想うということ-「脈略」

出来るかぎり高頻度でnoteを更新する習慣をつけたいと思っているけど、いざとなると何を書けばいいか分からない。

思えば私は日常で起こった出来事を心のメモに残しておくことが苦手で、子供の頃から「今日はどんな日だった?」という質問が苦手中の苦手だった。
とにかく一日で自分が何をしたか、自分の周りに何があったかを覚えていないし、覚えていても「こんなこと人に言ってもな…」とシビアな基準で記憶の断捨離をしてしまうのでマジで世に出すものがないのだ。

このままじゃ文章を書くにも書けないので、今日から文明の利器に頼ってテーマを決めようと思う。

それがこちら。

このアプリでランダムに選ばれた単語について、想いを馳せてみようかなと思います。

初回のテーマは何になるでしょうか。。。

「脈絡」ってニュアンスは掴んでるし、日常でも使う言葉だけど辞書的な意味は知らない。

脈絡
血管。脈。
物事の一貫したつながり。筋道。「話に―がない」「説明に―をつける」

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%84%88%E7%B5%A1/#jn-213554

なるほど、2の意味は知っていたけど本来の意味である「血管」を認識してなかった。脈絡=血管だとすると、

「わたし、男の人の手に脈絡が浮いてるのとか見るとドキッとしちゃうんだよね。脈絡フェチなの」
「わかるー!いいよね、脈絡!」

みたいな会話があったとしても何ら不思議じゃないってことか。

毛細血管は「毛細」+「血管」ではなく「毛細血管」でひとつのかたちだと思うので、すっちーに脇の下を執拗に攻撃されたとしても

「毛細脈絡がいっぱいつまってるとこ、わきーっ!!」

とは吉田裕は言わないんだろうな。「毛細血管」の方が面白いし。

例えば友人何人かと話していて、ずっと黙っていたと思ったら突然それまでの会話に関係ないこと言い出す奴がたまにいる。
「確かにキーマカレーにすればよかったのか」とカレーの話をまったくしてなかったのに言ってくる、みたいな。

こいつは客観的にみたら脈絡のない発言をする人間だけど、たぶん本人は頭の中でカレー屋での注文について何周も何周も考えて、最終的な結論だけがつい口に出てしまっただけなので、こいつの中にはぶっとい脈絡が走っている。
そんで、そのカレーの話を詳しく聞いてみたらけっこうおもしろい可能性もある。

脈絡のない言葉や行動に遭遇したら、そこに内在している脈絡を探し出して血を通わせてみよう。新たな発見があるかもしれない。

さて、「脈絡」に想いを馳せたとて、未熟な私はこのくらいのお話しかできない。
今回は初回ということでこのくらいにして、もっといろんなことに話が派生するような引き出しをたくさん持ちたいものだ。

最後に、「脈絡」に関する絵でも載せとこうかな。

脈絡なく泣くバク

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