想うということ-「レース」

今日もスマホアプリ「アイデアの種」でランダムに選ばれた言葉に想いを馳せていきます。

今日はこちら。

私が小学生のころに名作ハード・NINTENDO64(以下、64)が発売された。

我が家はプレステ派だったので64は買わなかったが、友達は64をもっていたので友達の家にいくと64をみんなでプレイしたものだ。

家で一人でゲームをしていると気が付かないが、みんなでゲームをしているとあることに気づいた。

「あれ?オレ、ゲーム下手だ・・・」

64は4人同時にプレイできることが最大の魅力(プレステは基本2人プレイで、複数プレイ対応のソフトをやるためには別売りのアタッチメントをつけなればならなかった。)で、4人で遊べるソフトがたくさん発売されていた。
これがタイマンだったら「相手が上手すぎる」のパターンに逃げられるが、比較対象が3人もいてガン負けするとおのれの下手さをいやでも実感する。

特につらかったのが「マリオカート」で、レースで勝てないのはもちろんバトルモードでも一瞬で負けていた。
友達3人と私、コンピューター4人の計8人でレースをするのだが、友達に負けるのはもちろんコンピューターにも負けて7~8位になることがほとんどだった。

そんなもんだからレースに負けて「んだよっ!」みたいなリアクションをして友達が笑うみたいなノリがひとつのセットになっていたのだが、当時小学生の私はそこまでピエロになり切れず、「練習してうまくなるぞ!」とひそかに心に誓った。

さて、練習にあたり越えなくてはならない壁がある。
それは「NINTENDO64を買う」ということだ。
どういう流れで買ってもらったのか全く覚えていないが、友人に遅れる半年くらいで我が家にも64がやってきた。

早速友達が持っているソフト「マリオカート」や「スマブラ」を買おうと意気込んでいたが、ふと「誰も持っていないソフトを買って家でやればもう1位じゃない?」ということに思い至り、「64大相撲」と「ミッキーレーシング」を購入した。

「64大相撲」はいまいち操作方法がわからず、そもそも相撲も全然好きじゃなかったので30分ほど遊んだだけで二度と起動することがなかったが、「ミッキーレーシング」はそれなりに遊んだ記憶がある。
「マリオカート」を持っている友達を家に招いて「ミッキーレーシング」をプレイしてもちゃんと私が1位になれるくらいやり込んだ。

しかし、そこはゲーム上手の友人たち。
うちで「ミッキーレーシング」で遊ぶこと4~5回くらいで気づいたら全然勝てなくなっていた。
「あー、オレは自分しか持ってないゲームすら1位になれないのか」
と自分のセンスのなさを嘆いたものだ。

あのころもっとゲームが上手かったら今でもレースゲームをやっていただろうし、F1とかも観たりしたんだろうなぁと思う。現状として「レース」にあまりいい思い出もないし車も好きじゃないので全然F1とか観ないんだけど。

でもお笑いの賞レースは必ずチェックしているので「レース」には触れているのだなぁ、って今思った。

今年のM1はヤーレンズ決勝に残ってほしいね!

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