【ツマグロヒョウモン】この蝶のサナギには、きらめく金や銀の10個の粒々がある。
猫の額ほどの庭のスミレをものすごい勢いで食い散らかす、けばけばしい赤(〜朱色)・黒シマシマの棘だらけの、ナマコみたいなイモムシ。
無毒で、棘も実は痛くない…毛虫のフリしたこいつは「ツマグロヒョウモン」の幼虫。蛾じゃなくて将来は、蝶!温暖化の指標となっているそうな。
この幼虫は大食いで、みるみるうちにドキッとするような大きさに育ち、スミレの群れは哀れ、たちまち茎だけに。蛹になると、何だか幼虫の頃よりぐっと小さくなった気がする。色は真っ黒から焦げ茶、薄茶色までバリエーション豊か