売上を爆発的に増やす「限定販売」の作り方
最近になってファンクラブ内で限定販売をする人が増えてきた印象があります。
限定販売というのは一定の期間を決めて限定的に商品を販売する事です。
例えばこんな感じの売り方です。
・今日から3日間限定販売!
・クリスマス記念24日25日だけの限定販売!
・リリース記念特別限定販売!
こうする事で「今しか手に入らない!」と思わせる事で商品を購入させるテクニックです。
この方法はかなり強力で、やればほぼ確実に売上は上がります。
ただ、この方法って「限定販売」という言葉の通り、売る商品に限定感を作る必要があります。
ファンクラブをやっていると、この「限定」というのが中々難しいんですよね。
長くファンクラブ運営をしている人なら伝わると思うのですが、通常のコンテンツとは別の「特別なコンテンツ」なんてそうそうありません。
イベントや少し過激なコンテンツも基本的には通常コンテンツとして配信する事が多いと思います。
でも大丈夫です、どんな人でも限定販売という事は可能です。
今回は限定販売の作り方と売り方、限定販売の注意点と、絶対やってはいけない事をお伝えしていきます。
限定販売の作り方と売り方
ではまずは限定販売の作り方と売り方を説明していきます。
限定販売をする上で一番大事なことは「理由作り」です。
通常コンテンツとは違う、「何で限定なのか」をファンに納得してもらう必要があります。
だってファンクラブは基本的にサブスクなので、サブスクで全部見れると思ったのに理由もなく見れないコンテンツが出てくるのはファンからすると納得いかないですよね。
「サブスクの金額で全部見られると思ったのに見れないコンテンツがあるのはどういう事だ!」
と怒り出してもおかしくないと思います。
そのように一度思われてしまうと嫌気がさしてしまって、売上を上げるどころかサブスクを解約されるなんて事に繋がってしまいます。
ですのでサブスク以外で「限定販売をする為の理由」が重要なのです。
ここで注意点なのですが、この理由作りを適当にする方って結構多いんですよね。
・頑張って撮ったから
・普段やらない事をやったから
・今回は特別な動画です!とゴリ押しする
ファンからすると「じゃあいつものコンテンツは違うの?」と思ってしまいますし、限定販売のどこが特別なのかが伝わらないと思います。
ですが「今回は特別に◯◯ちゃんが遊びに来てくれました!◯◯ちゃんとのコラボ動画を期間限定で販売します!」だったらどうでしょうか。
いつもとは違うという事がすぐに分かりますし、長く売るようなものではないので期間限定で販売するのも納得です。
他にもこんな理由があります。
・クリスマスだけの限定サンタコス動画
・ガチNTR動画なので彼氏にバレないように数量限定します
・素人の女の子なので多くの人に見られるのは嫌みたいです
クリスマス等の季節イベントであれば、その期間だけ公開するのは自然ですし、彼氏バレ、顔バレを防ぐために少数のみの限定販売すると「本物の素人の女の子なんだ」とファンに思わせる事ができるので売上も一気に上がります。
ただ、これもアカウントのコンセプトが「素人の女の子との動画」だと限定感がなく、いつものコンテンツとの違いが生み出せません。
そんな場合は「いつもとは違う」という理由、特別感を出す理由を考える必要があるので注意です。
限定販売で重要なのは理由作りとお伝えしましたが、この理由が強烈であればあるほど売上は上がります。
例えば上記で書いたように「本物の素人の女の子」が出ていると思うと男は誰でも興奮してしまいます。
特にNTRなんて好きな方は多いので、そのシチュエーションで買ってしまうという方もいると思います。
理由なんて思いつかないという方もいるかもしれません。
ですが、どんなコンセプトでも必ず特別感を出す理由は作れます。
いきなり理由を考えろと言われても難しいと思いますが、考えれば色んなアイデアが湧いてくるので、特に最初は頑張って色々考えてみてください。
限定販売の注意点
確実に売上を上げることができる限定販売ですが、非常に強い方法だけに注意点もあります。
それは「変な嘘はつかない」という事と「連発しない」という事と「悪い反動を起こさせない」という事です。
まず「変な嘘はつかない」についてお伝えします。
変な嘘はつかない
さきほどもお伝えした通り、限定販売は理由が非常に大事になります。
理由次第で売上が大きく変わってしまうので、理由を誇張してしまう事ってよくあるんですね。
多少の誇張ならいいのですが、明らかに嘘だろという理由にしてしまうと、それはファンに確実に伝わります。
一度「嘘をつく人」という認識をされてしまうと、今後行う限定販売だけでなく、コンセプト内容も全て「嘘の内容」と思われてしまいます。
コンテンツが良ければ嘘と思われても売上は上がりますが、大きな熱を作る事が難しくなるので爆発的な売上を見込むのは難しくなります。
連発しない
限定販売って売上が爆発的に上がるので、ついつい何度もやりたくなっちゃうんですよね。
・今月は売上が厳しい…
・ランキングが下がった…元に戻したい!
・楽して売上を上げたい!
特にこういう時ほど限定販売に頼りたくなるものです。
ただ、限定販売って「限定」だから通常とは違う売上を出す事ができるものです。
毎週のように「限定販売です!」ってやったら、それはもう限定ではありません。
上記で書いたようにファンは怪しんで「限定って言ってる嘘っぽく感じるなぁ。どうせまた売るだろうから今回は買わなくて良いや」と思われます。
限定で売るものなんて、そう多く無いと思うので、何度も限定販売をすると同じ商品を売ることになります。
そうなると「またこの動画を限定販売か、先月と同じじゃないか」と思われて「また今度売るだろうし、今月はお金ないから買わないようにしよう」ってなります。
「また今度買おう」と思っている商品ほど、今度が来ても買うことはほぼ無いと思います。
限定販売で売上を上げるどころか、買い控えに繋がり、最悪の場合サブスクも「熱冷めちゃったから退会するか」ってなりかねません。
多分ですが、本質的に「自分本位の売り方」となってしまって、そういう考えが透けて見られて呆れられるのかなと思います。
悪い反動を起こさせない
限定販売は良くも悪くも売上に大きく影響します。
売上に影響が出るという事は、お金を出しているファンの方の心情にも大きく影響が出るという事です。
何が良くて何が悪いというのは色んな指標がありますが、今回は単純に売上だけで見ていきます。
年末年始に限定販売などをして大きく売上を上げていた人が多くいたと思います。
ランキングの変動が激しくて、いつもランキングで見ないアカウントが上位にあったりしていました。
年末年始は通常時より限定販売がしやすいので、タイミング的には非常に良くてチャンスをものにしている人は本当に凄いって思いますし上手だなと思います。
ただ、大事なのは限定販売が終わった後です。
限定販売は通常にプラスした売り方になるので、通常の売上プラス限定販売の売上になります。
つまり限定販売が終わった後は通常の売上に戻るものですが、限定販売が終わった途端、通常よりかなり低い売上しか出ない人もいます。
たまたま下がったり、タイミングや時期的なことも影響するので一概には言えませんが、特に理由もなく下がる場合は要注意です。
このような事が起きやすい人の特徴として、無理に売り込んでいたり、既存のファンや新規入会を考えていたファンがネガティブな反応をしてしまう売り方をしているというのがあります。
特に既存ファンにガッカリされるような事をすると、すぐに効果が出ないので分かりにくいですが、継続をためらわれたりするので、長期的にジワジワと継続する人が減っていく事に繋がります。
限定販売は売上が上がるので思い切ったことをやりがちですが、お金だけを考えると信頼を失う事に繋がるので注意が必要です。
絶対やってはいけないこと
限定販売をする上で、ついついやってしまいがちだけど絶対やってはいけないことをお伝えしていきます。
結論からお伝えすると、それは「理由のない値引き」です。
理由のないという条件はつけましたが、そもそも値引きはあまりしない方がいいです。
理由は2つあります。
1つは「ファンが損をする」からです。
値引きをする、という事はそれ以上の価格で売っていた時期があるはずです。
その時期に買っていた人が、安い価格で売られているのを見たらどうでしょうか。
あまり気分のいいものではないですよね。
というのも、人は得をする時より、損をした時の方が感情が大きく揺れ動くものです。
あれが欲しい、これが買いたいというポジティブな事より、悔しい、見返したいというネガティブな事を原動力にした方が動ける人が多いのと同じです。
プラスの事よりマイナスな事の方が記憶に残りやすいんですよね。
損もネガティブなものの一つなので「安く買えて良かった」と思う人より「高く買って損した」と思う人の方が多いんです。
そうしたネガティブな事って結構引きずりやすいんですよね。
売る側からすると気軽な気持ちでも、損をしたと思った人からするとずっと残り続けます。
2つ目の理由は「思考力の欠如」です。
聞いたことがある方もいるかもしれませんが「値引きは最終手段」です。
なぜそう言われるのかというと、値引きってそれ以上、以降がないからなんですね。
色々手を尽くしてもダメだった、あとはもう値引きしかない、と言われるぐらい、やる事がなくなった時に打つ手段なのです。
少し悪い言い方をすると、値引きはバカでも出来る売り方です。
値段が安ければそりゃ買ってくれる人は増えますからね。
そして言い換えれば、値引き以外に引き出しがないと言ってしまっているものなので、運営力の低さを露呈しています。
更に値引きをするという事は、コンテンツは安い価値しかないと自分から言ってしまうようなものです。
値引きしか出来ないというのはこういう事です。
少し言い過ぎてしまっていますが、値引きをするというのはそういう事という認識をまずした方がいいです。
ただ、何かしら理由のある割引はいいと思います。
最初にお伝えした通り「理由のない値引き」が最悪という事です。
ただ、理由があれば値引きをしていいのかというと、もちろん値引きしない売り方がいいです。
イベント時(年末年始とかボーナスとか)、財布の紐が緩くなりがちな時って値引きして売りたくなりますよね。
ただ、値引きをするという事は本来得られた売上を逃す行為でもあります。
売れたら1万円入ってくるはずが、8000円しか入ってこないんですよ。
これって単純に2000円の損失、20%利益を逃してるって事です。
値引きをする事で売れなかった商品が売れた、だから損失ではなく売上アップだ!という人もいると思います。
その可能性はありますが、その場合はそもそも値引きしないと売れない商品に問題があります。
ただ、値引きをする事で売上が上がるという事実もあります。
値引きをしつつ、既存ファンに損を感じさせず、売上を伸ばす方法を僕たちは考える必要があるわけです。
値引きをして満足度を高めながら売上を伸ばす方法
やり方は色々ありますが、大事なのは最初にお伝えしている「理由付け」です。
理由付けのやり方は色々ありますが、例えば年末年始なら「福袋」という方法は非常にいいと思います。
福袋なら複数のコンテンツをひとまとめに出来ます。
ファンクラブではあまり大量にコンテンツを販売できないので、大体は1商品を目立たせて売るという事が多いと思います。
ですが、その場合どれだけ頑張っても1商品しか売れません。
福袋の場合、コンテンツをまとめて売る事ができるので3つとか5つをまとめて売れます。
1商品1万円のコンテンツを半額にして売っても25,000円の売上です。
単純値引きで1商品8,000円にして売るより、客単価が約3倍になります。
福袋方式だと、たとえ昔定価で買ったとしても「損をした」と思う人はあまり多くないと思います。
定価で買った服が50%オフで売られたらショックですが、福袋に入っていたならそこまで損をしたと思わないかと思います。
福袋に入ることで1個辺りの値引き率が分かりにくくなるからだと思います。
もし値引きをするなら、こういう「企画」をする事で売上を上げる事ができ、損をしたというネガティブを減らす事もできます。
ただ、それでも値引きはネガティブに感じる人がどうしても出てしまいますし、ブランドイメージを下げる行為になります。
とある高級バッグのブランドがずっと値引きをしていたら、持っているのが恥ずかしいと言われるブランドにまでなってしまってます。
安くするというのは限定的、一時的にはいいのですが、定価で買った人を裏切る行為です。
安くしなくても買ってくれる方法は色々ありますので、安くしない期間限定販売をやって売上をドカンと上げていきたいものですね。
後半よく分からなくなってきて、まとまりのない文章になってしまって申し訳ないです😭
書き直すのはしんどいので違うテーマで書いた時に補完してみます。
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