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自創作を振り返る#4『Dissonance.』

概要
4本目『Dissonance.
 本編・・・なし
 更新日・・2021/07/28
 注意事項・微GL

 本当は4本目別作品があったんだけど(識一)、ちょっとこれ取り上げて話すにはやや人を選ぶ内容になっちゃうので、ちょっとどうするか考えます。興味あれば遡って是非。
 自分の好きな関係性に所謂「天才と秀才」というものがあって、それに関する作品を書こうと思って書いた一次短編小説。あとGLに挑戦してみたかったんだと思う。この感じは。
 私の頭の出来がそんなに良くないから、小さい頃から続けてた音楽の分野なら多少書けるかなと思って書いた。表に出してないだけでこれに近しいプロットが5本くらいある。


あらすじ
 とある芸術学院のクラシック専攻では、夏のコンクールに向けて二重奏の練習が始まる。
 そこでペアになったのは、学長の娘のピアニスト鹿庭とヴァイオリニストの瀬田美智子。トップクラスの実力を持つ二人だったが、お互いにどうにも反りが合わなかった。
 センスと実力は交差してくれない。


振り返り・技術
 短い!
 読んでて思った、すごく短いこれ。もっといろんな情報欲しい。
 でも最近の作品の傾向的に、同じような展開がだらだら続くのがあまり良くないとされているというか、出来るだけテンポよく進めましょうって風潮になりつつあるから、それを考えると丁度良い……んだろうか? それにしたって短すぎるような気がしないでもないけど……。
 ただ、長編を書くことを意識しての一幕だとしたら情報量はこんなもんで良いかなという気もします。ただ単発の短編として読むには正直情報が無さすぎるな~。せめて鹿庭さんの下の名前くらい上手いこと出してほしかった。
 でも自分のことだからなんの意味もなくちょっと珍しい苗字使わないような気がするんだよな……。なんかの曲名とかから取ったのかな? これが読み解ければ鹿庭さんの下の名前分かるかもしれない。
 う~ん……。ベートーヴェンの『田園』とかだろうか……。園子?


振り返り・内容/キャラ
 純粋な好みとして、元々高飛車な女の子がめちゃくちゃ好き。くぅ~ッ!コイツ腹立つ~ッ!かわいい~ッ!!てなるので、瀬田さんはそのイメージで作った記憶があります。
 それから天才肌の無自覚煽りする子もめちゃくちゃ好きで、鹿庭さんはそっちを意識して書いたんだろうな、多分。
 内容はめちゃくちゃ薄いので正直特に特筆することが無いような気もする。逆に何かありますか?(聞くな)


裏話とか思い出話
 瀬田美智子…主席入学のヴァイオリニスト。この子は実は家がめちゃくちゃ貧乏の母子家庭の子。最後に腕時計を確認してたのはピアノ教室の受付のアルバイトのためって設定があります。
 あまり裕福な家庭ではないので、それを分かって良い子にしてたんだけど、学校の授業の一環で見たクラシックコンサートのヴァイオリンが忘れられなくて、無理を言ってヴァイオリンを始めた子。死ぬ気で練習して、なんとか芸術学院に進学した。めちゃくちゃなアレンジをするってのも、教室に通えずに独学でヴァイオリンをやっている癖。ただそれが結果的に良いアレンジとして評価されて進学できた。
 2年も前だけど意外と設定って覚えてるもんだね。
 鹿庭さん…直感型の天才肌。実際自分が天才だという自覚もあるんだけど、致命的な欠点として楽譜が読めない。単語とか全然分からない。でもなんとなく曲の雰囲気から察して結果的に楽譜通りに弾けてしまう。使い方として正しいのか分からないけど、憑依型のピアニスト。
 クライスラー…オーストリア出身のヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラー。さも知ってて当然のような流れで名前を出すんじゃないよ。
 ユーモレスク…これは完全に裏話なんだけど、自分がまだ保育園の時にドヴォルザークの「新世界より」を弾いていて、他にもいろんな曲をやったはずなんだけど特にこの曲の印象が強かった。ので、ドヴォルザークの曲がいいな~って思って調べたらユーモレスクがあった。
 丁度そのくらいの時「月光」て曲も練習した記憶があるんだけど、少なくともベートーヴェンの「月光」でないとは思うんだよな……。今まで何回か調べたんだけど、小さい頃に弾いた「月光」が誰の「月光」か未だに分からずにモヤモヤしている。ドビュッシーでもない。ベートーヴェンのどっかの楽章なのかな~?
 と思って本当に今全楽章聞いてきたんだけど可能性があるとしたら第二楽章……でも弾いたことあるならピンとくるはずなんだよな~。う~モヤモヤする。
 丁度いいのでクラシックの話ちょっと続けるんですが、クラシック音楽って作曲家によって特色が出るとは思うんだけど、中でもショパンってめっちゃ分かりやすくないですか? 聞いた時に「あ、これショパンでしょ」ってなる。
 音感能力について…瀬田さんには多分絶対音感か相対音感があると思います。いや、創作はファンタジーな部分もあるんだけど、現実的な視点で見ると、小学校から音楽を始めて主席入学できる実力となると、元々の音感能力がかなり高いと思う。
 ちなみに鹿庭さんは絶対音感がある。人の話し声とかも音階で聞こえるタイプの結構重めの絶対音感持ち。
 作者の自分はやや相対音感があるので、ちょっとだけ耳コピできるかも、って程度。ただ適当な鍵盤一つ弾かれて「これどれ?」て聞かれた時に当てられる程度の音感はある。


感想
 これもっとちゃんと詰めて長編にしたいな~って思った。長編にするのむずいからボツ! てのも込みで単発一次をあげてるんだけど、今ならこれ上手いこと調理できそうな気がする。
 ピアノ習ってた頃はもうとにかく練習が嫌いで嫌いでたまらなかったので殆どピアノ触ってなかったんだけど、今はもう完全に趣味で好きな時に好きなように弾いてるのでピアノやってた頃より多分ピアノ弾ける。
 ので、クラシックの楽譜買い直して、どれか弾きながら直接作品に反映とか出来ないかな~って思った。


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