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「何がわからないかわからないんだよ」と叫びたくなった話
「わからないことがあったら質問してね」
誰もが新人時代に一度は聞いたことがある言葉。この言葉があるのとないのでは、質問するハードルが大きく異なるので、新人にとってはとてもありがたい言葉だと感じる一方、こう思ったことはないだろうか?
「そもそも、”何がわからないか”がわからない」
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私は会社員として、普通に就職し働いていた。何事もなく順調に過ごしていたのだが、結婚をきっかけに「お金」について考えるようになった。
生活ができないというわけではないのだが、いつもカツカツだった。だから副業でビジネスをして稼ぎたいと思い、清水の舞台から飛び降りる思いで50万円以上のコンサルを受けることにした。
私自身、過去にブログやネットワークビジネスなどを経験したことがあったので、ビジネス初心者ではなかったのだが、今回のコンサルはかなり異質だった。
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コンサルは、LINE通話とワークが主で、LINE通話してからのワークが基本だった。
いつも不思議な現象が起こっていた。
LINE通話でコンサルを受けている時は内容が分かりやすく、自分でも”なるほど”と思うのだが、コンサルが終わるとなぜか話をした内容がわからなくなってしまい、「何がわからないのかわからない」という状況になってしまっていた。
そのせいで、1ヶ月くらいうまく作業が進まず悩んでいた。そんな時、たまたま会社で新人に仕事を教える機会があった。その新人がまさか「何がわからないのかわからない」状態に陥っていた。
新人は、仕事を教えるとすぐに仕事に取り掛かる優秀の人材だった。しかし、時間が経つと手が止まってしまう。私からしたら、あたりまえのことを教えているつもりなのに、なぜかうまくいっていなかった。
新人が悩んでいるのでいろいろ話を聞くと、原因は「なんとなく」理解してしまっていることであることがわかった。
このことがキッカケで教えているときや教えてもらっているときには、気がつかないポイントに気がつくことができた。
だから、今回は「なんとなく」という感覚を減らし、「何がわからないのかがわからない」を改善するためにどうすればいいかを3つのポイントで考えてみることにしました。
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①小さな気づきを鍛える
まず、大切になってくるのは「なんとなく」を減らし、理解を深めること。そして、日常的に自分の考えを掘り下げ習慣化することが必要です。
そのためには、小さなことでも日々の気になったこと、感じたことを掘り下げて考える癖をつける必要がある。
例えば、「副業でお金を稼ぎたいけど、なんで稼ぎたいのだろうか?」「この仕事はうまくいかないけどなぜなのか?」という感じ。
日常の何もないことから、掘り下げて考える癖をつけておくことで、仕事の中でも疑問点や気になった点を「なんとなく」という曖昧な感覚ではなく具体的に把握できるようになる。
日常の何でもないことから、掘り下げて考える癖をつけておくことで、仕事の中でも疑問点や気になった点を「なんとなく」という曖昧な感覚ではなく具体的に把握できるようになる。
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②受け身にならない
仕事で「なんとんなく」という感覚が抜けない人はもしかしたら、受け身になっている可能性が高い。話を聞く事に集中しすぎて、思考が停止してしまっているかもしれない。
なんとなくを減らすために、今まで関係ないと思っていたことでも「答えを出してみる」のがいいかもしれない。何かを考えるときは、「課題(問題点)とそれに対する自分なりの答えを必ずセットにして考える」ことを意識することで大きく変化する。
これからは自分の頭の中で考えることが重要だ!!
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③考えを言語化する
頭で理解していても、いざ言葉にして説明しようとすると、うまくまとまらないというケースがある。やはりそれは頭の中で「なんとなく」理解した気になっていることが原因だ。
だから、疑問に感じたことや、他の人に向けて説明しなくてはならないことは、ちょっとした内容でも、頭の中だけでまとめるのではなく、一度文章に書き起こしてみると良い。
上手くまとめめられればそれでいいし、うまくいかない場合は、再度考え直すきっかけになる。それをコツコツと続けていくことで、段々と文章に書き起こさなくても、頭の中だけでうまくまとめられるようになってくる。
初めは少し手間に感じるかもしれないが、「何がわからないのかが分からない」を改善するためには、考えの言語化を習慣づけることがが一番の近道だ。
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最後に
私自身も、ついつい「なんとなく」という感覚で物事を捉えてしまいがちだ。いまだにうまく説明できなかったり、質問ができずに後悔することもある。でも「なんとなく」で考えてしまうという自分の弱点を自覚する前と、自覚したうえでこの記事で述べたの3つのことを実践する前とでは、その頻度が大きく減った。そのため、これらの方法は、時間はかかるが間違いなく改善につながっているのだと実感している。
ぜひ、一度試していただきたい!!
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