制作日記vol.1

「パウンチホイール初のフルアルバムを作る」
これが新メンバーでの初めてのミッション。
このメンバーでまず何をしたいか考えたときに、人前に出ることよりも、自分たちの作品を作りたいなと思った。
どこから出すか、どう売るかとかは、とりあえず作ってから考えることにする(お金のこととかも)。
しがらみとかプレッシャーとか焦りとか、そういうものとは無縁のメンバーだけに、どんなものが出来るのか分からない。
おもしろそうです。

4月17日(日)
打ち合わせはなぜかいつも、だいたい経堂の。駅前の赤堤という居酒屋が行きつけです。
どんなアルバムにしたいか、各々の夢をホワイトボードに書いていく。
みらいの話をする、旅に出て帰ってくる、海っぽい感じ、など具体的なものから、CDとしての形は必要なのか?
ダウンロードコード付きのポストカードにする?いっそのこと(写真の)アルバムにする??
というとこまでいって時間切れ。なんとなく海だったり、旅だったりという感じになるのだろうという認識。
みんなのスケジュール的にも、夏の終わりくらいまでに出したいということでまとまる。時間かなりきつい。

5月1日(日)

いつもの経堂の会議室。
アルバムのテーマに沿った新曲。まだ見ぬその歌詞の1行目を全員で考えてみる。
前回「ドライブで聴くといい感じの曲」とみんな言っていたのもあり、ドライブ的な歌詞、港、渚系の歌詞多め。
各々の「ドライブで聴くといい感じ」とはどういうものかの議論に発展する。
岸部の話してくれた「早送りみたく見えていた窓からの景色が、水平線に差し掛かったとたんストップモーションに見える」というイメージが何となく印象に残る。

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