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ディスクリートTS808回路図

音楽機材の多くがデジタル化されている中、

BOSSは技シリーズとして従来の定番機の

ディスクリート仕様をプレミア機として販売しています。

今回はBOSSではなくIbanezの名機である

TS808のディスクリート版を作ってみました。


BOSSのディスクリート回路ではオペアンプの代替回路に

FETとトランジスタが使用されています。

これはTL072等のBi-FET入力オペアンプを置き換えたものと

思われます。

TS808ではJRC4558が使用されていますので、

今回はオペアンプの代替回路にトランジスタのみを

使用しました。


完成品の音ですが、市販品に比べディスクリート版の方が

かなり良さそうです。

ノイズ量が絶対的に少なく、音の純度が高く

市販品にくらべ迫力のある音が得られました。

一般にエフェクターに使用されるオペアンプは

両電源仕様であり、+9V電源を仮想両電源化し

使用しています。

クロスオーバー歪みなどの影響が必ず発生しますので、

ディスクリート回路ではそれを回避できていると

いうことだと思います。

下記が今回作製した回路です。

秋葉原で購入可能なパーツのみを使用していますので

手軽に製作可能です。お試しください。

<以前にこの記事を購入された方へ>
回路図に誤記がありましたので訂正させていただきます。
”VOL”の1ピンの接続先の変更をお願いします。
誤)VR
正)GND
申し訳ございません。

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