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ビューティフルサマー

パウンチホイール
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歌声は混ざりあって世界の色少し変える そんな最高がホントにたまにあるんだ
音楽室から今日もみんなの声が聞こえる 夏休みで誰もいない校舎に響き渡る
あの子はいつだって天使みたいな声で 歌ってる時の横顔いつも見とれていた

楽譜の上をなぞって昨日の歌の続きを 思い出しながらあくびを一つ飲み込んだ
歌ってる時楽しくていやなことも忘れてしまう 今年の夏が僕らにとって最後だってことも
夕暮れ時にはいつでも寂しくなった 蝉達の歌もすぐに忘れてしまうのかな

澄み切った朝の匂い 夏合宿の花火
そんな最高の日々を胸に焼き付けて
演奏が終わる前に全てのページをめくる
たぶん本当に僕らひとつになれるから
僕たちの夏はたぶん一瞬で終わる 世界をほんの少しだけ変えて

いつか僕らがもっと大人になって振り返った時に ああ
終わったはずの夏や蝉達の歌 取り戻せるのかな

飲み干したぬるいコーラ 破いた僕のラブレター
ラジオ体操の朝もいつか思い出す
忘れてしまったくやしさや みんなと過ごした日々も
どんな些細な風景も全部思い出す

澄み切った朝の匂い 夏合宿の花火
そんな最高の日々を胸に焼き付けて
演奏が終わるその前に 全てのページをめくって
たぶん本当に僕らひとつになれるだろう
今年の夏はきっと忘れない 世界の色を鮮やかに変えた

そしていつか本当に歌だけが残る 終わらない歌が残るから

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