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ベリーダンサー sa'dah(さあーだ)さん

『ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古』公開記念企画「あなたのクリエイティブの教科書を教えてください!」クリエイターズインタビュー、第6回目は、ベリーダンサーのsa'dah(さあーだ)さんです。

2004年、小松芳アラビア舞踊団に入団。2007年より同舞踊団のオーディションに合格しショーダンサーとして都内のレストランやイベント等で活動を開始。この頃、イベント会社で勤務しておりダンサーとの2足のわらじ。2009年、地元浜松へ拠点を移動。講師としてカルチャースクール・スポーツジム等で指導をスタート。2010年「sa'dah bellydance studio amateras (アマテラス)」を開講。自らダンサーとして活躍するとともに後進の育成に励む。浜松を中心にレストランやイベントに出演し、東京などから講師を招きイベント・WSを主催するなど、浜松のベリーダンスシーンを大いに盛り上げている。2014年、東京国際ベリーダンス大会(TIBC)のオリエンタルプロフェッショナルアンサンブルにてアマテラス所属のチーム「Amirāna(アミラーナ)」が優勝を果たす。

Q. あなたの『表現の教科書』を教えてください 

A. オリエンタルダンスを踊る上で様々なダンサーや音楽を常に探し参考にしています。自分の気分やそのとき求めているものが日々変化しているので、これこそ私の表現の教科書だというものはないのですが、今一番私が好きで何度も聞いて何度も踊っている曲がwardaの「akdeb aleik」です。

http://video.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=AKDEB%20ALEIK%20WARDA


Q. そこからどのようなインスピレーションを得てどのように実践していますか?

A. メロディーも歌詞もとても切ない曲です。日本の演歌に近いような気もします。今までは自分のイメージに合う明るい曲を好んで踊ってきましたが、今はもっと大人な表現や悲しい表現も挑戦していきたい、エジプトの文化にもっと触れたいという想いがあります。日本にいながらエジプト人の文化や感情を理解するのは非常に難しいことだとは思いますが、この曲を通して少しでも近づけるよう一人になれる場所でイメージトレーニングをしています。


Q. あなたが表現する上で一番大切にしていることを教えてください

A. 常にお客様を楽しませるということ、自分よがりな踊りにならないようにということを大切にしています。そして踊りという身体による表現活動を用いるからこそ伝えられる、人間の根源的なエネルギーのようなものを感じてもらえたらと思います。


次号もお楽しみに!

9/20(土)渋谷・シアターイメージフォーラムほかにて全国ロードショー 公式サイト www.peterbrook.jp