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パーソルルビジネスモデルは未来に変化をもたらすツール

パーソナルビジネスモデル?
なに?それ?
パーソナルは「個人的」とか「私的」と訳されますね。
ビジネスは「仕事、職業、やるべき事、商売、事業」などと訳されます。
モデルは「模型・模範、見本・典型 ・ 型式、様式 ・ 枠組み」かな。
そうすると、「個人的な仕事の枠組み」という風になります。
いったい何のことか、これでもわからない。

私たちは何らかのコミュニティに属しながら仕事や生活をしています。
現代ではたった一人での仕事や生活はありえないでしょう。

会社に属していれば、営業部とかいう部署で上司や同僚、後輩などがいて、チームで仕事をしています。ほかの部署との関連がありますので、営業部だけで決断できないことも多い。そして、誰に(どんな顧客に)・何を(どんな商品を)・どのように(どのようなプレゼンをしたり、販路を使ったり)して販売活動を行っています。また、商品そのものの改善などにも取り組んだりしないと、競合相手もありますので、営業だけでは事業の継続は困難になってきます。

私たちは何気なく働いています。若い頃の私はそうだった。
やがて、致命的な原因によって、会社が立ち行かなったことも経験しました。そんな経験を積むことで、会社組織の中で給料をもらって働き続けるということは、本当に奇跡のような仕組みの上に成り立っていることがわかるようになりました。

日々の生活にしても、いろんな仕組み、最近はインフラということもありますね、そこから逸脱しないようにルールを守って、生活も守られています。
生活を満たす衣食住や娯楽までももはや様々な関係性でつながっていて、地球上のどこかでトラブルがあれば地理上で離れた日本でも影響を受けざるを得なくなっています。

このような仕事や生活の仕組みを俯瞰するといえば大袈裟ですが、(企業や個人の)9つの要素でざっくり見てみようではないか、という考え方でいいと思います。

パーソナルビジネスモデルはこんな考え方から入っていいと思います。
個人的な仕事との関係性を明らかにしていくことですから、キャリアアップの方向付けを確認することにも通じます。


パーソナルビジネスモデルとは

ちょっとまとめてみましょう。
パーソナルビジネスモデルとは
継続的に生計を立てていく仕組み」であるとともに、
人や法人の関係を成立させ、顧客に価値を継続的に提供し続ける仕組み」です。
当然ヒトやモノ、サービスの動きに合わせて対価としてのお金も動く。

一連の関係性の中で、私たちはどのように生かされ、所属するコミュニティの価値がどのように増幅されているのでしょうか。

気になるところです。

それはキャンバスを読み解いていくことで理解することができます。
そのためには、主体的にその渦の中に飛び込んで、自分の能力を生かしていくことが大事だと考えます。

パーソナルビジネスモデルを考えることで、
そこから何が見えてくるのか、何を感じることができるのか。
その中で自分自身でコントロールできることは何だろう。

私の場合

私自身でいえば、会社人間時代は目先のことに追われていましたので、自分の仕事を俯瞰して、事業の将来を考えたうえで、今の、これからの行動を組み立てることなんかしていなかった。

独立みたいな形で仕事を始めてみて、行き詰まりを感じて、何か現在と未来を論理的に表現できないか。
それをもとに次の行動の計画を立て、改善していくことはできないのか。
こんなことを思って、日々探していた時に書店で巡り合ったのが『ビジネスモデルジェネレーション』という書籍でした。しばらくしてこの書籍の方法論を個人のキャリアデザインに生かす方法にして『ビジネスモデルYOU』という書籍が誕生し、手にとって、求めていたのはこれだ、と思ったわけです。

私がこの方法論に巡り合ったのが2012年です。今から10年前です。58歳の時です。今の20歳代から30歳代の人たちには、ぜひ、この方法論を身につけほしいと心から思います。

私はずいぶんとパーソナルビジネスモデル・キャンバスに助けられました。
キャンバスについては次回以降説明していきますね。

クライアントの事業展開に対するプレゼンには常に使用しています。
自分のビジネスについても描いたキャンバスを見ながら更新しています。

本質的な考え方に触れよ

ちょっとしたノウハウ物は都度必要な時があります。すぐに問題を解決してくれる時もあります。それをすべてだと勘違いしないでほしい。
本質的なところを抑えていることでノウハウはものすごい力を発揮します。
本質的な変化に触れると、今までのワークスタイルやライフスタイルがガラッと変わるほど、一変するほどの衝撃を受けます。

物事に接する思考法が態度に出てくるんですね。
その一つがここで紹介している「パーソナルビジネスモデル・キャンバス」という考え方です。

自分よりも周りがあなたの変化に驚くことでしょう。

パーソナルビジネスモデルは「未来に変化もたらすツール」

「未来に変化もたらすツール」は何か?
無数にいろいろあることでしょう。
でも、パーソナルビジネスモデルは「未来に変化もたらすツール」だと断言しておきます。

すべてのツールを検証している時間はありません。
今目前にあるものしか取り組めないことも事実です。
ラッキーだと思って取り組んでみてください。

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