ラブホテルにまつわる話その2

過去にお付き合いしていた人で、霊感の強い方がいました。付き合って間もない頃にとあるホテルに入ったのですが、部屋に入った瞬間に彼の顔つきが変わりました。といっても怖い顔とかではなく、「ん?」という顔で実際に「ん?ん?」と言いながら部屋を詮索しています。その前から霊感みたいなものがあるという話を聞かされていた私は、彼のそういうセンサーに何かが引っ掛かったのだという事がわかり「えぇ~何?もしかしてそういう…?」と彼の様子を見ていたのです。彼は窓辺にゆっくり歩いていきカーテンをしゃっと開け「あ~」と一人納得している様子。私も「なになに?」と後に続いて窓の外を見てみると…一面の墓地が広がっていましたww

ゾッとしたというより、敏感な人はそういう空気を感じ取ってしまうんだなぁと、妙に感心してしまったのでした。その人は何かが見える、というより感じるタイプのようでしたね。

余談ですが、そのホテルのトイレにムンクの「叫び」の絵が飾られていてお墓よりそっちの方が怖かったよ。。。(笑)しかも何が嫌かって、洋式トイレに腰掛けた時、ちょうど背後にその絵が来るようになっていて全然落ち着かないw 置いた人の悪意を感じました(笑)  

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