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Kolokol 5th Anniversary

▽ Kolokol 5th Anniversary

2023年5月13日、関西最大級のアイドルサーキットイベントであるMAWALOOP OSAKA 2023にてBIG CATのステージでKolokolが大トリを務めました。

この日は彼女達がデビューした日である2018年5月13日からちょうど5年となるメモリアルな日でした。

デビューから5周年の日、関西を代表する大型サーキットでの大トリ、前回ワンマンで立ったBIG CATでのライブ、そして数年ぶりに完全に規制解除された環境と、ライブ前から会場は既に期待感で溢れていました。

そこに拍車をかけるように現れたのは5周年を祝うべく用意された特別仕様のバックドロップ。
1度MAWALOOPのバックドロップが下げられた後に、Kolokolメンバー4人のメンバーカラーで彩られた4つのバックドロップが掲げられ、会場からは大きな拍手があがっていました。

舞台は完全に整い、MAWALOOPのSEが鳴り彼女達の5周年を祝う40分間のステージが始まりました。

▽ライブ本編 前半

ステージが暗転し、照明により作り出された光の柱が会場を飲み込んでいくように前から後ろまで照らしていきます。それと共にSEが鳴らされ、ここでもいつもとは違った特別な演出が行われました。

デビューから5年経った今でも初心は忘れず、それでいて進化を続ける彼女達を象徴するようにリミックスされた初期SEからライブは始まりました。
オタクは特殊SEに弱いのでこれだけで大興奮です。

1曲目に披露された曲は「Insomnia」
今年リリースされた最新曲であり、デビューから5年経った今、現在のKolokolの最高到達点を見せつけるような選曲でのスタートとなりました。

印象的なベースラインに現衣装にもマッチした異国情緒溢れるような音作りで1曲目からKolokolの世界観を表現していきます。

特筆したいのは、このみパート「悠久の時を超えて 今光が挿すの」から、「目も開けれないくらいの 勇気を胸に当てて」とさきちゃんパートに続いていくところの照明の演出。

このみちゃんが歌いあげると一瞬の暗転を挟み、さきちゃんパートの入りと共に照明が一斉点灯し会場に降り注ぎ、力強くそれでいて明るいさきちゃんの歌声と歌詞にマッチした演出に涙腺が緩む程に心打たれました。

自分自身この曲がリリースされてからタイミングを逃し続け、ずっとライブハウスではこの曲を聴けてなかったのもあり、初回収がこの日だったことも嬉しかったです…

続いて「Deeper Deeper」、「Miss Shooting Star」と直近のリリース順に遡っていくかのように近年の楽曲が披露されていきます。

Kolokolの良さの1つに楽曲の幅広さがあると思っていて、ここまで披露された3曲だけを聴いてもどの楽曲も違った良さを持っており、それでいてKolokolの表現するおとぎ話のような世界観は崩さず、ライブでもそれが表現されているところが大きな魅力だと思っています。

今回のライブでも、この前半の3曲を聴いただけでもその魅力が存分に伝わるようになっており、こうして文に起こしながら振り返ってみるとKolokolの良さを最大限に伝えられるよう考えられたいいセトリだな〜と思いました。

4曲目に披露されたのは「CheapLens」
この曲で印象的だったのはサビでのシンガロングのシーン。

今回のMAWALOOPは規制解除を受け、ライブ中のマスクの着用は任意かつ声出しもOKとなっており、1〜2年前にはできなかったマスクを外してダイレクトに演者に届けるシンガロングも可能となっていました。

その数年越しに聴くことのできた会場が一体となった大きなシンガロングに対して、このみちゃんが両手を上げて全身で浴びるようにフロアの声を受け止めていたのが印象的で、今回の完全に規制解除されたMAWALOOPを象徴するような記憶に残るシーンになりました。

会場が一体となった後に披露されたのはKolokolの中でも踊り騒げる曲である「Rascal」

ここでもここ数年規制によって封じられてきた鬱憤を晴らすかのように大声でのコールに加え、推しジャンをする人やリフトで上がる人もおり、フロアは一気に沸き立ちました。

個人的にもKolokolというグループを知り通い始めたのが既に規制のある頃だったこともあり、念願の推しメンパートであがるという実績をこの曲で解除でき最高の景色を見せてもらいました… 上げてくれたフォロワーありがとう…!

▽MC

5曲を披露し終え1度MCに入ります。
今日という日は自分達にとって5周年のメモリアルな日であることを伝え、特別仕様として用意されたバックドロップを紹介。

ライブ後に行われたこのみちゃんのインスタライブでの話曰く、メンバーもバックドロップをしっかりと見れたのはこのMCのタイミングだったようで、Kolokolの世界観をモチーフに各メンバーのメンバーカラーを取り込んだデザインに喜び跳ねて喜ぶ姿がめちゃくちゃかわいかったです…

この演出があったからこそ記念すべき5周年の日のライブがより特別なものになったと思うのでデザインしてくれた方や制作、装飾してくれた方々に圧倒的感謝…!

その後、いよいよ来週から行われる全国ツアーや今月末に控えるあきこの生誕の告知を行った後に次の曲がコールされました。

▽ライブ本編 後半

MCが明け披露されたのは彼女達のデビュー曲である「スコール」

彼女達は大事な日には必ずと言っていい程雨が降るという特殊能力(?)を持っており、この日も例に漏れず雨でした。

そんな彼女達のデビュー曲が「スコール」というタイトルなのも面白い話で、ここまで事ある毎に雨が降ってきていたのもあって、メモリアルな5周年の日も祝いの雨(?)が降っていることに安心感を覚えました。

ライブ自体はメンバーの歌唱力に圧倒されるようなパフォーマンスで、スコールの音源と現在のライブでの歌唱を比べてみてもこの5年でメンバー全員の歌唱力が飛躍的に伸びていることがすぐにわかります。

この曲は去年の周年ライブの際にも披露されており、毎年Kolokolというグループが日々レッスンやライブでの経験を重ね、どれだけ努力し成長を遂げているかを示すような曲にもなっており、今年も今のKolokolの出せる最高のパフォーマンスを見せてくれました。

続けて披露された曲が「Mr.A」
イントロの1音が鳴った時点でフロア全体が沸き、言葉にもならないような声がフロア上から上がっていました。

Kolokolの楽曲の中でもトップクラスに沸き曲かつ、規制解除されたこのタイミングでドロップされたこの曲にフロアはこの日最高の盛り上がりを見せていました。

そんなフロアにつられてメンバーも終始笑顔で、それに答えるようにフロアのオタクもさらに声を出し跳び跳ね、終わったあとには記憶にないくらい楽しむことができ、これこそがライブのあるべき姿だよなぁと心の底から楽しむことができました… セトリに入れてくれてありがとう中田さん…

ここからフィナーレに向けて投下されたのが「Give it up」
希望に溢れた寄り添ってくれるような歌詞の曲で、6年目を迎えた今、初の全国ツアーという新たな挑戦を行おうとしている彼女達の背中を押すような曲にも思えました。

時計の針は今 動きだした
過去は巻き戻れない
僕らは 前に進むしかない
君と笑いながら過ごせる日々が近くに見える

この曲は5年という長い年月を誰1人欠けずに変わらず4人で進んできた彼女達が歌うからこそ説得力がある曲だと思います。

2022年、BIG CATやなんばHatchといった大きなステージに立ち成功を収め、さらにはサマーソニックの舞台にも立った彼女達がこれからも変わらずこの4人で前に進み続け、これからもっともっと大きなステージに連れていってくれることを確信させてくれるようなステージでした。

最後に披露されたのは「Bonfire」
前述した大きなステージに立つ度に最後に披露され、大きな舞台を経験する度にメンバーとファン皆で育て成長していったこの曲でライブを締めくくりました。

フロア全体が手をあげシンガロングし、ステージ上のメンバーもフロアのファン達も全員が幸せそうに笑顔を浮かべ、間違いなくこの日BIG CATでKolokolと共に過ごしたこの時間はこの世界で1番の夜でした。

曲の終わりにはフロアのファンだけでなく、メンバーも涙を浮かべるほどの多幸感に包まれ、言葉にするのが無粋なほど幸せな時間で、この日この瞬間のことをこの先忘れることはないだろうなと思うほど幸せでこの場に立ち会えてよかったと思えるようなライブでした。

▽あとがき

5周年の記念すべき日に行われたKolokolのライブは記憶に残る最高のものでした。

期間は問わずKolokolのことを少しでも支えてきたファン、裏で彼女達を支え続けている運営の方々やイベンター等の関係者、そして何より日々努力を重ね最高のライブを見せ続けてくれるメンバー4人のおかげでこの日最高の景色を見ることができたと思っています。

5年もの間、誰1人欠けることなくアイドルグループとして活動していくことは本当に難しいことだと思います。
それでも前に進み続け、6年目を迎える今もなお挑戦し続け希望に満ち溢れた彼女達の活動を今後も変わらず応援していきたいと思えるそんなライブでした。

そんなKolokolは、今週より初の挑戦となる全国ツアーを行います。
もし、この記事で初めてKolokolというグループを知った方や興味を持った方がいれば、是非ライブに足を運んでみてください。どんな時でもきっと最高の景色を見せてくれると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

全国ツアー 日程

セトリ

画像引用元

▽Kolokol公式Twitter
https://twitter.com/klkl_official?s=09

▽Kolokol公式サイト
https://kolokol-official.com/

▽Kolokol YouTube channel
https://www.youtube.com/channel/UCGueRTzuTBGRAeQtDgoV3pQ

▽全国ツアー チケット
https://eplus.jp/sf/detail/3453360001

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