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サカつくEUプレイ日記 WCCFの選手のみでプレイ) - Part12

<地元紙:チームは強固な守備を構築し、失点が減少>

分厚い鎧と大きな盾。
チームの守備は改善傾向にある。

19節から26節までの総括

セリエAの中盤戦で、ボトム・ユナイテッドは8試合を消化し、2勝1敗5分という成績を収めました。勝ち切れない試合も多かったものの、この期間におけるチームの戦いぶりは、しぶとさと安定性を示しています。

ACミランとの対戦

特に注目されたのは21節でのACミラン戦でした。ボトム・ユナイテッドは粘り強い守備を展開し、強豪ミランを0-0のスコアレスドローに抑え込みました。この結果は、ミランのFW ジラルディーノが多くのチャンスを逃したことも影響していますが、それを差し引いてもボトム・ユナイテッドの守備力の向上が際立った試合でした。

コメンテーターの見解

元イタリア代表でサッカーコメンテーターのクリスティアン・ヴィエリ氏は、ボトム・ユナイテッドの最近のパフォーマンスについて「補強によって守備が大きく改善された。以前のバックラインは1対1に弱く、押し込まれると歯止めが利かない状態だったが、確実に良くなった」と評価しました。実際、8試合で5失点という数字はシーズン序盤と比べると大きく成長したことを示しています。(シーズン序盤は3試合で7失点を記録していた)

元イタリア代表のレジェンドFWは、
ボトム・ユナイテッドの守備を素直に褒めた。

MFフィルマーニの大活躍

当初はベンチに座ることになるのではないかと予想されていたMFフィルマーニですが、8試合で4ゴール2アシストと好成績を収めています。
かつて、堅実なボランチとしての評価が高かった選手ですが、トップ下でのプレイを通じてシャドーストライカーとして新たな境地を見出しました。

イタリア代表監督のマルチェロ・リッピが視察に訪れていた試合でもゴールを決め、「もしかしたら、A代表に召集されるのでは?」という噂も出ています。

チームのデビュー戦で2ゴールを決めたフィルマーニ。
未完の大器が遂に殻を破るか?


現在の順位と今後の展望

ボトム・ユナイテッドは、これで12位まで浮上。
18位のレッジーナとの勝ち点差は「7」にまで広がり、一息付けたといったところでしょうか。トップハーフを目指して、チーム全体が盛り上がっています。


新加入選手を間違えた!?(フィクションあり)

先日、FWパオロ・ポッジの移籍放出が決定しました。
これによりチームは穴埋めでFWを補強することを決意したようで、スカウトは「FWベルッチ」という選手をリストアップ。

パチューカ監督は、かつてボローニャやサンプドリアで活躍した「クラウディオ・ベルッチ」と思い獲得にゴーサインを出します。

小柄な体を活かしたプレイを武器とする
クラウディオ・ベルッチ。

交渉は順調に行われ、ベルッチの入団会見も行われましたが、
練習初日にトラブルに気づきます。

なんと、練習用のビブスに身を包んだ人物は、監督が想像していた「クラウディオ・ベルッチ」ではない可能性が浮上したのです。

①:名前が違う(クラウディオではなく、クラディオ)
②:身長が違う(ベルッチは身長170cmと小兵FWのはずだが、184cm)
③:髪型が違う(ベルッチは基本短髪ないし坊主だが、長髪パーマ)

似てない。ルイ・コスタみたいな風貌だ。

国籍はイタリアなものの、監督は違和感に気づき、慌てて身元照会を開始。
すると、「全くの別人」だったことが判明しました。

かつて、東京オリオンズ(千葉ロッテマリーンズの前身)が、
「ヘクター・ロペス」と「アルト・ロペス」を間違えて獲得したことを彷彿とさせるような珍事です。

※ヤンキースの「ロペスなら出しても良い」という言葉を聞き、スター選手である「ヘクター・ロペス」を想像して大喜びをした東京オリオンズだったが、いざキャンプに来たその選手は「投げ方、打ち方、体格」の全てが異なる別人だった。なお、アルト・ロペスは結構な活躍を見せた。

チームは既にベルッチとサインを交わしており、
支配下メンバーに登録することを表明。
パチューカ監督は「練習の様子を見たが、彼はクオリティのある選手だと思う。映像で見たベルッチよりも少し背は高いけどね(笑)。まずはチームに馴染むところからスタートしよう」とコメントしました。

珍事で獲得したストライカーですが、果たしてチームに貢献することはできるのでしょうか。注目が集まっています。

(なお、この一連の流れはフィクションです。
 というか、セガの設定ミス? 前所属がボローニャだったんで、
 本物な気もするけど、偽物設定の方が面白いから偽物にしとこう)


著:サッカーフォーカス / カルロ・ベルガモ記者


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