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テート美術館展、「光」の最先端は?

ターナーから印象派、カンディンスキーやマーク・ロスコなどの絵画作品を経て、『テート美術館展 光』はキャンバスを離れて次の展開へ。「光」そのものを直接扱う作品です。直島の南寺や地中美術館でおなじみのジェームズ・タレル。初期の代表作がLEDライトを使った「レイマー、ブルー」。

オラファー・エリアソン 星くずの素粒子

次にアート界の最先端を走るオラファー・エリアソン作品を。サイエンスとアートの高度な融合から生まれた「星くずの素粒子」。天井から吊り下げられた原子模型のような球体が回転。透過光と反射光、そして影が展示室に映り込む。宇宙の光か、神の創造か、そこに崇高な空間が出現する。

テート美術館展 光
2024年1月14日(日)まで
大阪中之島美術館


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