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note2周年

2021年2月16日。
noteをはじめて2年が経った。



2年あっても変わらないものも
あるけれど、2年経ったら随分と、
前の自分を思い出せないほどに
変わった。



この4月頭で、無職歴も丸3年。

あっという間に時間はすぎた。



でも、決して、
何も無かった3年ではない。


noteと歩んだ2年間は、
自分自身の考えていることを、
感じていることを知れた。


普段用いる書き言葉がどんなかを、
文章力のなさをよく知ることができた。


これまで昇華できずに
くすぶっていたことを昇華した。


苦しい時は今でもあるし、
涙を流す夜だってあるけれど、
自殺したい気持ちはもう全くない。



生きているのが辛いだとか、
死にたいだとかそのようなものとは
縁遠くなった。


それに、2019年の2月時点とは、
仕事も全く変わった。


あれから2年の間に、
ひとつ仕事が増え、それを辞め、
あの時続けていた仕事も退職し
今はまた別の仕事をしている。


変わらないのは、
非正規雇用という肩書きだけ。


好きな人だって変わった、

あの頃好きだった人には
その1年後に恋破れた。


noteをはじめて以降に
好きになった人と付き合って別れた。


友達も結婚したし、
その結婚式にも参列したし、


いや、2年前、まだ世の中は
コロナなどという感染症とは
まだ全く疎遠だったし、
自粛だとか、緊急自体宣言だとかいう今では当たり前になったワードも
何も知らなかった。

人間関係も変わったし、
習慣も変わったし、
普段気にしていることも、
好きな人も、仲のいい人も
日々考えることも何もかも変わった。

私も変わったし、世の中も変わった。


その間、断続的に
noteを書き続けてきた。


1番最初に投稿したのは、
FBに投稿していたものを、
そのままコピペしてとりあえず
公開したもの。


この時は、専門分野で書いていく
と思っていた。


何となく記事っぽいことを書いた
最初は、発達障害についてだった。


私は幼少期からの生きづらさについて、この世の中の全世界に公表したことになる。


幼い頃からあった、生きづらさや、
死にたい気持ち、生きていたくない気持ちについて、8ヶ月間の間に、
3回ほどにわたって書いたりもした。




そして、2021年のお正月から
新たな挑戦をはじめた。


今のところ、毎日書く
という点については順調なよう。


変わらないのは、
非正規労働者、実家暮らし、
親の扶養で生かしてもらっている、
薬を飲んでいる、という点で

あらゆることがかわった。



noteを書いていると、
過去の自分が書いたことなのに、
「へぇ〜この時はこういう人間で、
こういう価値観でこういうこと考えて
こんな悩みを抱えていたんだぁ」
なんてまるで他人事のように思ったり


一方で、その、黒い文字として、
点の集合体で文字と認識できる
その過去記事を読むことで、
"その時の私"の感性や価値観、考え方を思い出すこともできる。



noteをはじめたのは、
ひょんなことだった。


それまで、公のSNSにこうしたことを書いていたら、友人や先輩に、
ブログ媒体とかに書きなよと言われ、

とりあえず、過去に書いたその言葉を
写真に撮してそのままコピペする形で
noteという媒体をはじめた。


真夜中に書いたこともある。
朝起きてすぐに書いたことも、
電車の中で思いついてメモしたこともあれば、昼間に起きてきて、
グタグタと書き始めたこともある。



毎日2年間というわけではないけれど、
それでも2年前にはじめたことを、
今も続けている。今年は、もう
50日近く毎日noteを投稿している。


note記事は、全世界への公開である。
だから、最初の方は、かなり慎重だった。


それにもともと、noteでは、
大学院までの専門分野について
記事にして書こうと考えていた。


その、
専門分野を書けるようになるまで、
頭の中にあるごちゃごちゃを、
吐き出すような感覚で記事を書いていた。


結局、そのごちゃごちゃとやらは、
ポンポンと、弾けるポップコーンみたいに止まらないし、


noteの読者層をみても、
ユーザーをみても、
かなり深堀した専門的な、
それも、それなりの地位をもっている
人の発信でなければ、専門分野では
読まれないと判断した。



それに私もどちらかと言えば、
随筆的な文章の方が書きやすい。


それも、個人的経験ではなく、
広く世の中の人も経験しているであろうことが良いこともわかっている。
個人的経験ばかりだけれど。


自殺の記事がよく読まれるのは、
そういうことだろう。


でも、もう私は、
自殺したい願望を持つ当事者として
きっとこの先も書くことは無いし、
そう願っている。



過去に、その記事を書いた時の私は


すべて、どの記事もどの地点でも、
前日の私でさえも、
今の私とは異なる。


学生時代に1番長く続いたアルバイトの塾講も、3回塾講を経験して3回とも
1年で辞めてきた私が、


飽き性の私が、
ここまで書き続けているのは、
ただただ、私のこの、
饒舌で、頭で出てきたことを
口に、文字にしないと、
頭の中がパニックになるその私の、
思考の整理の大きな一助となったのが
noteという媒体だからだろう。



noteを書き始めて良かったなと思う
もうひとつのことは、少し考えて
文字を発するようになったことだ。


2年もやってきて、
まだ優雅な文章力は身につかず、
稚拙な感じを覚えるけれど、


少なくとも2年前よりは、
ずっとずっとnoteに使い慣れたし、
文章も少しくらいは手慣れてきた。
それによって他のことでも、
少しずつ、書くときに
どんな言葉を選ぶのか、考えるようになった。


おそらく、noteという媒体を
得なかったら、私は、ここまで
書く文字に、公にする言葉に、
気をつけるようにはならなかったし、


noteを書くようになったから、
自分自身の考えを、感覚を、
アウトプットして客観視したし、


自分との距離をとるようになり、
人との距離もとるようになった。



人は、2年あれば十分にかわれる。


おそらく、2年前までの私、
いや、1年前の私だって、
それらを、きちんと自分の問題を
自分のこととして抱えていられなかった。


誰か一人に言えば、言ってしまったことに罪悪感を覚えるから、
不特定多数の誰か、に向けて
マイナスなことをつらつらつらつら、
2年以上書き連ねていた。


そういうのを意識して
やめられるようになったのは、
ここ3ヶ月ほどの話だ。


それでも私は変わった、はず。


人より成長は遅いかもしれない、
この歳で出来るようになることでは
ないかもしれない。


それでも今出来るようになるために
少しずつきっと変わってきた。


2019年2月16日、noteを始めた日、
既卒満1年を目前に控え、
焦っていた25歳の私。

2年経って27歳になっても、
定職と定収は得られていないけれど、
結婚しているとおもったのにしていないし、実家すらでられていないけれど、


もう、あの時の私ではない。


確実に、この2年で、
特にここ半年ほどで
思考が変わった。
マインドが変わった。


もともとの、
大学院までにやってきた専門分野について発信したい、


というものは、まだ実現していないし
全体的に見てnoteを使用するユーザー
が求めていることでもなさそうだ。


2年経ったら、わたし自身が、
専門分野について門外漢のレベルで
わからなくなったし、英語も全く
読めず書けずきけずはなせず
になってしまった。



いずれ専門分野の記事を書こうと
はじめたnoteは、毎日の何気ないことを、考え事を書く場として定着した。


きっと、今はそれでいい。
それでいいんだ、と思う。



2年経ったらもっと違う自分がいる、
ときっと過去の自分は期待していた。

2年経ったら、もっと上手に
文章を書けるようになっていると
思っていた。


2年経ったらもっと全く別の、
理想の自分に近づいていると思っていただろう。



親にも周りの人にもよく言われる。


ー どうすんのこの先、
これまで無駄な3年過ごして、ー

と。


私のこの3年間、他人から見たら
無駄で何も変わらないのだろう。


だから、私も、
一般的な健康的なまともな
自立した大人としての生活、というものをどれひとつ送れていないという意味で、

怠惰な私、という言葉を多用する。



だけれども、私のこの3年間は、
私にとっては無駄ではなかった。
むしろ収穫だらけだった。


これからは、自分で、
感じることができている程度の、
その"変わった"をきちんと
芽を出し、花を咲かせ、実(身)になり、
他者へ還元していくべきなのだ。



この3年間を、
経済的に生活的に支えてくれたのは
両親だった、


この3年間、精神的に支えてくれたのは
親愛なる大学院時代の友人だった。



そして、それ以外のこれまで出会ってきた方々だった。



今だって、誰にでも心を開くわけではないし、分かり合えるわけではないけれど、


みんな、職歴のない私のことなんて
何コイツって感じで見てるんだろう


なんて思って勝手に自信喪失し
勝手に人に棘をむけ、
人と関わりたくなかった、
3年前の私は、


もうすっかり、人が変わった。


これからも、飽きるまでは、
執筆しよう。もちろん、
未来永劫、全世界に公表されると
もう一度肝に銘じて。


3年間で、私の記事を読んでくださった全ての皆様、


いいねを押してくださった全ての皆様、


これまでにフォロー、コメント、
または支援をくださった皆様、


ありがとうございます。


そして、これからも、
よろしくお願いします。



素人だから、書かなければ
どんどん文章は粗くなる。
だから、毎日書くことにした。


#note記念日

#2周年

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