見た目は子供、頭脳は大人、その名は…友達編

起きたら身体が縮んでいた
すると、いつものように幼馴染の梅澤美波が来てしまった
正体を隠す為
星野流星という名前を西野飛鳥に変え、
美波に世話をしてもらうよう頼んだ
そして、今睡眠中…

ぐ〜〜すやすや…💤

美波:可愛い💕
一緒に寝れないのは嫌だけど
まだ初日、いつか同じベットで絶対寝る

美波は完全に飛鳥にやられていた
中身は流星という事は知らず…

西飛(流星):何されるかわからなすぎて寝れねぇ
でも、美波って可愛いんだな
今、初めてわかった
まぁ怖い時がほとんどだけど…

今のうちに親に連絡しに行こう

起こさないように…

息を殺して
スタ…スタ…

美波:眠れなかった？

西飛(流星):うわっ！ドテッ
ちょっとトイレしたくなったから起きちゃった

美波:1人で大丈夫？

西飛(流星):うん！僕小学1年生だよ！

美波:そうね、気をつけて
終わったらすぐ戻ってくること

西飛(流星):わかった

ガチャッ

西飛(流星):そんな時間は使えないか…
LINEにしとくか

一応写真を撮って送って、
どうにか信じてもらう為には…
何したらいい🤔

動画を撮ろう

ピロン

お母さん、今の姿を映しておくよ
すぐ戻らないといけないから
今回はこれで終わる
いつもマナーモードにしてるから
何かあるならLINEで送って欲しい
返せるのは朝とトイレ、そしてみんな寝た時だけ
そう考えといて
じゃあまた

ピロン

よし！送れた

ガチャッ

美波お姉ちゃん起きててくれたの？

美波:心配だからね

西飛(流星):ありがとう
おやすみなさい

美波:おやすみ
(この素直な感じといい、本当は流星なんじゃ…)

チュンチュン

西飛(流星):ん〜〜
ねむちゃい…

美波:おはよう！飛鳥君

西飛(流星):おはよう美波

美波:ん？

西飛(流星):ん？
(あ、やばっ！)
お姉ちゃん…

美波:びっくりした〜
急に呼び捨てされたのかと思った

西飛(流星):はぁ
起きても戻ってないよな

てか、戻ってたら殺されてたな

美波:今日はね、飛鳥君に私の友達を紹介しようと思うけどいいかなぁ？

西飛(流星):うん！美波お姉ちゃんの友達会いたい

美波:いい子ね〜
じゃあ朝ごはん食べよっか

西飛(流星):いこっ！

ダンダンダン

ガチャッ

美波ママ:おはよう！飛鳥君

西飛(流星):おはよう！ママ

美波ママ:よく寝れた？

西飛(流星):うん！

美波ママ:朝ごはんどうぞ

西飛(流星):いただきます！

パクパクパクパク

美味しいね

美波ママ:あら、嬉しいわ
どんどん食べて

西飛(流星):うん！

ご馳走様でした！ふー

美波ママありがとう！

美波ママ:次は夜かな？

美波:昼は友達と会うからその時はみんなで食べるよ

美波ママ:飛鳥君も連れて行くの？

美波:そうだよ
飛鳥君も会いたいって

美波ママ:気をつけて行くのよ

美波・西飛(流星):はーい

美波:着替えてから行こうね

西飛(流星):(あれ？着替えあったっけ？)
美波お姉ちゃん

美波:どうしたの？

西飛(流星):服がないよ

美波:あら、そうだった
ちょっと待ってね

ママ！小さい頃の洋服ってある？

美波ママ:探してみるわ

数十分後…

美波ママ:美波〜ちょっと降りてきて〜

美波:は〜い

あった？

美波ママ:あったわよ
ほら！

そこには美波が幼少期に着ていた服が綺麗に保管されていた

美波:懐かしいね
よく捨てなかったよね

美波ママ:だって美波が流星君との子供が出来たら着せることができるでしょ？

美波:ちょっと何言ってんの？
付き合ってもないし…

美波ママ:好きなの知ってるわよ

美波:！？

美波ママ:だって好きじゃないのに毎日起こしに行くわけないでしょ？

美波:うっ

美波ママ:いつまでもそのままにしてたらダメよ
いつまでもそこに居るとは限らないんだからね

美波:………

美波ママ:まぁ、流星君のママも知ってると思うけど…

美波:そうなの？

美波ママ:2人見てたらわかるわよ

というか、早く飛鳥君着替えさせていかないとでしょ？

美波:そうだった。

美波ママ:美波が女の子女の子してなくて男の子でも着れる服を着てて役に立ったわね

今は凄く可愛い女の子だけど

美波:もう行ってくる！

源:どうする？結衣さん

結衣:本当だとすると困ったわね
あの人達にお願いしてみようかしら…

源:あの人か…

2人で今、何してるかな

その2人とは一体……

その頃近くのカフェでは飛鳥(流星)を友達に紹介していた

美波:可愛いでしょ？

？？:可愛すぎ！抱きつきたい

美波:そうでしょ？史緒里

史:飛鳥君っていうんだ。よろしくね

西飛(流星):よろしく！史緒里お姉ちゃん

史:がはっ…

西飛(流星):(コイツ子供相手に弱過ぎるだろ)

史:でも、誰かに似てない？

西飛(流星):！？

美波:流星でしょ？
私もそう思ったんだ〜

史:流星の親戚の子供か…
今まで聞いたこともないよね

美波:そこが不思議なのよ

史:親戚にしては似過ぎてる

飛鳥君？

西飛(流星):どうしたの？

流星と本当に親戚なの？

西飛(流星):そうだよ！家族からもよく言われるんだ
2人とも似てるねって

史:なら親戚か…

美波:あ、来た！こっち

？？:ごめん！遅れちゃった〜

美波:飛鳥君、この人はもう1人の友達の田村真佑ちゃん

西飛(流星):西野飛鳥と言います
よろしくお願いします
真佑お姉ちゃん

真佑:何この子、こんな子この世の中にいるの
可愛すぎ〜〜
ギュ〜〜

西飛(流星):く、苦しいよ真佑お姉ちゃん

真佑:もう離さない！

美波:真佑！私が流星から預かってるの

真佑:流星から？
ふーん
流星がね…
その本人は？

美波:海外…
両親のところに行った

2人:え〜〜
アイツ何してんの？
こんな可愛い女の子達置いて

西飛(流星):(やばい、帰りたい)

"ギロッ"

西飛(流星):！？

なんだ今の視線
誰かに見られてる
誰だ…

美波:どうしたの？飛鳥君
顔色悪いよ

西飛(流星):大丈夫だよ。美波お姉ちゃん

(このカフェの中の誰かが俺を見てた)
(嫌な予感がする)

史:じゃあまたね〜
飛鳥君また！

西飛(流星):楽しかった！お姉ちゃん達、ありがとうございました😊

また会ってくれる？

飛鳥のおねだりは3人の心臓を狙撃した！

ばきゅーん

美波:やばっ

史:うっ…

真佑:死んじゃう

もう大好き！
ギュッ
いつでも呼んで良いよ

西飛(流星):！？

顔に3人の"アレ"が当たってる
でも…

悪くないな…

飛鳥は子供姿でも悪くないと思う今日この頃であった

？？:あの子どうしますか？

??:もう少し様子をみよう

？？:わかりました

飛鳥に近寄る2人の影…
それは良いものなのか悪いものなのか

そして、思いもよらない出来事が起きる…

To be continued…