who is me

みんながクリエイターなら、一人くらいデストロイヤーがいてもいいじゃない。

皆さまごきげんよう、相川七瀬です。違うか!

先日の自己紹介 (のような) 記事は、核シェルター並みの心の殻を持つ私にしては、なかなか突っ込んだところまで書けていたのではないかと思います。しかし自己紹介が終わったところで早速ネタが尽きてしまったので、今回も泣く泣く自分語りを引っ張りたいと思います。果たして半紙より薄い私のパーソナリティで、いったいどこまで引っ張れるのか。え? 心の殻は破壊しないのかって? ………。

前回の自己紹介の記事を読み直していて思いましたが、「名無しです」っていう自己紹介とはいかがなものでしょう。果たしてそれは自己紹介といえるだろうか。名無しと言われて「はい、そうですか」と納得する人がいるのだろうか。いたらいたでそれもどうなんだろうか。「名もなき破壊神」なんてもうただの変な人ではないか。おなかすいたなあ、今日の夕飯は何だろうか。

記事にも書いたとおり、私は名無しです。本当は名乗りたいのですが、実は旧ソビエトをはじめとする世界の諜報機関に追われているので名を明かせないのです。まあ嘘なんですけど。

こう見えて私は、そこそこに長いネット利用歴があります。長年ネットを見てきて思うことは、「ネットは便利だけれど使い方を誤るととても危険」だということ。このような独断と偏見から、私はネット上においてリスク回避を第一に活動するようになりました。極力その他大勢の一人の中に紛れ込み、どうしても特定の身分が必要な場面ではいくつかのペルソナ (*美男美女がいっぱい出てくるゲームではない) を使い分けるというわけのわからないコダワリがございます。って、私は本当にスパイか何かなの? ペルソナというと伝わりづらいかもしれませんので、そのときは「id」や「アカウント」と適宜読み替えていただければと思います。

こんなところまでわざわざアクセスしてくれるような人に悪い人はいないと信じて打ち明けます。現在私の note に使われている「ぱすてろなんとか」という文字列によって識別されるペルソナ。これは、実は本来あまり人目につくところには出てこないもので、俗に言う「裏アカ」です。厳密には裏とか表とかは決めていないので、ただいくつかあるペルソナのうちの「人目につかないやつ」というだけですが。

リスク管理というと大袈裟ですけど、例えばその辺のソーシャルメディアに登録した ID と同じ文字列でオンラインバンクのアカウントを作らないようにしたり、実名でブログを書いていない人が自分のブログを実在の知人に見つからないようにしたり、といった程度のものです。

そうやっていくつもペルソナを使い分けていると、名前という概念はペルソナを分離しさえすればそれ以外の属性は全て枝葉末節に等しいので、いちいち凝った名前を考えることにもあまり興味がなくなるんです。なんかモノホンのスパイのインタビューみたいになっちゃってますね…。

私だって本当は名乗りたいさ! でも、もし何かやっちゃってこのペルソナを捨てなければいけないときは、自分の名前まで捨てることになります。気に入った名前ほど捨てづらいし、交流のあった人からその名前に愛称なんて付けられていた日にはもう、ちゃんとお葬式をあげて名前を供養してあげたくなってしまうことでしょう。

まとめると、いざと言うときに尻尾切りするための複雑かつくだらないこだわりによって、私はかように身分を偽りながら隠密行動をしております。「こんな小手先のリスク管理なんかするより、名前を捨てる原因になるようなことを起こさないようにしろ」、という正論は聞かないよん☆ …こんなんだからお友達ができないんでしょうね。

そんなことより、投稿2回目にしていきなり私の最大の謎たる「匿名への執着」を種明かししてしまったではありませんか。いよいよ書くことなくなってきたね。どうする、私!? どうすんのよ!!!

続きは web で。

追記(2021/01/24)

いろいろと考えた結果、やはり「名無し」では不便でかつ味気ないので、当面の間「見返りゴルバチョフ」と名乗ることにしました。

ID の読みをそのまま平仮名表記した「ぱすてろいど」や、「名無し」という呼び方も依然として有効です。お好きな呼び方、呼びやすいもので呼んでいただいて構いません。

「見返りゴルバチョフ」という名前に深い意味はありません。お風呂入ってる間にふと思い浮かんだ言葉です。勢いがあって面白かったので、適当に名前にしただけです。説明するほどの由来もないのであえて書きませんが、当記事内に由来のヒントが隠れているかもしれません。