パートナー紹介:ホアイホン センター

ラオスの天然染色と織物

ラオスの首都ビエンチャンで、女性の自立とラオスの天然染色・手織りの技術を絶やさぬように1998年より活動を続けるHoueyhong Womens' skill development (通称:ホアイホンセンター)。

ホアイホンセンター の入り口。工房や地方からの職人さんたちへの宿舎などもあります。

創立者のラオス人女性Chanthasone Inthavongさんは、日本に国費留学生として来日。ラオスと日本を繋ぎ40年以上活動を続けています。

(左)Chanthason Inthavonさん 2019年に開催されたラオス伝統織物の展示会にて


 1998年、女性とラオスの子ども支援会(ASCW)とラオス女性のための雇用協会(APJW)の支援があり工房を設立し、その後1999年から2001年の間にはJICAの助成を取得し、工房を軌道に乗せ、現在まで自立して活動を続けています。

工房の織り、染め職人やスタッフとみんなでパチリ。

 ラオス国内から民族を問わず職人が染色・織物技術のレベルアップに学びに来ます。延べ人数は800人を超えています。また、ラオスの伝統織物を学びたい外国人にも門戸を開いており、PaTuも3年間学びながらホアイホンセンター で学び、働き、工房の継続に関わらせていただきました。工房の職人さんたちは、私よりずっと若いけれど、みんな私の師匠です!

20代の若い織職人の手がけた伝統柄の復元布。染色も全て天然染色です。浮き織りで織られています。
ホアイホン の天然の色

 化学染料が主流になってきているなか、あえて天然染色にこだわり、持続可能な生活を守り、やめずに続けるホアイホンセンター は未来の世界を見据えているビジョンを持った団体です。

 https://www.houeyhongvientiane.com/about.html

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