、楽曲を演奏します。M5StickC Plus で音を出す方法はいくつかありますが、五線譜の音符を一つひとつ鳴らして曲を奏でます。
曲は「どんぐりころころ」と「チューリップ」です。譜面があれば演奏できると思いますが、音量が変えられないので無味乾燥な演奏になります。また内蔵スピーカーの音量はそんなに大きくないです。
この方式は、チャイムやブザーなどの用途向き、楽曲を演奏するには不向きです。
目標M5StickC Plu
M5StickC Plus で時刻や日付を管理したいアプリケーションがあります。
例えば、歩数計。一日あたり何歩歩いたのか。例えば、自転車のスピードメーター。時速やペダルの回転数(ケイデンス)をリアルタイムに表示する。
最もシンプルなのは、目覚まし時計ですね。
M5StickC Plus のアラーム音は音量が小さいので実際には役者不足です。
目標M5StickC Plus の時刻は、Network Time Protocol(NTP)で取得します。
日付、時刻を M5S
M5StickC Plus は IoT と整合性が非常に高いです。何らかの事象が発生したときスマートフォンに通知できれば、様々な応用が考えられます。
例えば、人が入室したときに通知する、温室の気温が高くなりすぎたら通知するなど、様々なリモートセンシングに活用できます。
今回は、M5StickC Plus に Web クライアントを実装します。M5StickC Plus のボタンを押したことを、Web クライアントで LINE に通知します。LINE が提供する LINE
M5StickC Plus を Webサーバにします。これによりブラウザから M5StickC Plus に指示を送り、内部変数を設定したり、制御したりできます。
Webサーバを利用すれば、小さな液晶ディスプレイと押しボタン 2個しかない M5StickC Plus のユーザインターフェースを使いやすく拡張することができます。
目標M5StackC Plus で Webサーバを動作させます。
PC のブラウザから Webサーバに文字列を送信し、M5StickC Plus
「Lチカ」の状態をボタンで制御します。「ステートマシン」の使用方法を覚えましょう。
目標ブレッドボード上に LED を外付けする回路を配線します。
上ボタン(押しボタンA)を押すごとに、M5StickC Plus に外付けした LED の状態を消灯、点灯、点滅と変化させます。
液晶ディスプレイに LED のの状態をそれぞれ「LED OFF」/「LED ON」/「LED BLINK」と表示します。
部品・機材使用する部品は次のとおりです。「Lチカ」と全く同じです。
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