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ライブレポート【前編】@富岡さくらモール(福島県)'𝟚𝟛/𝟖/𝟐𝟎㈰実施


※後編(9月上旬目安)では、共演者のFRUITSさんの感想と共に、運営者で茶話会も開いてくださった「音カフェ721」の皆様についてのご紹介を書き進める予定です。


●「さくらライブ」のご案内(富岡さくらモールにて毎月第3日曜を目安に開催中!)

↓次回は9/17㈰13:00-14:40の実施です。
★通常60分のところ、100分の拡大版で実施されます。

●当日のセットリスト


OP:ひたちチャイム
MC:自己紹介~ふくしま・ときわ路との関わり~
1:自作曲メドレー
※新白河駅でのストリートピアノで作曲した楽曲も披露
2:夏曲メドレー
~渚のはいから人魚・夏のお嬢さん・夏の扉・世界でいちばん熱い夏・真赤な太陽・真夏の夜の夢・真夏の果実・フラガール~
MC:福島県のご当地キャラ:キビタンって何者?
福島県民の歌
3:東北電力CMソング~やらねばなねすべ よりそうeネット~
MC:歌詞の中に登場する数々の方言の意味は?
MC:福島中央テレビ
4:郡山メドレー
~‪ゴジてれSun!のうた・ゴジてれChu!テーマ曲(中テレ)・キセキ(GReeeeN)~
5:即興曲:活動名「つゞら」の由来

使用楽器:電子キーボード(MICROPIANO/KORG)・4のみ鍵盤ハーモニカを併用
日時:'𝟚𝟛/𝟖/𝟐𝟎㈰13:35-14:00
場所:富岡さくらモール(毎月第3日曜を目安に開催)
ご案内・問い合わせ
https://www.facebook.com/profile.php?id=100086107027179

●この日を迎えるまでの導きと到達点


福島第一原子力発電所の処理水が放出される4日前、私は富岡町内で毎月開催中のライブステージ:「さくらライブ」に出演しました。
本来、県外人の❛よそ者❜ですが、前年度の福島県営の関係人口拡大プロジェクトの参加者として、常磐線沿線の出身者として、どんな相互交流ができるだろうかと考えながら、曲目を選びました。
他方、12年前の東日本大震災当時、復興ボランティアに参加しなかった私にとって、一つの到達点であり、今更でも、少しでも、私なりに還元できたものがあればと思っています。

(※最近、ストリートピアノで5~10分間黙々と演奏するパフォーマンスを披露していた私にとって、25分間もお時間を頂いたライブはもっと交流の場にしたいと思い、トークライブに音楽を取り入れる流れで、エンターテイメントというものを意識してみました。
 ステージ終了後の茶話会は、そのトークに拍車がかかって、ライブステージと一体化した時間だったなあと思い返します(^^♪

私の生まれは約200㎞離れた千葉県内ですが、その場所は、国道6号線とJR常磐線が並走する内側でした。
幼少期から常磐線の駅で流れるメロディが、私の音楽への興味をかき立ててくれた一面もあります。
今回のライブステージはまさにその【ときわ路】を縫う一帯を北上した地点と気付き、幼少期に抱いた旅情や郷愁めいたものを感じずにはいられませんでした。
極めつけと思うのは、ライブの開催情報を知ったきっかけは、33歳の誕生日同日、初めて下車した富岡駅の広報スペースで、主催者の方とは面識が無い中、自ら問い合わせました。運命的な巡り合わせだったと思っています。

震災後の10年間、私は生涯にわたって足を踏み入れてはならない地域なのではないかと委縮し、一般的に❝被災地❞として認知されている地域に訪ねるきっかけを見出せずにいました。
しかし、コロナ禍による転出人口の増大がきっかけで、'22年に福島県が県外在住者(主に東京近郊)向けに関係人口拡大プロジェクトが開催され、ここに参加したことをきっかけに、展開が変わります。
県内全域の方と交流が広がり、(原発事故の避難区域が徐々に解除されている)相双地域にも、本年('23年)3月、足を運ぶに至りました。

県営プロジェクトは2月で終了しましたが、こうして参画が続いていることを光栄に思います。
今年度の継続参加は見送りましたが、茨城県の自治体を知る【いばらき編集ゼミ】というプロジェクトに参加することにし、ときわ路との関わりはまだ続くことになりそうです。

●後日談/宅録で新曲制作Chu!~デモ音源のご紹介~


帰宅後は、今回のライブの演目を再演したいなあという氣持ちが高まりつつ、新曲の制作が本格化しています。

茶話会からの帰り、いわき駅まで送り届けてくださった、共演者のお一人(FRUITSのギタリスト)が、シンガーソングライターの方で、作曲の話題に及びました。
その2日後、かつて常磐線沿線のストリートピアノで出会った、やはり作曲家の方と通話をしました。

すると、先ずは私自身がどんな曲づくりをしたいのか、改めて明確化したくなり、とにかく鍵盤を弾き始めました。
その結果、以下のプレイリストが出来上がるほどになりました。

弾き始めた時点で何か思い浮かぶとは限らず、特にどのジャンルの曲を作りたいというこだわりもなかったので、感覚としてはマッチ箱に手当たり次第にありとあらゆるマッチを擦りつけるように、作っていきました。
何色の炎が出るか?どんな燃え方をするか?というのはその時次第で、一定の長さが思い浮かんだ曲にしがみついたら、様々な楽曲が生まれました。
編曲に当たって少しだけ会話の中で出てきた着眼点を意識してみました。
(このプレイリストには未収録ですが、夢の中で思い浮かんだ楽曲を書き起こすまでに。)

ライブステージでのアウトプット、音楽仲間からのインプットを経た成果物としてご鑑賞いただけますと幸いです。

※9月上旬までを目安に、後編を投稿します。程々にご期待くださいませ!
 ひとまずここまでのご一読いただきまして、ありがとうございました。

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